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玉村町

旧高山社分教場及び旧蚕種製造業「山田桑友館」

山田桑友館の写真

 玉村は大変養蚕が盛んな地域であった。この山田家は高山社分教場として数多くの生徒が集まり、遠くは種子島からも来ていたという。一方で、この山田家では昭和8年まで大規模な蚕種製造業「山田桑友館」を営んでいた。当時、桑畑は3ヘクタールに及んだという。終戦後、すぐに養蚕に見切りを付け、養蚕もやめたという。この角淵地区には、他に「潤国館」などの蚕種製造業者が3~4件ほどあったという。

所在地 玉村町角淵

旧蚕種製造業渡辺家

旧蚕種製造業渡辺家の写真

 渡辺家は玉村の大惣代を勤めた渡辺三右衛門の子孫にあたり、明治のはじめより戦前まで蚕種製造業を営んでいた。屋号は「三陽」とも言われているが、渡辺氏でもはっきりしない。蚕種製造業を廃業した後、昭和の終わり頃まで養蚕を続けていた。明治のはじめに建てられたこの家屋も、当時の蚕種製造業の典型的な構造を持ち、3階建てであった。しかし、今は2階に改装しているが、当時の面影をよく反映している。この建造物及び敷地は玉村町によって調査が行われており、玉村町誌の建造物の項に詳しい。

所在地 玉村町福島

旧蚕種製造業「原選館」

旧蚕種製造業「原選館」の写真

 この原選館は明治のはじめより蚕種業を営んでいたが、昭和12年頃3代目で廃業した。その当時使われていた蚕飼育用の家屋(明治45年頃建造)が今に残っており、蚕飼育に適した典型的な家屋構造を持つことから大変貴重である。この家屋は3階建てであり、一階の囲炉裏で火を焚くことで、上昇気流が発生し、暖かい空気が屋根裏から外に抜け、涼しく乾いた空気が大量に家屋の中に入るしくみとなっており、蚕飼育に最も適した環境となるよう工夫されている。

所在地 玉村町下之宮


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