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1月 カキの有望品種説明会と干し柿試食会を開催
更新日:2018年4月3日
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~高接ぎ更新による平核無の導入に向けて~
要約
神流町で干し柿の安定生産のために、有望品種「平核無」の説明会と干し柿試食会を開催し、今年の春に「平核無」を試験的に導入することになりました。
1 ねらいと背景
神流町蜂屋柿生産者組合は、冬季に蜂屋柿で干し柿作りを行っている組合です。蜂屋柿からは高品質な干し柿が出来ますが、一方で収穫前に落果しやすく、生産が安定しないといった課題があります。そこで、普及指導課では柿の安定生産のため、有望品種「平核無」の導入に向けた取り組みを行いました。
2 取り組み内容
12月21日、神流町蜂屋柿生産者組合役員を対象に、有望品種「平核無」の説明会と干し柿の試食会を開催しました。「平核無」は、果実が落ちにくく、豊産性が特徴の品種です。高接ぎによる品種更新で、試験的に導入してはどうかという提案を行ったところ、「収穫前に果実が落ちないのは良い」など反応も上々でした。また、事前に生産者に平核無の干し柿作りを依頼しており、その試食会もあわせて行いました。平核無の干し柿を食べた生産者からは、「大きさがちょうどいい」といった声が聞かれました。今回の説明会と試食会を受け、生産組合では今春に平核無を導入することが決まりました。
3 今後の方向
4月中旬に高接ぎ講習会を行い、平核無を試験導入します。また、引き続き講習会と神流町ケーブルテレビを通じて、病害虫防除や栽培管理の情報提供を行っていきます。
平核無の品種説明会の様子
平核無で作った干し柿