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大澤正明
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第10回定例記者会見要旨(12月28日)

■日時    平成29年12月28日(木)午後1時00分~1時20分

■会場    記者会見室

■出席者  県:知事、副知事、総務部長ほか
       記者:記者クラブ所属記者等 22人
■記録作成 広報課(報道係)

■会見要旨

 ◎質疑応答

○今年の県政の振り返りと新年の抱負について

(記者)

 この1年間を振り返って、知事ご自身が印象に残ったことや力を入れて取り組まれたことがあればお願いします。

(知事)

 まず、報道機関の皆さま方におかれましては、今年1年大変ご苦労様でした。県政情報をいち早く県民の皆さまに発信していただき、心より感謝を申し上げます。また来年もよろしくお願いいたします。
 さて、今年は、昨年スタートいたしました群馬県の総合計画である「はばたけ群馬プラン2(ツー)」がスタートして2年目の年でありました。その三つの基本目標である「人づくり」「安全・安心な暮らしづくり」「産業活力の向上・社会基盤づくり」の実現に向けて(各種施策を)着実に前進させることが大事であり、その取り組みの成果が上がってきたと考えています。
 とりわけ、上野三碑がユネスコの「世界の記憶」に登録されまして、これは県民にとってもこの上ない喜びであり、この世界的な価値と魅力を、今後も国内外に積極的に発信していきたいと考えております。
 この1年を振り返ってみますと、まず年明け早々に前橋育英高校が全国高校サッカー選手権大会において準優勝という輝かしい成績を収め、群馬のスポーツのレベルの高さを全国に発信していただけたと思っています。
 2月には、昨年に引き続きまして、ベトナムを経済訪問団として群馬銀行さん等と連携した中で訪問し、産業人材の育成や活用を促進するための覚書の締結を行ったところです。そして、本県企業の海外ビジネスの展開や人的交流に向けて、一層の協力関係が構築できたものと考えています。
 3月には、八ッ場ダムの定礎式が行われ、いよいよダム本体の工事が本格化したところです。この12月には堤体が5割の高さまで工事が進んでまいりまして、見放台から眺めると、ダムの全容が何となく実感できるようなところまできており、これから地域の生活再建事業に改めてしっかりと取り組んでいかなければならないと思うとともに、大変感慨深いものがあります。また、念願の上武道路が全線開通しまして、七つの交通軸のさらなる充実が図られたと思います。
 そして6月にはみなかみ地域がユネスコエコパークに登録され、8月には、尾瀬国立公園が日光国立公園から分離・独立して10年目の式典を迎えることができました。さらに、国内最長の稜線トレイルである「ぐんま県境稜線トレイル」周辺は我が国を代表する自然の宝庫であり、こういった群馬ならではの魅力を積極的に発信していく必要性を感じたところです。来年8月のオープンに向けて、しっかりと整備を進めていきたいと考えています。
 また、7月15日には県立歴史博物館がグランドオープンしました。今後も群馬県の東国文化の発信拠点として大いに活用していきたいと思います。
 また9月には、群馬県のキャベツが12年ぶりに出荷量で日本一に返り咲いたわけであり、すでに4月には夏秋なすも4年ぶりに日本一に返り咲いており、本県が全国有数の農業王国であることを改めて認識したところです。農業産出額が2,600億を超えて2,632億円となったわけでありますけれど、これは平成8年以来20年ぶりの快挙で、特にその中で野菜も1,070億という、過去最高に並ぶ産出額となりました。これからもしっかりと農業問題にも取り組んでいきたいと思っています。
 また、過日の県議会で、コンベンションセンター関連工事の契約の承認をいただき、1月11日には起工式を迎えることができます。1日も早いセンターの開所に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。
 このように、今年は、今までの取り組みが実を結び、群馬の魅力や可能性が大きくパワーアップするとともに、将来、さらに飛躍していくための準備が進んだ1年であったと思います。
 その一方で、O157による集団食中毒やSNSが利用された大変痛ましい殺人事件が発生し、尊い命が失われ、行政を含めた社会に対して新たな課題が投げかけられていると考えています。また7月の九州北部豪雨や9月の台風18号による災害などが発生しました。8月には北朝鮮によるミサイル発射によりJアラートが発動されたところでありまして、災害や国民保護への備えの重要性を再認識した1年でもあります。

(記者)

 今年度は特別支援学校の空白地域を解消することを一つのテーマとしてやってこられたと思いますが、来年度は、特にこのテーマに関して力を入れていきたいというものがあればお聞かせください。

(知事)

 来年度は、先ほどの三つの基本目標を継続してさらに飛躍発展させていくことを考えています。今の特別支援学校の問題もそうですが、来年4月にようやく特別支援学校の高等部が県内のすべての地域で開校できるわけですが、これが終点ではないわけでありまして、障害者がしっかりと自立できるように、生活や職業自立ができるように取り組んでいく。そのためには就労支援をしっかりとしていかなければいけないと考えています。また、今、子どもの虐待等もあります。中央児相の一時保護所だけではとても対応しきれない状況であり、東部児童相談所が移転しますが、それに合わせて一時保護所の増設に取り組んでいきたいと思います。また、若者のUターン支援や移住定住の促進についてもしっかりと取り組んでいきたいと思っております。さらに、「安全・安心な暮らしづくり」では、最近は異常気象の中にあるわけでありまして、群馬県としても災害に強い県土づくりに取り組んでいく必要があります。さらには有害鳥獣対策。取り組んではいるのですが目に見えて成果が上がっていない。積極的に捕る方向で進んでいきたいと思っています。また、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように地域包括ケアも強力に進めてまいりたいと思っています。また、市町村と共同による新たな国民健康保険制度の円滑な運営にも、しっかりと取り組んでいかなければならないと思っています。そして、先ほどもお話しましたが、来年着工になり、2020年春のオープンに向けたコンベンションセンターの整備や誘致活動もしっかりと進めていきたいと思っています。また、七つの交通軸も各地域で道路が繋がって、「人・モノ・情報」の流れが活性化されてきたところでありますが、まだすべての地域が繋がっているわけではありません。引き続き七つの交通軸の整備に努力をしていきたいと思っています。また、県産農畜産物が非常に好調ですが、農家の人たちが今以上にしっかりと農業意欲が持てるように応援をしていかなければいけないと思います。海外の販路開拓等についてもしっかりと支援をしていきたいと思っています。

