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行政事務2・社会人経験者(平成28年度)

更新日:2018年3月23日 印刷ページ表示

企画課 柴野 聡

多様な人材/柴野(写真)

1 現在の仕事

 県政の課題等の掘り起こしとその解決策の立案と発表、さらに職員の政策立案能力等の向上を目的に実施する「政策プレゼン」の実施に向けて、プレゼンテーマの選定、プレゼンテーションの技術向上を図る講習会の開催、調査研究を目的とした予算支援を行う「政策プレゼン調査研究費」の運用、発表会の会場準備等の各種調整をしています。また、新しいアイディアにより、県行政の効率的な運営及び行政サービスの向上につなげる「職員提案制度」の運営を行っています。
 そのほかにも、県と企業等が相互に連携して、地域の一層の活性化や県民サービスの向上を図る包括連携協定、また、法人から寄附を受けて群馬県の地方創生に向けた取組を実施する制度である、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の活用における各種調整を担当しています。

2 職務経歴

(1)前職での仕事

 食品メーカーに11年勤務していました。営業職として個人商店向けの商品提案や量販店向けの企画提案、バイヤーとの商談を行う部署での営業企画のほか、人事にも携わりました。

(2)県職員採用後の経歴

県職員採用後の経歴一覧
年度 所属 説明
平成25年度 地域政策課コンベンション施設整備室  コンベンション推進協議会の運営を担当したほか、コンベンション施設(※注)の整備や整備後の施設の活用に向けた機運醸成のため、コンベンションフォーラムを開催しました。
(※注 コンベンション施設とは、大規模の展示会や会議等を行う複合施設のことです。)
平成26年度 コンベンション推進課  コンベンション施設整備後の稼働状況をシミュレーションする需要調査を行い、その結果をもとに「群馬県コンベンション施設整備基本計画」の改訂を行いました。
平成28年度 現所属  「1現在の仕事」のとおり

3 県職員の仕事の魅力・やりがい

 生活に密着した広い分野にわたる業務を経験できることです。
 前職でも、食品(飲料)を扱う会社で食の安全を提供する仕事に就いていましたが、県職員は食に限らず、広く生活に関わる仕事に携わることができることが魅力だと思います。

4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

  1. 現在担当している政策プレゼンでは、発表者への対応が十分なものではなかったのではないか、発表者がプレゼンしやすい環境を整えるために、もっとできることがあったのではないかと考えていましたが、終了後に発表者から、「わがままを聞いてくれて感謝している」、「事務局のおかげでいいプレゼンができた」など、声をかけてもらい、自分の行った仕事に対して達成感を感じました。
  2. これまでの所属で経験した業務では、企業や他自治体等との交渉や依頼に基づく庁内各所属との橋渡し等の調整業務が多く、庁内外に関わらず関係者から感謝されたときには、喜びがあります。
  3. コンベンション施設整備事業では、担当業務を通し、県の仕事の進め方のいろはを学び、また、議会の役割や重要性を知ることができ、今後の県職員としての自身のキャリア形成において、非常に良い経験ができました。

5 採用前と採用後のギャップ

 前職では、企業としては社会貢献活動も行っていますが、私自身は「自社の売り上げ・利益にいかにつながるか」、「そのために各部署、各社員は何をするべきか」という視点で仕事をしていました。一方、県では取組の一つひとつに公平性が求められるため、漠然とですが違った視点が求められると考えていました。
 しかし、実際に自分が県職員になり、仕事を進める中で日々感じていますが、「群馬県、県民の方のためにどうするべきか」、「そのために自分は何をするべきか」といった視点が必要で、根本のところでは民間企業と大きく違わないのではないかと感じました。

6 今後の目標、これから挑戦したいこと

 上記5に記載したとおり、自社にとって何が必要で、自分は何をするべきかという視点は前職での経験を活かしていけると考えています。
 この経験に加え、県職員として求められる能力にも磨きをかけ、人口減少や経済縮小が進む大きな変化の中でも活躍できる職員になりたいと考えています。

7 群馬県職員を志望した理由

 前職のときは県外に住んでいましたが、その当時から出身地である群馬県で生活したい、仕事をしたいという思いがありました。
 そのような中、家族(子ども)ができたことで、自分の周りの人をいかに生活しやすい環境にできるか、そういった仕事に携わっていきたいと考えるようになり、県職員を志望しました。

8 受験時に心掛けたこと

 面接にあたっては、自分が前職でどのようなキャリアを積んできたか、それをどう活かしていけるかを考えて受験に臨みました。
 筆記試験は、仕事をしながらの勉強となり、その時期は大変でしたが、自分の選んだ道だったので、前職の業務に差し障りが出ないように意識して取り組みました。

9 未来の後輩へ

 県の仕事は幅広い分野に渡り、公平性だけでなく効率性や有効性なども求められ、自分の業務が影響を及ぼす対象も広いことから、非常にやりがいがあります。
 「やりがい」や「自分のしたい仕事」を求めて転職する人にはおすすめです。

多様な人材/柴野(業務)写真
包括連携協定締結式の会場準備をしている様子

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