ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 県職員・警察官採用情報 > 総合土木1(道路整備課・新井 凌)

本文

総合土木1(道路整備課・新井 凌)

更新日:2023年3月1日 印刷ページ表示

道路整備課 新井 凌

総合土木1(令和2年度)写真
​掲載内容については、令和3年3月現在の情報です。

1 現在の仕事

 県管理の道路(国道、県道)に位置する橋の維持管理や、新たに建設する橋の設計・工事に関する業務を担当しています。具体的には、補修工事・点検等の維持管理の予算を国に対して要望したり、橋を建設する際の設計・工事に関する技術的な指導を、土木事務所に対して行うなどしています。土木事務所は県内各地域にありますが、県全体で統一的な基準に基づき橋の設計・工事が行われるよう指導することで、橋の安全性や耐久性を確保しています。
 また、県及び市町村の技術職員を対象とした研修会を開催し、橋の設計・工事に関する新技術や、維持管理方法などを伝える業務も担当しています。

2 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 説明
平成26年度 中之条土木事務所  道路、河川、砂防事業の建設、維持管理に関することなど土木職員の基本的な仕事について学びました。
平成29年度 上信自動車道建設事務所  上信自動車道建設に係わる工事・設計に従事しました。
平成30年度 前橋土木事務所  道路、河川、砂防事業に従事しました。
令和元年度 監理課(石巻市役所派遣)  東日本大震災の復興事業に従事しました。
令和2年度 現所属  「1現在の仕事」のとおり

3 県職員の仕事の魅力・やりがい

 土木建設事業に関して、計画段階から設計・工事、維持管理までのすべての過程に携われることに加え、道路・河川・砂防・都市計画など幅広い分野を経験できるところが魅力だと感じています。様々な角度から、県民の生活をより安全で便利にすることができる仕事はやりがいがあります。
 特に道路整備に関しては、整備に携わった道路が長い間多くの方の生活を支えることができると考えると、事業の完了時には大きな達成感を感じます。実際に整備に携わった道路について、地元住民の方から「便利になってよかった」と直接声を掛けていただくこともあり、成果を実感しやすいところも魅力だと思います。

4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

(1)中之条土木事務所

 企画調査係で、他所属からの調査取りまとめや、道路照明やガードレール等の工事を担当していました。また、「花と緑のぐんまづくり」というイベントも担当しており、花壇の設置工事を行いました。土木事務所でも道路や河川の工事だけでなくいろいろな仕事があると実感しました。

(2)上信自動車道建設事務所

 上信自動車道という吾妻地区の地域高規格道路の工事設計を担当していました。地元住民に対する説明会では、厳しい意見をいただくこともあり、道路整備事業の難しさを感じました。
 また、橋の設計に多数携わり、大手の建設コンサルタントと打合せをする中で、多くの技術的な知識を学びました。

(3)前橋土木事務所

 工務第一係で、道路、河川に関する土木工事や維持管理を担当しました。都市部のため、地元住民の方からの道路の破損や除草に関する問い合わせが多いことが印象的でしたが、住民対応の際には係員全員で協力しあって仕事をこなしていました。実際に住民の方と顔を合わせて話をするとすぐに解決することもあり、現場に出向くことの大切さを学びました。

(4)監理課(石巻市役所派遣)

 東日本大震災の復旧のため、宮城県石巻市役所に派遣され、市が管理する道路や橋の災害復旧を担当しました。被災後9年の年月が経っていましたが、多くの土木施設が津波で被災したままの状態であり、それらの復旧工事の発注、監督を担当しました。現地では職員の方が温かく迎えてくれたことが印象的でした。また、多忙な業務でしたが、被災された方々の大変さや苦労を肌で感じることができ、貴重な経験となりました。

5 入庁前と入庁後の印象

 入庁前の印象としては、各職員が担当の仕事を黙々とこなす印象がありましたが、入庁後は、職員がお互いの仕事を認識し、各係、所属がチームとして協力しながら、時に他所属とも連携して仕事を行っているという印象に変わりました。

6 今後の目標、これから挑戦したいこと

 これまで河川や砂防分野の業務に携わる機会が少なかったので、そうした分野の知識や経験も積んで自分自身の引き出しを増やし、柔軟な発想を持って様々な課題に対応できるようになりたいです。

7 群馬県職員を志望した理由

 県の仕事は、土木建設事業に関して、計画段階から設計・工事、維持管理までのすべての過程に携われることが魅力であると感じました。そのなかで、生まれ育った群馬県のために従事したいと考え、また、県全体という規模で仕事ができるところに魅力を感じ、群馬県職員を志望しました。

8 受験時に心がけたこと

 筆記試験に関しては、市販の参考書を購入し、得意科目を重点的に勉強しました。面接に関しては、学生時代に特に一生懸命に取り組んだことをアピールするように心がけました。

9 未来の後輩へ

 群馬県職員は、道路、河川、砂防、都市計画など様々な分野に携わることができます。土木に関する幅広い分野に興味がある方におすすめです。これから大学を卒業する方や既卒の方等どなたでも県総合土木職に興味があれば是非受験してください。一緒に働けることを楽しみにしています。

総合土木1業務(令和2年度)写真
開通前の橋を確認しています

職種の紹介(先輩職員の声)へ戻る