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2月 地元中学生への「奥多野の味」伝承の取り組み

更新日:2020年3月4日 印刷ページ表示

 奥多野生活研究グループ連絡協議会では、平成15年より、上野村・神流町の中学校1年生を対象とした郷土料理の伝承活動を行っています。

1 ねらいと背景

 上野村、神流町の子供達は、進学等のため中学校卒業後は地元を離れ県内外の高校へ進学し、そのまま奥多野地域を後にするケースが多くみられます。また、家庭においても、郷土料理や伝統食が食卓に上る機会が少なくなっています。
このような背景を受け、奥多野生活研究グループ連絡協議会では、「奥多野の味」伝承を目的に、会員が材料提供と料理説明・調理指導する活動を学校行事の一環として継続中です。

2 取り組み内容と成果

 1月24日に「奥多野の味伝承講習会in上野中学校」を実施し、1年生9人が参加しました。そして、1月30日に「奥多野の味伝承講習会in中里中学校」を実施し、1年生6人が参加しました。講習は食材・料理説明から始まり、群馬県産「さとのそら」の小麦粉や神流町特産「アワバタダイス」で造った味噌を使った「おきり込み」と地元で栽培した小豆やサツマイモで作る「いきなりまんじゅう」、奥多野産の「赤じゃがいも」を使った「赤じゃがいもの味噌いため」を調理しました。
 講習会の様子は学校のホームページで紹介され、郷土料理を周知する事ができました。

3 今後の方向

 同協議会の若手会員に技術を継承し、また、子供達への食文化の伝承や地産地消活動を通じて、移住した住民と地元の食文化を再認識して次代へ繋げられるよう、今後も継続した支援を行います。

野菜の切り方から学ぶ様子の写真
野菜の切り方から学びます

初めての麺打ち体験の写真
初めての麺打ち体験

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