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臨時記者会見:新型コロナウイルス感染症患者の発生(県内1例目)について(3月7日)

更新日:2020年3月7日 印刷ページ表示
  • 日時 令和2年3月7日(土曜日)午後7時20分~7時49分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者  県:知事、副知事、健康福祉部長ほか
    記者:記者クラブ所属記者等 26人
  • 記録作成 広報課(報道係)

令和2年3月7日臨時記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

会見要旨

知事発言

 それでは、臨時記者会見を始めさせていただきたいと思います。
 報道関係者の皆さま方には、週末に集まっていただく形となりましたが、本日県内で実施をいたしましたPCR検査によって、新型コロナウイルス、県内で初めての感染が確認されましたので、現時点でわかっていることを、現時点でお話できることについて、お伝えをさせていただきたいと思います。
 今回、陽性となったのは本県太田市に居住する40代の女性です。太田市内の保育所に勤務する保育士の方です。
 症状の経過でございますが、2月27日の木曜日には出勤をしていましたが、この日から体調不良を感じたということでございます。
 症状の経緯ですが2月27日の、ごめんなさい、翌日の28日の金曜日はマスクをつけて出勤をしていましたが、早退をされたということです。その後、体調不良が続いたために、29日の土曜日に医療機関Aを受診されました。3月2日の月曜日はマスクをつけて出勤していましたが、2時間勤務した後、早退をされたということです。3日の火曜日、医療機関Bを受診し、自宅療養していましたが、症状が改善せず、咳や息苦しさがあったため、6日の金曜日に医療機関Bを再度受診されたということです。ここで肺炎と診断されたため帰国者・接触外来である医療機関Cを受診されました。
 医療機関Cで新型コロナウイルス感染症の疑いと診断をされたため、検体を採取し、本日、県の衛生環境研究所で検査をしたところ陽性反応が出たということです。患者は現在、医療機関Cに入院中で重症です。
 3つの医療機関に行かれた際は、患者はマスクを着用をしており、他の患者さんと接触しないように受診をしているということです。
 発症後の行動ですが、3月3日以降は出勤をしておりません。
 現在、勤務先保育所の関係者と保健所が今後の対応について協議し、協力して濃厚接触者の調査を進めているところです。
 この方の発症後の移動は自家用車のみということで、公共交通機関の利用はありません。
 その他、発症前後の行動については現在調査中ということで、今後、感染拡大防止のために必要な情報があれば随時公開をさせていただきたいと思います。
 県では感染拡大防止のため、必要な対策を講じるとともに、県ホームページや公式のSNSで必要な情報を提供してまいりたいと考えています。
 また、感染症指定医療機関に対しては、県で備蓄している個人防護具というものを追加配布をし、医療従事者の二次感染を予防してまいります。
 県民の皆さまにおかれましては、手洗いや咳エチケットといった予防対策を改めてお願いをするとともに、正確な情報に基づいた冷静な対応というものをお願いしたいと思います。
 また、県民の皆さんのうち、海外から帰国した後に体調が悪くなった場合とか、発熱や風邪の症状が4日以上続く場合は、各保健福祉事務所、保健所、または、県保健予防課に設置している帰国者・接触者相談センターへご相談をいただきたいと思います。
 なお、本日発生を受けて、20時から第4回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催をする予定です。
 私からは以上です。何か皆さんの方からご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

(記者)
 患者はですね、重症ということですけれども、具体的にはどのような症状があって重症かという点をお願いいたします。
(知事)
