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四万川ダムの概要
更新日:2011年3月1日
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ダムの概要 ~諸元と図面~
ダム建設のあゆみ
昭和53年4月 | 予備調査開始 |
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55年4月 | 実施計画調査開始 (ダム事業として採択) |
58年4月 | 建設事業に着手 |
12月 | 利水者との基本協定締結 |
60年1月 | 営林局との基本協定締結 |
平成3年3月 | ダム本体工事着手 |
5年9月 | 堤体コンクリート打設開始 |
6年4月 | 「地域に開かれたダム」の指定 |
5月 | 定礎式 |
7年2月 | 「地域に開かれたダム」整備計画の認定 |
8年12月 | 堤体コンクリート打設完了 |
10年10月 | 試験湛水開始 |
11年6月 | 試験湛水終了、ダム本体工事完成 |
11月 | 竣工式 |
ダムの施工法
四万川ダムは上信越高原国立公園内に位置し、直下流には国民保養温泉として名高い四万温泉郷が広がっています。そのため周辺への騒音等の影響を考慮し、四万川ダムの堤体工事には工期の短縮と省力化が図れるRCD工法(Roller Compacted Dam-concrete Method)を採用しました。この工法は、超硬練りコンクリートをブルドーザーで敷き均し、これを振動ローラーで締め固めてダムを築造する方法で、従来の工法に比べ、施工中の安全性の向上、省資源、省力化、工期の短縮によりコンクリート打設の合理化が図れます。
ダムの諸元
位置 | 吾妻郡中之条町大字四万 |
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型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 89.5メートル |
堤頂長 | 330.0メートル |
堤体積 |
516,000立方メートル |
下流面勾配 | 1:0.75 |
- ダム天端標高:EL769.50メートル
- 非越流部標高:EL768.60メートル
- 設計洪水位:EL767.60メートル
- サーチャジ水位:EL764.00メートル
- 常時満水位:EL751.50メートル
- 洪水期制限水位:EL728.50メートル
- 堆砂位:EL714.80メートル
- 基礎岩盤標高:EL680.00メートル
貯水池の諸元
集水面積 | 28.4平方キロメートル |
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湛水面積 | 0.32平方キロメートル |
総貯水容量 | 9,200,000立方メートル |
有効貯水容量 | 8,600,000立方メートル |
堆砂容量 | 600,000立方メートル |
洪水調節容量 | 7,400,000立方メートル |
利用容積 | 5,200,000立方メートル |
不特定 | 800,000立方メートル |
上水道 | 4,400,000立方メートル |
洪水期利水用量 | 1,200,000立方メートル |
不特定 | 600,000立方メートル |
上水道 | 600,000立方メートル |
放流設備の諸元
非常用洪水吐 (クレスト自由超流型式) |
径間数 | 4径間 |
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径間長 | 12.50メートル | |
超流水深 |
3.60メートル |
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常用洪水吐 (洪水期用:半管路型放流管) |
条数 |
1条 |
管径 |
φ2,600ミリメートル |
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呑口ゲート |
ローラーゲート |
|
常用洪水吐 (非洪水期用:オリフィス) |
門数 |
2門 |
吐口寸法 |
2.0メートル×1.724メートル |
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吐口ゲート |
ローラーゲート |
|
利水放流設備 (円形多段式ゲート) |
放流管径 |
φ1,500ミリメートル |
主放流JFG |
φ900ミリメートル |
|
副放流JFG |
φ350ミリメートル |