○来年度の政府予算案について

(記者)

 先日閣議決定された政府の予算案に関連することですが、地方の基金残高の増加を理由に地方交付税の削減が議論されました。それが見送られた形になったと思いますが、その辺りについてご所見等がありましたらお聞かせください。

(知事)

 残念ながら群馬県はあまり基金残高がありませんが、国は地方の実態をしっかり把握して(議論を)進めていただきたいと思っています。先日国の予算案が発表になったわけでありまして、群馬県としても関係部局においてしっかりと情報収集に努めて、利用できるものはしっかり利用して、来年度予算の編成に向けて努力していきたいと思います。

○本県の農業産出額について

(記者)

 先日農水省が発表したまとめによりますと、平成28年の1年間の農業産出額、群馬県が全国で10位の2,632億円で、過去を振り返ると5年連続の増加となるようですが、このことに対する受け止めと、先ほど農業問題にも取り組むというお話がありましたが、どういったことを問題、課題ととらえていて、どうしていこうと思っているのかお聞かせください。

(知事)

 今回の農業産出額の(伸びの)大きな理由は、施設園芸の生産量が大きく伸びたということと野菜の単価も上がったということもありますし、畜産の単価が上がったということも大きな要因の一つだと思っています。非常に経営体が強くなってきており、一軒の農家の面積も広がってきていますし、法人化等の取り組み等も進んできております。そういう面をしっかりと群馬県としても後押しをしながら、若い人たちが農業に意欲を持てるような環境整備をしていかなければいけない。あとは海外の販路開拓にも来年はしっかりと取り組んでいきたい。

(記者)

 問題点として考えているのは、若い人たちが就農するような環境づくりというようなことですか。

(知事)

 それが一番大事だと思っています。

○ふるさと納税の活用について

(記者)

 先日、前橋市がふるさと納税の取り組みに関して、ふるさとチョイスという民間企業から年間アワードというものをもらいました。その内容というのがタイガーマスク運動と呼ばれる児童養護施設に関わる子どもたちの支援の取り組みが評価されたのですが、前橋市のそういったふるさと納税の取り組み内容を、県の方で拡大してやってみるとか、施設に入っているお子さんたちの就労支援だとか、何か新たに取り組まれるようなことなどはお考えとしてありますか。

(知事)

 その問題については、ふるさと納税うんぬんではなく、私はしっかりと支援していく必要があると思っています。それぞれ市町村で考え方があると思っていますし、みんなで応援するということは大事なことだと思っていますが、私は、基本的な予算の中でしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

(記者)

 何か具体的に思い描いていることはありますか。

(知事)

 いろいろと各部で研究しています。今度、東部に一時保護所を含めて児童相談所を新たに整備していくわけで、そういう形も地域の中での大きな前進だと思っています。

○県立高校での事故等について

(記者)

 今年は県立高校の高校生が二人、事件に巻き込まれるのと事故で亡くなられるということがありました。それぞれ原因は違いますが、こういった事態を防ぐためにはどういったものが必要だとお考えですか。

(知事)

 今回の事件や事故は本当に不幸な事態で、改めて亡くなった生徒さんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆さんに心からお悔やみを申し上げます。
 今回の事故は本当に痛ましいことであり、このような事故が二度とあってはならないと思っています。再発防止に向けてしっかりと取り組むように教育委員会とは話をしていますが、その徹底を各学校単位でしていかないとだめだと強く感じています。教育委員会、市町村教委とも連携して子どもたちが不幸な目に遭わないように、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

○ザスパクサツ群馬について

(記者)

 ザスパについて伺います。昨日、来シーズンの新体制が発表され、これからJ2復帰を目指す戦いが始まるかと思いますが、ザスパに対し県として支援のあり方、今後のあり方、こういう支援があるんじゃないかという知事のお考えがありましたらお聞かせください。

(知事)

 私が知事になってすぐ、ザスパがJ1になると。それで「知事、どういうことをするんだ」という質問を受けて、正田醤油スタジアムを1万5千人入れるように直しました。J2の6位までだったかな。

(反町副知事)

 はい。入れ替え戦の対象になるかもしれないと。

(知事)

 そうなるかもしれないと、一生懸命、J1に上がれるように最大の応援として施設整備しました。残念ながら年々落ちてきて、J3になってしまいましたが、新体制でしっかりと取り組むと言っておりますので、群馬県としても引き続きサポートはしていきたいと思います。

(記者)

 具体的にどんなサポートをというものはありますか。

(知事)

 施設整備もしたし、これからも施設の利用などについても応援をしていきます。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。

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