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4月 水稲講習会の開催
更新日:2019年7月26日
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高品質・安定生産に向けて
水稲の作業開始を前に講習会が開催されました。昨年は夏期の高温でひとめぼれが3等になったため、高温に強い稲作りを目標に指導しました。
1 ねらいと背景
多野藤岡地域では約700へクタールの水稲が作付けされています。近年、水稲栽培では稲こうじ病の蔓延や高温登熟障害等が問題となっています。また、異常気象と呼ばれる年も増えており、水稲栽培では状況に応じたきめ細かい管理が求められています。
2 取り組み内容及び成果
講習会はJAたのふじの主催で3月19、20日の2日間に計3回開催され、合計64名の生産者が出席しました。
農業指導センターからは、育苗時の注意点や高温登熟障害対策、近年増えている稲こうじ病の対策等について解説しました。また、昨年試験栽培を行った新品種「いなほっこり」について情報提供を行いました。あわせて、農作業安全や農薬適正使用について呼びかけました。出席した生産者は熱心に耳を傾けており、質疑応答も活発で関心の高さがうかがえました。
3 今後の方向
5月から播種作業の準備が始まるため、巡回指導等により適切な管理を呼びかけます。
今年も関係機関と連携しながら、高温等の気象状況に応じた情報提供および技術指導を行っていきます。
講習会の様子