 症状の細かいことについては、ちょっと申し上げるのは控えたいと思いますが、今のところなかなか十二分に情報が収集できていないっていうのがですね、この方の今の状況も踏まえた上でということです。まだ十分な情報をお聞きできていないのと、ご家族とか、いろんなところから経緯をお聞きしながら、これについての情報を集めているという状況です。
(記者)
 例えば集中治療室に入っているとか、そういうことはわかりませんか。
(知事)
 そこら辺はちょっと医療行為に関する情報になっちゃうので、あえて具体的なことは控えたいと思いますが、今申し上げたとおり重症です。
(記者)
 この後ですね、対策本部会議が開かれますが、主な議題とかですね、決まってましたらお願いいたします。
(知事)
 初めて感染者が確認されたということで、この問題が新たな段階に入ったというふうに見た方がいいと思うんですね。これを踏まえて、県としてどういう対応をとっていくのか、これを対策本部会議でしっかりと議論し、全庁で確認をさせていただきたいというふうに思います。
 具体的なことは、まだ対策本部の後に少しぶら下がり(取材)の機会があれば、私の方から申し上げたいと思うんですけれども、今後どういう対応をとっていくのか、それは今、例えば実施している小中高の休校の問題、これについての影響もそうですし、あるいは、これまで発表させていただいている3つぐらいのメカニズムを使った中小企業への支援策とか、こういうものについて、さらに踏み込んだ措置がとれるのかどうかとか。今、3月下旬まではご存知のとおり、県主催のイベントは原則として中止ということにしていますので、当然、前回の定例記者会見でも申し上げたとおり、県内の経済にも影響が出ていますので、そこら辺のことを踏まえて、どんな対応ができるか、そういうことをですね、少し全庁的に考えたいというふうに思ってます。
(記者)
 勤務していた保育所にはお子さんが何人通っているかわかりますか。
(知事)
 その情報はちょっと現時点ではわかりません。
 保育所もですね、太田市内の保育所っていうことで、なかなかプライバシー等々いろんな関係もあって、どこがっていうことは、なかなか申し上げられないんですけれども、規模ぐらいは言ってもいいのかな。
 どうでしょうか。
(こども未来部長)
 (規模を言ってしまうと)特定されてしまいますので何も言えません。
(知事)
 やっぱりね、特定されるっていうことからいくと、なかなかちょっと人数っていうのは、今のところ控えたいということですね。
(記者)
 濃厚接触したお子さんがどれくらいかっていうのは、たぶん気になるところかと思うんですけれども。
(知事)
 これは、ここから今しっかり調査中です。今、申し上げたとおり、ご本人が重症という状況もあるんで、そういうところも踏まえながら、今、一生懸命その調査をさせていただいています。
 保健所とそれから保育所の間では、少しもう議論をいろいろ今、対応を協議していますので、その中でもこれからしっかりと情報を集めていきたいというふうに思います。
(記者)
 もう1点、女性の家族構成を教えてください。
(知事)
 家族構成は、これはちょっとやっぱりプライバシーですね。
(記者)
 ご家族と一緒に住んでらっしゃるとか、お一人暮らしとか、それはどうでしょうか。
(知事)
  それはどうでしょうか。
(健康福祉部長)
 ご家族はいらっしゃいます。
(知事)
 ご家族は、おられるということです。
 どういう状況で住んでるかっていうところまでは言っていいのかな。
 同居されてる方はいるんですね。同居されている家族は、おられるというところまでは言えると思います。
(記者)
 お子さんがいらっしゃるとかは。
(知事)
 そこら辺は、ちょっとプライバシーに関わるので申し上げられません。
(記者)
 同居家族の件なんですけれども、今ご家族はどのような状況になっていらっしゃるのか。
(保健予防課医監)
 自宅におります。調査を受けています。
(知事)
 今、自宅にいて、いろいろ調査を受けていただいてるということです。
(記者)
 これ、ご家族は2週間の自宅待機で健康観察をしているということでよろしいですか。
(知事)
 そうですね。基本的に濃厚接触者みたいな方が見つかったときは、2週間の自宅待機っていう、その原則のルールでやっているっていうことですね。
(記者)
 保育所の子どもたちの人数は伏せるということはわかったんですけれど、濃厚接触者が現時点で何人ぐらいいらっしゃるっていうふうに把握されているのかお伺いします。
