【6月】太田特産やまといもを地元から盛り上げる販売戦略会議の開催
東部農業事務所 普及指導課
生産者、太田市、商工会議所、東部農業事務所等で連携して取り組んでいる「太田特産やまといもを地元から盛り上げる販売戦略会議」では、第一回通常会議を6月5日に開催し、新商品づくり「やまといもジャム」について検討しました。
1 ねらいと背景
日本一の栽培面積を誇る太田市の特産品であるやまといもの販売戦略検討を農・商・工・観光連携で実施し4年目になります。スタンプラリー「やまといもを食べて豪華景品を当てよう」の実施や、「動画で簡単!やまといもレシピ」の作成、尾島小学校を対象にした食農教育等を実施し、PR活動を行ってきました。
今回、東部農業事務所普及指導課では、農業技術センターで開発した「やまといもジャム」の地元活用について提案しました。
2 取り組み内容(これまでの経緯)
当日は、農業技術センター農産加工係の大澤実係長を講師に招き、やまといもジャムの技術開発の経過と普及性について説明をいただきました。
その後、県内女性起業者が加工した「やまといもジャム(クリームタイプと粒タイプ)」の2種類を試食し、アンケートによる意向調査を行いました。
出席者からは、「粒があるとやまといもが入っていることが分かり食感が良い」「太田市産の色物果実と合わせた商品が期待できる」「デザートのトッピングによい」「お土産やパン業界とのコラボが期待できる」等の感想がありました。 生産者からは、「女性農業者を対象にした技術講習会を開催して欲しい」「スポレク にやまといもジャムの試食をしてみたい」との提案がされました。
3 今後の方向
今後は、地域農産物を活用した6次産業化、やまといも振興の一つとして、「やまと いもジャム」を取り上げ、農・商・観光・関係機関と連携しながら、試作検討、イベントPR等を行い、商品開発、消費拡大を図っていきます。
