4月 「国府果菜苗組合」現地巡回指導
要約
国府果菜苗組合では、生産農家全戸を巡回する春苗巡回を行いました。生育状況や管理状態を確認することで、苗生産の均一化や若い生産者の技術の向上が図られました。
1 ねらいと背景
高崎市国府地区を中心とした生産者15名が、野菜苗の生産を行っています。若い生産者も入り、苗生産活動が活発になっています。一般向けの苗が中心ですが、露地ナス等の農家向けの苗生産も増えています。農家向け苗の需要が高まっていることから、良質苗の安定生産が重要になっています。
2 取り組み内容
4月4日に、生産者と関係機関の担当者で、春植え野菜苗の栽培状況を確認する巡回を行いました。今年は気温が平年よりも高く推移しているため、特にかん水や温度管理に注意して栽培しています。巡回の中で、かん水の控えすぎに注意し、苗にストレスを与えないよう指導しました。また、目揃え会では、JA全農ぐんま花木流通センター等とともに出荷予定の確認等を行いました。
3 今後の方向
春苗は4月13日から5月末まで、JA全農ぐんま花木流通センター他、各JAの店舗等に出荷されます。今後もJA全農ぐんま、JAはぐくみ、種苗会社、普及指導課が連携しながら生産から販売まで、総合的に支援して、組合員の経営安定に努めていきます。

