12月 露地ナス栽培の実績検討会の開催
要約
令和元年11月19日にJA碓氷安中ナス部会の実績検討会で、販売実績のまとめと栽培総評を行いました。今年度は天候不順の影響などから、生産量、販売額は前年割れとなりましたが、多くの生産者が出席し、次年度に向けた活発な意見交換が行われました。
1 ねらいと背景
JA碓氷安中ナス部会では、露地ナスを重点推進品目として位置づけており、普及指導課では露地ナス産地の生産安定を重点課題としています。
2 取り組み内容
普及指導課では定期的な栽培講習会、現地研修会やGAP手法による管理改善等の支援を行っており、締めくくりの実績検討会が開催されました。本年度の販売実績は、出荷量が385トン(前年比86%)、販売額が142,834千円(前年比82%)と4年ぶりに前年割れとなりました。一番の要因は、6月下旬~7月中旬の日照不足及び低温と考えられます。
実績検討会への出席率は高く、生産者個々の実績を分析し、産地の底上げが提案されるなど、活発な意見交換が行われました。
3 今後の方向
普及指導課では、同検討会で実施した生産者アンケートも参考に、IPM技術の導入、土壌病害対策、新規栽培者の支援などでV字回復に取り組んで行きます。

