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「ぐんま認定介護福祉士」23年度認定者手記と施設長からの寄稿

更新日:2017年3月21日 印刷ページ表示

「ぐんま認定介護福祉士の受講から1年経って」-認定者2名の手記-

(社福)恩賜財団済生会 介護老人保健施設あずま荘 篠原好人さん(平成23年度認定者)

篠原好人さん(平成23年度認定者)の写真

養成研修受講後、大澤知事の面前で決意表明させていただいてから、あっという間の一年でした。

「介護を必要としている方々に質の高い介護を提供したい。」という思いを共有していた75名の仲間と別れ、事業所に戻ってからは、日々、多くのことを職場の仲間と悩みながらも、研修で得た知識を基に、現場におけるさまざまな課題を事業所内の各チームで解決、処理できるように工夫しています。私も多くの仲間に支えられながら、少しですが、受講前より気持ちに余裕を持ちながら介護業務を行うことができるようになったと感じています。

現在、施設内に3名のぐんま認定介護福祉士が在籍しておりますが、今後も多くの職員が受講できるように努め、利用者の皆様に喜んでいただけるよう介護の質の向上を目指して参ります。

結びに、群馬県独自の「ぐんま認定介護福祉士」認定資格者が、毎年、増えていくことで、県内の各介護事業所の質が向上して行くことを願っております。

(社福)育恵会 宮城の里デイサービスセンター 岩根理恵さん(平成23年度認定者)

岩根理恵さん(平成23年度認定者)の写真

高齢化が急速に進み、介護保険利用者が増加を続ける中、私達介護福祉士の役割は大きく、専門性の向上は重要な課題となっています。

しかし研修で学んだ情報によると、介護福祉士のうち、高度な技術や知識を有していると考える人は、全体の僅か3.5%との事でした。私自身もそれまで、専門性や役割に対する意識は乏しかったと自覚しました。

この研修では、介護福祉士としての基本的な姿勢から、高齢者や認知症の方の理解、ご家族や地域との関わり、職場でのリーダーとしての役割など、多くの事を学びました。課題への取り組みでは行き詰まる事も多く、正直、負担にも感じましたが、課題を達成する事で、より確かな知識となったと感じています。現在この知識が生かせているかという点では、自分の力不足ばかりを実感し、難しさを感じていますが、介護福祉士としての自覚と向上心を持ち、根拠に基づいたより良いケアを実践していけるよう、利用者様、ご家族様の笑顔を糧に、努力していきたいと思います。

施設長からの寄稿-「ぐんま認定介護福祉士に期待します」-

(社福)清栄会 特別養護老人ホーム清里荘 施設長 山田浩史さん

施設長 山田浩史さんの写真

群馬県独自のキャリアアップシステムとして創設された、ぐんま認定介護福祉士制度は本年度で6回目を迎え、364名の認定者が誕生したとお聞きしました。私共の施設でも毎年受講させていただき、認定後受け取る木製の表示板は正面玄関に掲示させていただいています。受講した職員によると、日常では仕事に追われ頭の隅に追いやられてしまうようなこと、介護の理念やチームケアの大切さなどを改めて考えることができ、また受講されている方々もある一定の経験を積まれているので、悩みや考えていることを共有することができてとても有意義であったと聞きました。

今後受講された皆さんは学んだこと、考えたことを通して現在の仕事を見つめ直し、それぞれの事業所でリーダーとして介護サービスの質の向上を図っていってほしいと思っています。事業所としましても、この制度を定着、発展させるためにぐんま認定介護福祉士の位置づけ、待遇等を考えていかなければならないと考えています。

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