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9月 上野村キク産地維持の取り組み

更新日:2018年9月27日 印刷ページ表示

要約

上野村のキク栽培は40年以上の歴史があり、高い市場評価を得てきましたが、生産者数の減少が大きな課題となっています。そこで、関係機関が連携し、担い手確保のための活動を行っています。

1 ねらいと背景

 上野村のキク栽培は40年の歴史があり、最盛期には20戸以上の農家で5へタール栽培を行っていましたが、現在は農家4戸、栽培面積も約1.2ヘクタールなっています。産地維持のため生産者、JA、村、西部農業事務所の関係者で検討会を重ね、後継者確保のための取り組みを進めてきました。

2 取り組み内容

 昨年度から村内で担い手候補の掘り起こしを行ったところ、2名の希望者がありました。そこで希望者のキク栽培の知識を深めるため、藤岡地区農業指導センターを中心に農業体験研修を計画しました。8月28日には、上野村役場で出荷動向や経費、栽培の基礎知識習得を目的に研修会を開催しました。9月5日と8日には、生産者ほ場にて農業体験を行い、生産者からは薬剤散布や収穫調整作業、パイプハウスのメンテナンスなどの技術指導、藤岡地区農業指導センター職員からは情報提供を行いました。参加者からは、栽培技術や病害虫防除、農地等について質疑もあり、今後の栽培への不安解消や意欲の向上につながりました。

3 今後の方向

研修生に対しては、今回の研修の感想や意向を確認し、今後の定着に向けて支援を行います。また、今回の成果を踏まえ、より良い受入れ体制を確立するため、今後も関係機関と連携を進めていく予定です。

事前研修の様子写真
事前研修の様子

農家研修の様子写真
農家研修の様子

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