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12月 ウメのせん定技術を学ぶ

更新日:2018年1月10日 印刷ページ表示

要約

 ウメ産地を確実に次世代につなぐため、ウメの生産安定を目的として、西部農業事務所管内の榛名、箕郷、碓氷安中、甘楽富岡などでせん定講習会を開催しました。

1 ねらいと背景

 本県の基幹果樹であるウメは、省力果樹として西部中山間地域で生ウメ市場出荷を中心に栽培されてきましたが、生産者の高齢化、後継者不足、園地の老樹齢化等による担い手不足や生産量の減少に伴い、年々産地維持が困難になってきています。
 そこで、ウメ産地を確実に次世代につなぐため、産地を支える担い手へ安定生産や作業性の改善に向けて、せん定講習会を行いました。

2 取り組み内容

 11月7日から11月28日にかけて、西部農業事務所管内の榛名、箕郷、碓氷安中、甘楽富岡などの各地域でウメのせん定講習会を開催し、合計で約110名の生産者が参加しました。せん定の目的や対象となる枝について説明し、実技を交えてせん定管理について生産者に周知しました。
 また、近年は定年帰農者等の初心者も増加しており、幅広い担い手育成を図るため、「ウメ初心者向け栽培マニュアル」を作成配布し、初心者と経験者とを2班に分けて講習会を実施したところ「分かりやすかった」「基本的なことも改めて説明してもらいよく理解できた」等の意見も多く好評でした。

3 今後の方向

 県育成新品種の導入等による老木樹の改植や、新規就農者支援講座等による担い手育成など併せて支援し産地の活性化を積極的に行っていきます。

榛名地区の画像
榛名地区

甘楽富岡地区の画像
甘楽富岡地区

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