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12月 Uターン就農者、女性農業者、新規参入者セミナー

更新日:2021年2月3日 印刷ページ表示

家族で農業を営むコツを先輩農家に学ぶ

 12月4日、就農して5年以内の、Uターン就農者、女性農業者、新規参入者を対象に、家族の力を最大限に発揮する農業について学ぶセミナーを開催し、10名の参加者が6名の先輩農家と積極的に意見交換しました。

1 ねらいと背景

 新規就農者の経営安定には、家族の協力が欠かせません。また、農家後継者には、家族農業で自らの立ち位置を確立することが、就農の定着につながります。そこで、理想的な家族農業を実践している、農業経営士及び農村生活アドバイザーが講師となり、家族農業のコツを新規就農者へ伝授するセミナーを開催しました。

2 取り組み内容

 前半は、農業経営士のトマトハウスを視察し、40アールの面積の広さを実感するとともに、家族4人(経営主、妻、後継者、後継者の妻)で雇用を使わず作業を回す工夫などを確認しました。後半は、新規就農者交流会として会議室に場所を移し意見交換しました。家族の役割や働き方を話し合いによって決める家族経営協定を紹介する映像(出演者は管内の指導農業士と農村生活アドバイザーの夫婦)を鑑賞した後、多野藤岡農村生活アドバイザーの会の会長が、家族経営協定について意見交換を進めました。農村生活アドバイザーからは、「書面に残すことで気持ちが楽になる」など家族経営協定の効果が紹介されました。参加者からは、「働き方を親に相談しにくい」などの悩みが出る一方で、農業経営士からは「まずは自分の経営目標に向かって一生懸命仕事する中で、家族構成の変化など、必要なタイミングで話し合うのが良い。」とアドバイスがありました。

3 今後の方向

 セミナーの前後や休憩時間には参加者同士の情報交換も行われ、農業経営士や農村生活アドバイザーとも面識を持てたことから、新規就農者が地域の担い手として定着することにつながると思われます。今後も、新型コロナウイルスの対策を行った上で、顔の見える関係づくりを進めます。

トマトハウス視察の様子の画像
トマトハウス視察の様子

意見交換会の様子の画像
意見交換会の様子

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