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11月 キウイフルーツ高品質果出荷に向けての取り組み

更新日:2021年1月22日 印刷ページ表示

要約

甘楽富岡地域では、11月上中旬から主力品種の「ヘイワード」の収穫が始まります。生産者同士の情報共有と出荷品質の向上をはかるため、「収穫前糖度検査」と「出荷目揃え会」を行いました。

1 ねらいと背景

甘楽富岡地域(富岡市、下仁田町、甘楽町)は、県内でも有数のキウイフルーツの産地で栽培面積約54ヘクタール、栽培者数112名となっており、市場を中心に出荷されています(JA甘楽富岡販売金額約1億円)。
毎年、部会員同士の情報共有や出荷品質の向上のため、管内の広域組織である「JA甘楽富岡キウイフルーツ専門部会」を主体に、「収穫前糖度検査」や「出荷目揃え会」を実施しています。普及指導課では、収穫時期を判断するための「収穫前糖度検査」の支援や「出荷目揃え会」で出荷の注意点について指導を行っています。

2 取り組み内容

10月30日、11月4日、6日に計5地区で「収穫前糖度検査」を実施し、76戸の生産者が参加しました。主要品種である「ヘイワード」の収穫基準糖度を7度以上としていますが、全体の平均糖度は6.6度となり、5カ年平均よりも0.4度高いことから収穫時期が早まることが予想され、収穫が遅れのないように指導を行いました。
11月18日には、「出荷目揃え会」を実施し、出荷品質の確認をしました。出荷物の荷姿を確認し、出荷規格について再認識しました。
天候不順で栽培が難しい年でしたが、品質のキウイフルーツが出荷できる見込みとなり、同席した市場関係者も期待を寄せていました。

3 今後の方向

収穫前糖度検査では、地区ごとに品質のバラツキがあったため、高位平準化を目指し品質の向上を行います。また、根腐れのような原因不明の立ち枯れ症状が発生しているため、土壌改良を中心に指導を行っていきます。

出荷目揃え会の様子写真
写真1 出荷目揃え会

出荷前のキウイフルーツの写真
写真2 出荷前のキウイフルーツ

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