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12月 藤岡市「切り花シンビジウム」出荷最盛期
更新日:2019年1月22日
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要約
年末の需要期を迎え、藤岡市の「切り花シンビジウム」が出荷最盛期となっています。平成26年の雪害で減少していた出荷量も回復してきており、普及指導課では販売促進活動を支援しています。
1 ねらいと背景
藤岡市の「切り花シンビジウム」は全国でも有数の産地で、「藤岡市洋蘭組合」、「上州の蘭2011」の2組織で栽培しており、年末の需要期に入り出荷最盛期を迎えています。平成26年の大雪による被害で生産量が減少しましたが、再建後に導入した株も採花が始まり、出荷量の増加が見込まれています。
2 取り組み内容
産地では、需要期を前に積極的にPR活動を行っています。「藤岡市洋蘭組合」は、11月16日に出荷市場担当者を招き販売対策会議を開催し、圃場見学による生産状況や品質の確認をするとともに、今年の品種動向や出荷方法についての意見交換を行いました。「上州の蘭2011」は、11月30日に大田市場内の仲卸店店頭で、生産者が直接産地の切り花を買参人や買出人に販売し、産地PRを行いました。
普及指導課では、出荷実績資料やPR資料を作成し、販売促進活動の支援を行っています。生産者は、実需者と直接会話することで需要期に向けた商品に対する評価や売れ筋を実感することができました。
3 今後の方向
今後、消費需要拡大を目的に県庁やぐんまちゃん家で切り花展示を行い、積極的に藤岡市の「切り花シンビジウム」のPR活動を支援していく予定です。
写真1 販売対策会議時の圃場巡回
写真2 大田市場でのPR