(知事)
 それは今、調査中で、やはりご本人からお聞きしたりとか、いろんな情報を集めないとなかなかわからないと思います。調査中です。
 これから、先ほど申し上げたとおり、保健所と保育所の関係の方々で、今、対応をいろいろと意見交換というか協議をしながら、ちょっと情報収集しているところです。
(記者)
 感染の経路についてなんですけれど、女性は一応、海外渡航なしということですけれど、例えば、その前後に東京とか、現状、感染が確認されている所に行かれたりとかっていう、そういう動きはいかがですか。
(知事)
 それは感染後っていうか、28日以降かな、その話をちょっとさせていただいたんですけれど、その前の話はですね、ちょっといろんな所に行かれてると思いますけれども、まだ十分に正確な情報が集まっていないので、これもしっかり調査をしてですね、わかったことがあれば、感染防止に役立つと思えば、その都度、公表していきたいと思いますが、その前のなんて言うか、どこに行かれたとかいうことについては、今まだ調査中です。
(記者)
 現状、そうすると、わかっている中国とか、ライブハウスとか、そういう所には関係がなく、感染経路は今のところ不明ということで、よろしいでしょうか。
(知事)
 今のところ、わかりません。今のところ、調査中です。
(記者)
 濃厚接触者の方を含めて、この接触者の方の中に高齢者ですとか、基礎疾患をお持ちの方っていうのは含まれているか、把握はできているでしょうか。
(知事)
 それは現時点で把握できていません。まだ調査中です。
(記者)
 太田市での発生ということで、太田市の休校に関係する措置の関係で、実際に太田市と何か知事の方、県の方で連絡を取られたりというような、そういったような動きはあるんでしょうか。
(知事)
 休校におけるっていうと、太田市の判断について。
 それは特にありませんが、これは県として県立学校、それから(特別支援)養護学校を休校するという方針を決めて、もちろん国と同様に県としても各市町村の教育委員会に要請しましたけれども、判断はそれぞれの地域の教育委員会がやるべきことであって、清水(太田)市長さんは、あれだけの長年、市長を務められておられて、あれだけの実績を持っている方ですから、それはそれで市長の1つの考え方ではないかなというふうに思っています。
(記者)
 A、B、C医療機関と出てきますけれども、これは全て県内の医療機関ということでよろしかったでしょうか。
(知事)
 そうですね。
(記者)
 太田市内とかそこまでは言えないですか。
(知事)
 そこまではちょっと今のところ申し上げられないですが、全て県内の病院です。
(記者)
 体調不良の状態が4日以上続くと、帰国者・接触者外来に電話するのかなと思うんですけれども、医療機関、何度も受診されていますが、1度もやっぱり相談してみてほしいみたいなのはなかったんですか。
(知事)
 そこはいかがでしょうか。
(保健予防課医監)
 相談するかどうかはご本人の判断です。
(記者)
 医療機関から、ずっと体調不良の状態が続いていたと思うんですけれど、何度も受診されていますが、医師の方から外来に相談してみてほしいみたいなことはなかったんですか。
(保健予防課医監)
 医療機関Bの医師から相談がありました。そこで保健所が帰国者・接触者外来を案内して受診していただきました。
(記者)
 (3月)6日に医療機関Bの医師が受診してみてほしいと言ったのが、最初というか、この方ご自身(の判断)で受診されたことはないですか。
(保健予防課医監)
 国と県が帰国者・接触者外来に相談をしてほしいと、おすすめしている基準は、目安として(3)7度5分以上の熱が4日以上続いたら、どうぞご相談くださいとアナウンスしているのであって、それはおすすめなのです。
 ですから、この方が(3)7度5分以上、(2月)27日から熱があったかどうかはわかっておりません。もし熱がなかったとしたら、相談をしなくてもこの方を責めることにはならないと思います。
(記者)
 土日の勤務はなくて、この方が出勤されたのは(2月)27日、28日と、(3月)2日、それから3日のみだったということでよろしいですか。
(保健予防課医監)
 資料のとおりでございます。
(記者)
 土日の出勤はなかった。
(知事)
 いや、ちょっとちゃんと丁寧に答えて、そんなぶっきらぼうじゃなくて。土日の出勤はなかったんですね。
