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ダム用語の解説

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

このページでは、ダムに関する専門用語を解説します。

上空から見た奥四万湖の画像

上空から見た奥四万湖

設計洪水位(H.W.L.)

ダム設計洪水流量(理論上考えられる最大の洪水量)がダムの洪水吐きを流下するときの水位。四万川ダムでは、標高767.60メートル。

サーチャージ水位(S.W.L.)

洪水時に一時的に貯留される最高水位。四万川ダムでは、標高764.00メートル。

常時満水位(N.W.L.)

利水上の要請から、ダムに貯留される流水の最高水位。四万川ダムでは、標高751.50メートル。

洪水期制限水位(D.W.L.)

夏期の洪水調節容量を確保するために定められた水位。四万川ダムでは、標高728.50メートル。

堆砂位(L.W.L.)

ダムの計画堆砂容量が水平に堆砂した時の堆砂上面。四万川ダムでは、標高714.80メートル。

非常用洪水吐き

計画洪水以上の洪水を放流し、ダムの安全を確保するための洪水用放流設備。

常用洪水吐き

計画洪水以下の洪水の一部を放流するための洪水用放流設備。四万川ダムでは、洪水期と非洪水期で貯水位が違うため、洪水期用と非洪水期用の2つの常用洪水吐きを設置している。

利水放流設備

下流河川の流量が少ないときや、常時満水位から洪水期制限水位まで水位を降下させるとき等に、ダムから放流するための設備。この時、放流する水を利用して発電を行っている。

基本高水流量・計画高水流量

ダムがない場合に、100年に1度起こり得る規模の洪水が発生したときの河川流量を「基本高水流量」と言い、ダムで洪水を調節した後の河川流量を「計画高水流量」と言う。

監査廊

堤体内に設置したトンネル状の通路で、その目的は、完成後の点検・操作、各種配線等である。上下流方向のものを特にクロスギャラリーと呼ぶ。