本文へ
表示モードの切替
印刷

病害虫発生予察情報 第7号(令和元年10月予報)

令和元年10月8日

予報の概要

予報の概要一覧表
作物名 病害虫名 対象地域名 発生時期 発生量
野菜類・花き類 アブラムシ類 栽培地帯全域  
ハスモンヨトウ 平坦地域  
オオタバコガ 栽培地帯全域  
施設果菜類 コナジラミ類 施設栽培地帯全域  
キュウリ べと病 施設栽培地帯全域  
うどんこ病 施設栽培地帯全域  
褐斑病 施設栽培地帯全域  
アザミウマ類 施設栽培地帯全域  
ネギ さび病 栽培地帯全域  
シロイチモジヨトウ 栽培地帯全域  
ネギアザミウマ 栽培地帯全域  

※ 発生時期の空欄は連続発生の意味

主な病害虫の発生予報と防除対策

1)施設果菜類

コナジラミ類
発生地域 発生時期 発生量
施設栽培地帯全域  

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は、キュウリで平年並~やや多い。
  2. 今後の気象予報(10月3日発表)によると、天気は数日の周期で変わり、向こう1か月の平均気温は高い確率が60%、降水量は多い確率が40%です。

 《発生しやすい条件:生育適温20~30度で、乾燥条件の場合。》

2 防除上注意すべき事項

  1. 施設の開口部は全て防虫ネット(目合い0.4mm以下が望ましい)を設置して、施設内への侵入を防止する。
  2. 多くの植物に寄生するため、ほ場及び周辺の雑草は除去する。
  3. 黄色粘着板を設置し、成虫の発生状況を把握しながら適期防除を行う。
  4. 薬剤散布は幼虫が寄生している葉裏に薬液が充分かかるように行う。また薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統の薬剤を続けて使用しない。
  5. タバココナジラミは、トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)(*注1)、ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)(*注2)を伝搬するので、発生に注意する。

 (*注1) トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるトマトの病害名:トマト黄化葉巻病
 (*注2) ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)によるキュウリの病害名:キュウリ退緑黄化病

2)キュウリ

べと病
発生地域 発生時期 発生量
施設栽培地帯全域  

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 今後の気象予報(10月4日発表)によると、天気は平年に比べ晴れの日が少ない見込みであり、向こう1か月の平均気温は高い確率が60%、降水量は多い確率が40%である。

 《発生しやすい条件:発病適温20~25度で、多湿条件の場合》

2 防除上注意すべき事項

  1. 肥料切れや草勢の衰えにより発生が助長されるため、適正な肥培管理を行う。
  2. ほ場内の排水を良くし、土壌からの病原菌の跳ね上がりを防ぐ。
  3. 施設内が多湿気味に管理されると発生が急激に増加するため、換気を行うなど施設内の適切な湿度管理を行う。
褐斑病
発生地域 発生時期 発生量
施設栽培地帯全域  

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 今後の気象予報(10月3日発表)によると、天気は数日の周期で変わり、向こう1か月の平均気温は高い確率が60%、降水量は多い確率が40%です。

《発生しやすい条件:発病適温25~30度、高温多湿条件で発生が助長される。》

2 防除上注意すべき事項

  1. 窒素過多または肥料切れにより発生が助長されるため、適正な肥培管理を行う。
  2. 高温多湿条件で発生が助長されるため、過繁茂を避けてハウス内の換気を行うなど、施設内の適切な温湿度管理を行う。
  3. 感受性品種では、発生に特に注意する。
  4. 被害葉は伝染源となるので適宜摘葉を行い、摘み取った葉は適切に処分する。
  5. 発生後の薬剤防除効果は劣るため、薬剤防除は予防を中心に行う。
アザミウマ類
発生地域 発生時期 発生量
施設栽培地帯全域  

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は、キュウリで平年並である。
  2. 今後の気象予報(10月3日発表)によると、天気は数日の周期で変わり、向こう1か月の平均気温は高い確率が60%、降水量は多い確率が40%です。

《発生しやすい条件:生育適温25~30度》

2 防除上注意すべき事項

  1. 施設の開口部は全て防虫ネット(目合い0.6mm以下が望ましい)を設置して、施設内への侵入を防止する。
  2. 多くの植物に寄生するため、ほ場及び周辺の雑草は除去する。
  3. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統の薬剤は続けて使用しない。
  4. ミナミキイロアザミウマはメロン黄化えそウイルス(MYSV)(*注3)を伝搬するので、発生に注意する。発病株を発見した場合は直ちに抜き取り、施設外へ持ち出して適切に処分する。
     (*注3) メロン黄化えそウイルス(MYSV)によるキュウリの病害名:キュウリ黄化えそ病

3)ネギ

シロイチモジヨトウ
発生地域 発生時期 発生量
栽培地帯全域  

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 現在までのフェロモントラップ調査による誘殺数は、平年並である。

2 防除上注意すべき事項

  1. ほ場をよく観察し、早期発見に努め、卵塊や若齢幼虫の集団を見つけたら、速やかに取り除き、ほ場外で処分する。
  2. 薬剤による防除は、中老齢幼虫では薬剤感受性は低下し、ネギでは葉の内部に潜り込むと効果が低下するので、若齢期に行う。
  3. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。
  4. 本虫の発生量は近年増加傾向にあり、本年は県内の一部で平年より早く発生が確認されていることから、ほ場をよく観察し、防除適期を逃さないよう注意する。
その他の病害虫の予報一覧
作物名 病害虫名 発生時期 発生量 特記事項
野菜類花き類 アブラムシ類   黄色水盤および黄色粘着トラップへの有翅アブラムシ類の飛来総数は平年を上回ったが、減少傾向にある。
ハスモンヨトウ   現在までのフェロモントラップ調査による誘殺数及びほ場の発生量は平年並。
今後の1か月予報では気温が高い見通しであり、発生が続く可能性が考えられるので、引き続き、注意が必要である。
オオタバコガ   現在までのフェロモントラップ調査による誘殺数及びほ場の発生量は平年並。
今後の1か月予報では気温が高い見通しであり、発生が続く可能性が考えられるので、引き続き、注意が必要である。
キュウリ うどんこ病   現在までの発生量は平年並。
多発してからの薬剤散布では防除効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。
ネギ さび病   現在までの発生量は平年並。
春季と秋季に比較的低温で降雨が多いと多発する恐れがあるので注意する。
ネギアザミウマ   現在までの発生量は平年並。

農業技術センターへ戻る

発生予察情報一覧へ戻る

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe社「Adobe Reader」が必要です(無料)。
下のボタンを押して、Adobe Readerをダウンロードしてください。 Get ADOBE Reader

このページについてのお問い合わせ

農業技術センター
〒379-2224 伊勢崎市西小保方町493
電話 0270-62-1059
FAX 0270-20-8016
E-mail nogisen@pref.gunma.lg.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの一部(@pref.gunma.lg.jp)を画像化しております。