(保健予防課医監)
 土日は園自身が休みで、この方も出勤しておりません。
(知事)
 (医療機関)Aの機関に行ったときは、そこはなかなか判断が難しいところがあったんだと思うんですね。だからそこでは、特にご本人も相談するっていう意思もなかったし、そこのお医者さんも最初に診たときは、そこまでは判断できなかったと思うんですね。医療機関Bに行ったときに、やっぱりちょっとこれは状況を見てみると、疑いがあるっていうことで、おそらく接触者外来の方に連絡するように勧めたってことだと思うんですね。
(記者)
 (医療機関)Bに2回目に行ったときってことですね。
(知事)
 2回目だよね、Bに行った。
(保健予防課医監)
 2回目のときです。
(記者)
 確認なんですが、医療機関Aでは、どういう診断を受けたということになるんでしょうか。
(知事)
 これはいかがでしょうか。
(保健予防課医監)
 Aを受診したときには、コロナウイルスの疑いは持たれませんでした。
(記者)
 例えば風邪ですねとか、何か病名についての診断というのは行われなかったということでしょうか。
(保健予防課医監)
 インフルエンザの検査は受けて陰性だったということですが、診断名は1回の受診では、この診断名ですというのが、普通なかなかつかないことが多いです。
(知事)
 どんな検査をしたのかっていうのはわかったりするの。まず、インフルエンザの検査はしたのね。
(保健予防課医監)
 はい。
(知事)
 あとは、どんな検査をしたんですか。インフルエンザの検査をしたってことまでなのね。
(保健予防課医監)
 情報はここまでです。
(記者)
 検査をしたけれども結局、原因がわからないままご自宅に帰って、その後、また医療機関Bを受診されて、そこでもまだ原因というのはわからなかったということでしょうか。
(保健予防課医監)
 原因がわからなかったっていうのも、その時点で、例えばPCR検査が必要かどうかっていう判断はできなかったと、しなかったということだと思います。
(記者)
 もう1点なんですが、出勤している勤務先の保育所なんですけれども、ここは休園措置を取るとかっていう情報はあるんでしょうか。
(知事)
 ここら辺は今ちょうど保健所と保育所の間でいろいろ議論してるってことですよね。それを踏まえて決めるということですよね。
 でも、今みたいな選択肢も含めて議論するってことでいいのかな。
 そうですね。今、ちょうど、どういう対応するかっていうのは協議して、いろんな可能性も含めて協議しているということですね。
 それで今までちょっと皆さんからご質問が出ている医療機関で他の患者と接触した可能性があるかみたいな話なんだけれど、これはですね、いずれの医療機関も先ほどちょっと言いましたが、他の患者と接触しないように入り口とか診療室までの経路は別にして受診させるということで、ここはかなり気をつけてやっているよいうことです。
 不特定多数の方と患者が接触した可能性があるかっていうのは、さっき申し上げとおり調査中。本人もこんな状況だし、特によく保育所の方からも情報を集めたいというふうに思っています。
 保育所に関して言うとですね、今ちょっといろいろと議論しているんですけれど、これからある程度、やっぱり、きちっと指導もしなきゃいけないというふうに思っていまして、保健所の方がですね、濃厚接触者の健康観察とか消毒とか必要な指導はですね、しっかり行っていきたいとそう思っています。
(記者)
 接触された方が保育士ということですけれども、この保育園のですね、園児の中に体調不良を訴えているような園児がいるのかと、それと同居の家族もそうですけれども、家族の中に体調不良を訴える方がいらっしゃるか教えてください。
(知事)
 そこのところも、まだはっきりわかっていません。今の時点では、これ調査中です。
(記者)
 まず最初に、先ほどの医療機関のところでお伺いしたいんですけれども、この医療機関Aにおいて、何がしかの投薬治療をしたのか。例えば、点滴をしたとか薬を出したとか、そういったまず処置面での何かそういうところはわかっていますでしょうか。
(知事)
 今のところは、インフルエンザの検査をして、そこは大丈夫だったということですね。インフルエンザ検査で。その後、何か点滴を打ったとかそういう話があるんですか。
(保健予防課医監)
 詳しい情報は、まだいただいておりません。
(知事)
