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3月 GAP導入による経営改善支援
アスパラガス生産者がGAP第三者認証を取得
GAPに取り組むアスパラガス生産者に対して、継続的に農場の改善支援を行っており、3月に多野藤岡地域では初となるGAPの第三者認証を取得しました。
1 ねらいと背景
GAP導入により経営改善に取り組むアスパラガス生産者に対して、継続的に支援を行い、第三者認証取得を目指しました。第三者認証取得は、管内では初の取組となります。
2 取り組み内容
GAP導入にあたっては、まず始めに生産者に対してJGAP指導員基礎研修の受講を勧めました。JGAP指導員資格を取得し、GAPへの理解度が進んだことで、第三者認証取得への意欲がわき、大きく前進化しました。
続いて、農場の環境整備や書類整備のため、8月から月に1~2回程度、生産者と共に自己点検を実施し、衛生管理の改善や整理・整頓・清掃を進めてきました。さらに、11月から3回に渡ってコンサルタントによる農場の確認と改善指導を受けて審査への準備を進め、3月4日にJGAP認証を取得しました。
生産者によると、GAPに取り組んだことで従業員の意識が変わり、従業員から積極的に改善方法が提案されたり、農場整備を任せられるようになったといった変化が見られたとのことで、早速GAP導入による経営改善効果が現れました。
3 今後の方向
認証取得は経営改善のスタートで、継続が重要であるため、定期的な自己点検を行いながら、維持審査と追加品目認証審査に向けて支援していきます。また、今回のケースをお手本として、管内生産者に対してもGAPの理解促進を呼びかけていきます。
コンサルタントによる点検支援
改善された作業場における審査