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7月 イチゴ香港向け輸出の取組み

更新日:2021年8月17日 印刷ページ表示

要約

高崎・安中地域のイチゴ農家は直売や摘み取り園が多く、コロナ禍で客数の減少が避けられない事態となりました。また、新規栽培者も増えてきており、新たな販路の選択肢として生産者が興味を持った輸出について、実現に向けた支援を行うことで経営の安定化を図ります。

1 ねらいと背景

ぐんまブランド推進課(以下ブランド推進課)と連携し、輸出を希望しているイチゴ農家の輸出実現を支援することで、高崎・安中地域のイチゴ産地としての新たな販路を開拓し、活性化させていきます。また、多品目との混載輸出も視野に入れ、群馬県産野菜としての輸出につなげていきます。

2 取り組み内容

 ブランド推進課からの照会を受け、香港向け輸出に興味を示しているイチゴ農家の輸出要望書作成を支援し、大手輸出業者にその意向を示しました。すると、先方が興味を示し、早急に輸出に取組む流れとなりました。ブランド推進課と連携してイチゴ農家と先方とのリモート商談を実施し、また、放射性物質検査や空港への配送手配、輸送時の品質維持等を支援しました。6月上旬の輸出でしたが、ロス率は低く抑えられ、品質について現地での高い評価を得ることができました。

3 今後の方向

 次作での輸出量拡大に向けて、資材や価格の詳細を詰めていくための支援を行っていきます。また、この事例を紹介し、輸出に取り組むイチゴ農家の増加を図っていきます。

香港の小売店での様子の画像
写真1 香港の小売店での様子

ボックスチャーターでの配送の画像
写真2 ボックスチャーターでの配送

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