2月 日本一の露地なす産地づくり
要約
群馬県西部地域では管内5JAと関係機関が連携し、「日本一の露地なす産地づくり」に取り組んでいます。今年度は農業農村振興計画2016-2019地域重点プロジェクト」が最終年となり、活動のとりまとめとして1月30日に実績検討会を開催しました。
1 ねらいと背景
西部地域では平成24年度より、管内5JA(JAたかさき、JAはぐくみ、JAたのふじ、JA甘楽富岡、JA碓氷安中)と関係機関の担当者が各産地のレベルアップを図るため、現地研修会や検討会を開催し、露地ナス振興を図ってきました。
2 取り組み内容
高崎合同庁舎会議室を会場に16名が出席し、今年度の栽培を振り返り、各JAより取り組み実績の報告がありました。栽培期間の7月上・中旬は低温、日照不足が著しく、9月以降の高温少雨、10月中旬の台風の影響により大幅な減収が心配されましたが、各産地(JA)の栽培努力により、西部地域全体の収量は前年比89%となりました。また、産地動向のなかで、現時点における令和2年度の新規栽培者は11名でした。
3 今後の方向
関係機関との連携を強化し、新規栽培者の掘り起こしと定着支援、生産性の向上、経営ならびに生産安定によるナスの生産振興を図ります。

