国道254号4車線化工事の整備効果
国道254号富岡バイパスの4車線化工事の整備効果
昭和46年より事業を進めてきました国道254号富岡バイパスは、平成28年10月12日に4車線化工事が完了し全線が4車線となりましたので、その整備効果をお知らせします。
事業概要
国道254号富岡バイパスは、甘楽郡甘楽町造石から富岡市田島を結ぶ全長9.57kmのバイパス道路です。世界遺産の富岡製糸場や市役所等の公共施設が集中している富岡市中心部は、慢性的な 交通渋滞が発生しているとともに、人家が連なり道路の幅員が狭くバイパス整備が望まれていました。このため、富岡市中心部周辺の交通混雑の緩和と通過交通のスムーズな通行を目的にバイパス整備を進めてきました。


整備効果について
所要時間の短縮
国道254号 富岡バイパスの完成により、白井交差点~一ノ宮交差点までの所要時間が短縮し、藤岡方面から富岡市内へのアクセスがしやすくなりました。


現道からパイパスへの交通量の変遷
国道254号 富岡バイパスが完成したことで、バイパスの利用者が増加し、富岡市中心部における道路の混雑の緩和効果が見られました。
1.富岡バイパス区間の交通量が、1605台(約12%)増加。
富岡バイパスでは、交通量が約12%増加しましたが、2車線から4車線になったことにより、混雑が緩和しました。


2.現道区間の交通量が、1572台(約15%)減少。
富岡バイパスが4車線になったことで、整備前に国道254号(現道)を利用していた交通が分散され、富岡市内の混雑緩和や利用者の利便性の向上が図られました。


交差点における渋滞の解消
渋滞の発生が多かった「しののめ跨線橋南交差点」では、現道区間の渋滞が解消
通勤に関係する時間帯について、国道254号側の渋滞が解消、交差する富岡神流線も大幅に渋滞の解消効果が発揮されました。


国道254号の4車線化整備効果をまとめたパンフレットは下記からダウンロードしてください。