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令和4年度 病害虫情報第3号 チャバネアオカメムシ

果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)の増加が平年より早く、誘殺数は平年より多くなっています。

1 越冬量調査

1月に行った越冬量調査では、平年より多い越冬成虫が確認されました(表1)。

表1 チャバネアオカメムシ越冬量調査結果 (県内8地点平均 頭/平方メートル)
平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 平年
0.71 0.87 1.29 0.04 1.67 0.65

チャバネアオカメムシ(図4)の越冬量とその年のトラップへの誘殺数には密接な関係があり、このことから令和4年の発生量は平年に比べて多いことが予測されます。

2 現在までのトラップにおける誘殺状況

一部の地域では平年より早く4月から誘殺数が増加し、5月1半旬までの総誘殺数は平年を上回っています(図1~3)。

チャバネアオカメムシのトラップ調査結果

図1は渋川市渋川御蔭チャバネアオカメムシのトラップ調査結果のグラフ
図1 渋川市渋川御蔭
図2は高崎市高浜町チャバネアオカメムシのトラップ調査結果のグラフ
図2 高崎市高浜町
図3は高崎市上里見町チャバネアオカメムシのトラップ調査結果のグラフ
図3 高崎市上里見町
図4はチャバネアオカメムシの成虫の画像
図4 チャバネアオカメムシの成虫(体長10~12ミリメートル)

3 予想される被害

  1. チャバネアオカメムシは果実を吸汁し、奇形や落果を引き起こします。
  2. 今後気温の上昇とともに、果樹園への飛来と加害の増加が心配されます。特に収穫期直前のオウトウ、ウメ、果実肥大期をむかえるモモ、スモモ等では注意が必要です。
  3. 6月下旬頃までナシやリンゴへの飛来は散発的ですが、注意してください。
  4. 8月以降に発生する新世代(第1世代)も平年より多くなることが予想されます。今後の情報に注意してください。

※ チャバネアオカメムシの最新のトラップ調査結果はこちら

4 防除対策

  1. チャバネアオカメムシは夜行性のため、薬剤散布は夕方または活動の鈍い早朝などに行うと効果的です。
  2. チャバネアオカメムシの飛来状況は、果樹園によって大きな違いが見られます。発生状況に応じて防除を行ってください。

農薬の使用に際しては、必ず農薬のラベルに記載されている使用方法、注意事項等を確認して適正に使用してください。

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