本文へ
表示モードの切替
印刷

三年成熟系ニジマス「ギンヒカリ」

 「ギンヒカリ」は、川場養魚センターにおいて通常2年で成熟するニジマスの中から3年で成熟する系統を選抜育種・固定化した魚で、体色が銀白色を帯びて美しく大型になっても良好な身のしまった肉質を維持しています。

 ギンヒカリの肉質を通常のニジマスと比べると、一般栄養成分については脂質の割合が少ない、脂肪酸組成については生活習慣病の予防に有効であるとされるω-3系のPUFA(高度不飽和脂肪酸)のEPA(エイコサペンタエン酸)の含有率が高いという特徴があります。このため、味がよいだけでなく低脂肪の健康食品であるといえます。

 群馬県ではこの魚を「ぐんまの最高級ニジマス」としてブランド化し、地場特産品として消費拡大を図るため「ギンヒカリ」と命名し、平成14年に商標登録を行いました。


 

写真 ギンヒカリ

 写真1 ギンヒカリ

 

 

 

 

 

 

 

 

表1 魚体成分分析用検体魚体測定結果
種別 No. 全長(cm) 体長(cm) 体重(g)

ニジマス

29.0

25.3

308.9

29.0

25.4

292.4

29.5

26.0

320.3

28.3

25.2

313.5

28.1

25.0

280.9

Av.

28.8

25.4

303.2

ギンヒカリ

30.4

26.5

313.3

29.0

25.5

302.7

30.0

26.4

320.0

29.2

25.5

316.1

28.9

25.4

312.5

Av.

29.5

25.9

312.9

 

 

表2 栄養成分分析結果

種別

水分(%)

灰分(%)

タンパク質(%)

脂質(%)

炭水化物(%)

ニジマス

72.50

1.50

23.10

2.80

0.10

ギンヒカリ

73.80

1.50

23.00

1.60

0.10

 

 

表3 遊離アミノ酸分析結果(mg/100g) 

種類別

味系

ニジマス

ギンヒカリ

タウリン

 

38.6

47.5

アスパラギン酸

酸味・うま味

 0.0

 0.0

スレオニン

甘味

 3.3

 4.1

セリン

甘味・うま味

 3.9

 8.3

グルタミン酸

うま味

 12.6

 8.1

プロリン

甘味・苦味

 2.1

 1.1

グリシン

 甘味

 60.1

 112.7

アラニン

 甘味・苦味

 22.7

 18.7

シスチン

 

 1.3

 1.7

バリン

 苦味

 3.0

 2.9

メチオニン

 苦味

 1.5

 1.8

イソロイシン

 苦味

 1.5

 1.4

ロイシン

 

 2.4

 2.2

チロシン

 

 0.0

 0.0

フェニルアラニン

 苦味

 1.2

 1.3

リジン

 

 13.9

 8.7

ヒスチジン

酸味・うま味

98.5

69.7

アンモニア

 

0.0

0.0

アルギニン

苦味

3.3

3.3

 

 

表4 主要脂肪酸組成比(%) 

種別

ニジマス

ギンヒカリ

14:0 ミリスチン酸

2.8

2.4

16:0 パルミチン酸

17.0

18.0

16:1 パルミトレン酸

7.5

6.2

18:0 ステアリン酸

5.0

5.5

18:1 オレイン酸

32.7

29.4

18:2 リノ-ル酸

12.2

14.2

18:3 リノレン酸

1.5

1.9

20:1 エイコセン酸

3.4

3.5

20:5 エイコサペンタエン酸

1.6

2.1

22:1 エルカ酸

0.9

1.1

22:5 ドコサペンタエン酸

1.5

1.3

22:6 ドコサヘキサエン酸

14.0

14.4

 


このページについてのお問い合わせ

水産試験場
〒371-0036 前橋市敷島町13
電話 027-231-2803
FAX 027-231-2135
E-mail suishi@pref.gunma.lg.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの一部(@pref.gunma.lg.jp)を画像化しております。