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12月 道の駅「オアシスなんもく」農産物出品者との意見交換会を開催 ~道の駅を核とした農業振興をめざす~

更新日:2020年3月24日 印刷ページ表示

要約

 富岡地区農業指導センターでは、道の駅の活性化をとおし中山間地域の農業振興を図ることを目的に、道の駅への農産物等出品者との初めての意見交換を行いました。

1 ねらいと背景

 農業の担い手の減少と高齢化が顕著な中山間地域においては、道の駅に併設される農産物直売所は、生涯現役で農業を営み収入を得られる場となっています。
 一方、道の駅に於いては、生産者から出荷される多品目の農産物等が誘客の目玉となっていますが、納められる農産物に偏りがあったり、量が少なく早い時間に売り切れてしう場合もあり、消費者のニーズに十分応えられない事が課題となっています。
 今回、道の駅への農産物等出品者と関係者が一堂に会し、双方の課題を共有し、道の駅を核とした地域農業振興を考える機会とすることを目的に意見交換会を開催しました。

2 取り組み成果

 11月20日、出品者31名、関係者(運営NPO法人、役場、指導センター)14名の参加により意見交換会を開催しました。
 初めての意見交換会と言うこともあり、駅長より前年度の出品物の販売実績と、今年度の販売状況の説明をいただきました。このことにより、加工品は季節商品を除き欠品もなく、安定した売り上げにつながっていること、野菜類については品薄であるため、売り上げにムラがある事等を共有することができました。
 意見交換では、「花きを道の駅に出してくれと頼まれるが手間が足りず、なかなか出品できない」と言った出品者からの報告や、「生食用のブルーベリーに“新物”シールが貼られたものが出されているが、いつまで新物と言えるのか」と言った質問が出されました。また、指導センターに対しては、土づくりや干し芋加工等についての質問や、南牧の条件に適した野菜栽培を教えて欲しいといった要望も出されました。指導センターからは、新規栽培作物導入に向けての試験栽培結果の報告や新たな作物導入の提案、食品表示に関する資料配付と説明を行いました。

3 今後の方向

 今回の意見交換会により、出品者が困っていることや求めている事を把握することができました。今後、当日回答出来なかった質問や要望に応えることにより、出品者とのコミュニケーションを深め、道の駅の活性化と生産者の意欲向上により農業振興が図れるよう支援を継続します。

意見交換会の様子写真1
意見交換会の様子1

意見交換会の様子2写真
意見交換会の様子2

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