 ちょっと現時点では、どういう治療したかって、今わかりません。
(記者)
 もう1点、体調不良に関してなんですけれども、これご本人の話だと思うんですが、何かその寒気なのか、そういった病状的な症状的なものはどうだったかっていうのは、聞き取り等はどうでしょうか。
(知事)
 これはどうでしょうか。
(保健予防課医監)
 詳しい情報は、まだいただいておりません。
(知事)
 これはまだ一切ないね。熱が出るとか咳が出るとか、そういうのはわからないですね。そこは、ちょっと正確に言った方がいいと思うんで、今のところ、ちょっとわからないです。情報がわからないということですね。
(記者)
  現在考えられる感染経路というのは、どんなふうに考えておりますでしょうか。
(知事)
  それはわからないですね。やっぱりまず、もう1回言いますけれど、ご本人から、なかなかちょっと情報を集めにくい状態になっているっていうことなので、今、調査しているところです。
 やはり、ご本人から情報収集しなきゃいけないし、周りからわかることもあると思うんですけれども、今のところは、ちょっとわかっていません。
(記者)
  意識もなくて、お話もできない状況ということですか。
(知事)
 それはちょっと申し上げませんが、重症ということです。
(記者)
 医療機関名はともかくとして、総合病院やクリニックであるとか、3つの病院っていうのは、それぞれ。最後は総合病院なんでしょうけれども、その辺はどうでしょうか。
(知事)
  医療機関については、特にどういう病院かっていうことは控えさせていただきたいと思います。
(記者)
 すいません。細かいのですが、2月29日には、38度の発熱があって、その後の医療機関Bを受診するまで、ちょうど4日間なのかなと思うんですけれども、その間、この発熱が続いている状態だったかどうかというのはおわかりでしょうか。
(知事)
 どうぞ。
(保健予防課医監)
 詳しい情報は、今ございません。
(知事)
 現時点では、そんな感じなんですけれども、ここら辺もだんだんわかってきたことがあれば、必要だと思えば、随時、ここでお話させていただきたいと思います。
 あんまり現時点で不正確なことも言えないし、おっしゃったとおり、症状が出る前、当然、行動っていうのもあると思うんだけれど、ここもある程度、断片的なことが入ってきたとしても、正確なことを言わないといけないと思うので、そこは情報として集まってくれば、先ほど申し上げたとおり、その都度きちっと、説明できることは、私の方から説明させていただきたいと思います。
(記者)
 すいません。聞き漏らしていたら申し訳ないんですが、(2月)27、28日の体調不良というのは、具体的にどういうことなんでしょうか。
(知事)
 どうぞ。
(保健予防課医監)
 詳しい情報は、現在ございません。
(記者)
 発熱とかってことではないって理解でいいんですかね。
(保健予防課医監)
  熱があったかどうか、微熱があったかどうかも含めて、詳しい情報はございません。
(知事)
 ちょっと現時点では、そこはわからないっていうことですね。
(記者)
 今回、保育士の方ということなんですけれども、出勤していらっしゃったときには、当然、園児の方の保育ケアに当たっていたということでよろしいんですか。
(知事)
 その(3月2日に勤務した)2時間のことについてはいかがですか。
(保健予防課医監)
 具体的にどのような業務をしていたかの情報は、まだいただいておりません。
(知事)
 3月2日の2時間に限らず、(2月)27日、28日の出勤については、いかがでしょうか。
(保健予防課医監)
 園でどのような業務に従事していたか、具体的な情報は今いただいておりません。
(記者)
 マスクをつけていたかどうかなんですけれども、(2月)27日には(配付資料にマスクをつけてと)書いていないということは、27日はマスクをつけていなかったということでよろしいんでしょうか。 
(保健予防課医監)
 マスクをつけていなかったかどうか、正確な情報をまだいただいておりません。少なくとも、(2月)28日には、つけていたという情報をいただいております。
(記者)
 今後なんですが、やっぱり子どもさんも絡んでくると、親御さん不安なところがあると思うんですけれども、県として、通っていらっしゃる園児の方、ご家族の方に対して何らかのケアというのをお考えでしょうか。
(知事)
