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11月 多野藤岡農村女性リーダー視察研修会を開催

更新日:2020年1月29日 印刷ページ表示

6次産業化と地域おこし

 11月13日、多野藤岡農村女性リーダー視察研修会を開催し、「富岡おやきいと」(富岡市)にて、視察研修会を行いました。

1 ねらいと背景

 男女共同参画推進母体として様々な活動に取り組んでいる多野藤岡農村女性ネットワークを対象に、農業経営や起業活動の改善に役立てる事を目的に先進事例を学び、活力ある農村社会づくりの一助として研修を行いました。

2 取り組み成果

 今回は、富岡市内のおやき販売店舗見学を行い、6次産業化の取り組みについて聞き取りました。農村女性ネットワーク役員等15名のほか、関係者が参加しました。

(1)6次産業化の取り組み

「富岡おやきいと」を経営する母娘から現在までの経緯を聞き取りました。理容師から桑苗生産農家に嫁いだ母親の「粉文化を伝えたい」思いと、その夫が考えた富岡市内「地域活性化」の思いが合致して、平成20年に空き店舗対策事業の対象になりました。空き店舗を改装した店頭には地粉と自家製「桑の葉」を素材に加えた「まんじゅう」と各種具が入った「おやき」が並んでいました。現在は、子供の頃から家業を手伝ってきた次女が母親と共に店の運営に参加して、お二人で手際よく対応していました。
研修参加者からは、家業である農作業と店舗運営の時間配分、菓子のユニークなネーミング理由やポップ作成方法などの質問が続きました。

(2)農村女性活動について

母娘それぞれが地元農村女性組織に加入しており、母親は富岡生活研究グループ連絡協議会に、次女は若手農村女性組織「絹女」に所属して地域活動の取り組んでいます。
多野藤岡地域について参考となる若手農村女性についての話題が提供されていました。

3 今後の方向

「富岡おやきいと」の事例や富岡市内で行われている地域振興も見学することができ、有意義な研修となりました。今回の視察内容を多野藤岡地区の女性農業者の活動支援と農業振興に役立てていきます。

経営者からの説明を聞く様子の画像
経営者からの説明を聞く様子

試食しながら質疑応答をする様子の画像

試食をいただきながら質疑応答

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