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中部教育事務所だより 第48号

【所長あいさつ】

「テキストファイルの真実」

中部教育事務所 所長 荒井 学

 「ぼくは長男だから…」人気アニメの台詞が気になった。私は、自分の気持ちを素直に言えない子だった。欲しいものでも、土壇場で「いらない」と言ってしまったり、何故か急にすわりが悪くなり、「自分はやらない、いかない。」と言ってしまったりしていた。当時の親のがっかりした顔をいまだに記憶している。
 学校では、ICT活用促進が急速に進んでいて、素晴らしい活用事例をたくさん見せていただいている。朝、登校し端末を起動して、ログイン、今日の体調や気になることを入力する。授業では、自分の考えや感想を入力し、瞬時に教師の目に留まる。自分の考えや気持ちの足跡が残っていくことは、自らの成長を実感させる上で有効であり、私の期待度も非常に高い。しかし、子どもの手で入力されたテキストファイルの文字は子どもの本当の心をどれだけ映しているのだろうか。話し言葉でさえうまく使えない子が、考えや気持ちを文字にする壁は、果てしなく高いのではないか。文字情報(テキスト)は時に強烈だ。だからこそ、言葉の裏側を読みながら、注意深く扱っていきたい。
 教職は、子どもに発する言葉の一つ一つが問われる職業である。教師の言葉しだいで、不安にもなれば、立ち向かう勇気も出てくる。先日、数十年前に担任した子(二児の母親)にばったり出会った。彼女は「あの時、先生はああ言った、こう言った。だから、あたしは我慢した。えらかったんだ。」 などとまくし立ててきた。私にはほとんど記憶がなく、「そうか、ありがとな。」としか答えられなかったが、そんな昔の事が瞬時に出てくることに驚いたと同時に、私の発した言葉が既に彼女の一部になっていたのだと思い、責任を感じた。
 画像や文字情報(テキスト)を見て気に入った通販の商品が期待どおりでないことはよくある。教育の結果がでるにはとても時間がかかり、新型コロナの収束は不透明だが、日々の教師や子どもの生きた対話(話し言葉でも、書き言葉でも)を大事にしていきたい。枠にしばられると、それ以上のものにはならない。

【学校教育係(人事)】

学校教職員の皆様へ

減ってきています! 目指しましょう加害的事故0!!

 中部管内の教職員が加害的に関わってしまった交通事故件数は、年々減少しています。安全運転を心がけている賜であると思います。
 しかし、発生した事故のほとんどがちょっとした不注意(停車・発車時のよそ見、ナビの操作等)が原因となっており、防げる事故ばかりです。また、事故発生時期と時間帯に注目すると、6、10、3月が比較的多く、朝の出勤時の事故が多くなっています。
 引き続き、児童・生徒、保護者、地域から信頼されるよう、周囲の安全確認の徹底、停車・発進時のよそ見をなくすなど、加害的事故『0』を目指しましょう。

【総務係】

学校教職員の皆さまへ

  1. 各種手当ての認定要件等に変更があった場合は、必ず事務職員に申し出てください。
     【例】転居、家賃の変更、扶養親族の増加(結婚、出生など)
     扶養親族の所得増(108,333円超/月)
  2. 通勤途上や勤務時間中に、医療機関を受診しなければならない怪我をした場合は、直ちに校長又は教頭に報告してください。「公務災害」の対象となる場合があります。

【学校教育係(指導)】

“温かい学級×ICT”で先生方・子供たちのパワーアップを!

 このコロナ禍において、学校(園)の力(パワー)、先生方の力(パワー)が、子供たちの成長にどれだけ大きな影響を与えているのかを改めて感じています。昨年度の学校訪問の中でも、子供たちが目を輝かせながら自分の考えを一生懸命伝えようとする姿や友達と協力しながら納得解を見いだそうとする姿が多くの学校(園)で見られました。その源は、先生方の子供たちへの関わり方によるところが大きいと思います。特に、先生方が子供たちの考えを引き出そうと問い掛けたり、一人一人の意見や考えを大事に取り上げたりしていることは、子供たちの主体的な学びの姿や温かい学級の実現につながっています。是非、今年度もこのような授業や保育が行えるよう指導改善を進めていただければと思います。
 さて、今年度中部教育事務所では「“温かい学級×ICT”」で先生方のパワーアップ、子供たちのパワーアップを支援できればと考えています。子供たちは友達と話し合ったり、考えたりすることが大好きです。一方、じっくり一人で考える子供たちもいます。だからこそ、先生方は「友達はどんなことを考えているのだろう」「友達はどうしてこのように考えたのだろう」等の子供たちの思いに今まで以上に応えていくこと(先生方のパワーアップ)が大切です。その有効な道具として、タブレット端末等のICT機器があります。瞬時に子供たちの考えを共有したり、子供自らが友達の考えのよさを活用したり、友達の新しい一面を見つけたりすることなどを繰り返し経験させ、「タブレットは学習にも便利だな、友達とつながっているな」と実感させたいものです。各学校では、そんな子供たちのパワーアップした姿を目指して実態に応じた研修や授業実践を引き続きお願いいたします。
 最後に、中部教育事務所には今年度より教育DX推進コーディネーターが1名配置されました。市町村に配置されている支援員等とできる限り協力し、学校や先生方の必要感に応じた関わり方ができればと思います。さらに、学校訪問での助言や「ICT活用促進プロジェクト」の拠点校及び実践推進校(7校)の取組事例の提供を通じ、管内各学校のICTを活用した教育活動(先生方・子供たちのパワーアップ)を支援していければと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

先生方・子供たちのパワーアップ画像
先生方・子供たちのパワーアップ

【生涯学習係】

 生涯学習係では本年度の運営方針を「生涯学習社会の構築を目指した人づくり・地域づくりの推進」とし、管内市町村教育委員会や各種関係団体と連携しながら、1 生涯学習・社会教育の充実、2 地域と学校の連携・協働の推進、3 家庭教育支援の充実、4 社会教育委員会議の活性化、5 人権教育の充実に努めていきたいと考えています。
 具体的には、各種研修会や講座、会議の開催等を通して、管内市町村の人づくり・地域づくりの推進に向けた取組を進めていく予定です。特に研修会や講座の実施に際しては、新しい生活様式を踏まえ、ICTの活用等を通して「新たな学びや連携の形」を取り入れながら、参加者の安全・安心を担保しつつ、学びの機会を保障できるよう工夫いたしますので、研修会等の案内が届きましたら、参加についてぜひ前向きに御検討ください。
 また、生涯学習係の独自事業として「学びあいサポート」を実施しています。本事業は社会教育関係団体や学校等が実施する家庭教育、青少年教育、地域と学校の連携・協働等に係る研修会等に、社会教育主事や青少年育成コーディネーター等を派遣したり、生涯学習・社会教育に関する講師紹介等の相談に応じたりするものです。依頼や相談についての費用はかかりません。少人数の講座や研修会、校内研修にも対応可能ですので、ぜひ御活用ください。

学びあいサポート画像
学びあいサポート

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このページについてのお問い合わせ

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FAX 027-232-4586
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