 それはよく、まず、今、言った感染経路とか、それから、今回、感染が確認された方が保育園でどんな行動されていたのかとか、こういうことを少し正確に考えた上で、どんな対応ができるかっていうのを検討したいというふうに思います。
(記者)
 保育士の方から感染者が出たということ自体は通ってらっしゃるご家族には、もう伝えてらっしゃるんでしょうか。
(知事)
 これはいかがでしょうか。
(保健予防課医監)
 現在、伝えている最中と伺っております。
(記者)
 全員に伝えるということで、濃厚接触者に限らず、全員に伝えるということでよろしいでしょうか。
(保健予防課医監)
 園の父兄全員に連絡をとっていると伺っております。
(記者)
 このAからCの医療機関については、現在、開業状況っていうのはどうなっているんでしょうか。
(知事)
 開業状況。
(記者)
 そのまま。診療を止めているとか、止めていないとか。
(知事)
 それはいかがでしょうか。
(保健予防課医監)
 診療を休止したという情報は、いただいておりません。ただ、土曜日の午後はやっていないクリニックはもともと休みであります。
(知事)
 それは、情報を確認できれば、ご報告しますよ。休業してるかどうかっていうのは事実だから。それから、今のところ皆さんにわかっていただきたいのは、ご本人の状態、状況もあって、なかなか十分な情報が集まっていないっていうことは、ご理解いただきたいと思うんですけれども、症状とか、それも今後のあれかもしれませんけれども、今、言った話で、言えることがあれば、それもちゃんとご報告したいと思います。
(記者)
  園児らへの感染の感染の有無について、調べるっていうことでよろしいんですか。
(知事)
 感染の有無。
(記者)
 感染したかどうかについて、園児が感染したかどうかについて調べる方向は間違いないですか。調べないんですか。
(保健予防課医監)
 濃厚接触者の洗い出しを、まず大急ぎで行います。そして感染しているかどうかを、そのまま直接突き止めるっていう方法はありませんので、感染したときに、ウイルスが増えたときに、ウイルス陽性という結果が出て、また減っていきますので、手当たり次第にすぐ検査をして、その人がマイナスであっても感染していませんと言えるものではありません。その辺は調査を進めながら考えていきます。

(健康福祉部長)
 濃厚接触者の方につきましては、症状があればPCR検査の方に回しますけれども、症状がなければ濃厚接触者ということで2週間自宅待機ということをお願いしようと思っております。
(知事)
 ご存じだと思うんですけれど、やっぱりPCR検査したから感染している人が、なんていうか陽性になるとは限らないっていうことなので、やっぱりウイルスが増えたりとか減ったりとか、そういう話もあるようなので、そこも状況に応じてやるっていうことなんだと思います。
(記者)
 保育園の関係で追加でお聞きしたいことがあるのですが、今後、休園するかどうかは、検討中ということでしたけれども、消毒とかっていうのはどういうふうにこれからやっていくのでしょうか。園の消毒やりますか。
(保健予防課医監)
 消毒の方法は太田保健所が指導しながらやります。
(記者)
 これは明日。今日にも、もうやっているということ。いつから。
(保健予防課医監)
 打ち合わせ中です。
(記者)
 でも、ただ早急にそこら辺をもうやるっていうことでよろしいんですね。
(知事)
 それは、当然早急に対応するってことだと思います。
 まだ、休業するかどうかっていうんですけれど、いろんな選択肢があると思うんですけれど、まだ決まっていません。
 だから、それもいろんな状況を含めながら検討して、方針を出していくってことだと思います。
 これからたぶん感染の経路とか、どこまでどう調べられるかっていうのは状況によりますけれども、また新しい事実がわかって、少し正確な情報が集まって、やはり感染拡大防止に必要だという場合はですね、きちっとここで私の方から直接説明をさせていただきたいというふうに思います。
 今日、お話があった中で少しご質問の中身も見た上でですね、情報として答えられるものがあれば、少し次の会見のときに、お答えできるものがあればですね、そのときに少し情報発信をさせていただきたいというふうに思います。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。