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臨時記者会見:新型コロナウイルス感染症患者の死亡について(3月22日)

更新日:2020年3月22日 印刷ページ表示
  • 日時 令和2年3月22日(日曜日)午後4時00分~4時20分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者  県:知事、副知事、健康福祉部長ほか
    記者:記者クラブ所属記者等 20人
  • 記録作成 広報課(報道係)

令和2年3月22日臨時記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

会見要旨

知事発言

 それでは、知事の臨時記者会見を始めさせていただきたいと思います。本日、県内で新型コロナウイルス感染症で入院しておられた患者の方、1名が亡くなられました。亡くなられたのは、県内にお住まいのご高齢の男性で基礎疾患のある方です。本県で感染が確認された方で、初めての死亡者ということになります。1日も早い回復を願っておりましたが、本日、訃報に接し、大変残念に思っています。謹んで哀悼の意を表したいというふうに思います。
 亡くなられた方についてですが、年代はご遺族の意向によって非公表とさせていただきますが、高齢者です。性別は男性、国籍は日本、居住地は、群馬県内、そして基礎疾患のある方ということです。本日、3月22日の日曜日に死亡が確認されました。なお、お亡くなりになられた方の詳細につきましては、これ以上の公表は、ご遺族の方のご意向によって、差し控えさせていただきたいというふうに思います。
 メディアの皆さんにも、それぞれお立場はあると思いますが、ご遺族の方のプライバシー保護には、できるだけご配慮いただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。
 県内で陽性患者数が増加をしています。さまざまな不安を感じている県民の方々も、多くおられると思います。県としては、今後も県民の安心・安全のために、感染拡大防止に全力で取り組んでまいりたいと思います。
 毎回、この記者会見でも申し上げておりますが、県民の皆さまにも、「かからない」、「うつさない」と、こういう方針のもとで、さまざまな自分を守る防止策、こまめに手を洗うとか、あるいは指でむやみに顔を触らないとか、しっかりと体調を整えていただくとか、風邪気味、体調の悪いときは、思い切って休んでいただくとか、こうした感染防止の対策を徹底していただくようにお願いを申し上げたいというふうに思います。何度も申し上げますが、県と市町村、医療関係者、県民の皆さんが力を合わせれば、必ずこの難局を乗り越えられると信じております。そのことを知事の方から申し上げたいと思います。
 私の方からは以上です。皆さんから何かご質問があれば、お受けしたいと思います。

質疑応答

(記者)
 県内で今(感染者)11人出ておりまして、このうち8人がですね、60代と70代という比較的、高齢者に偏っているという実態があります。今回も高齢者がお亡くなりになったということで、改めて、高齢者に向けてのメッセージ、ダブりもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

(知事)
 そうですね、新型コロナウイルスに関して言うとですね、先般、ネット上でも「Ask知事」という企画をやりまして、専門家の方々からいろんなお話を伺っています。さらには、ご存知のとおり、第1回の危機管理対策チームでもですね、この分野の著名な専門家の方々からいろいろお話を伺いました。これまでにわかっていること、まだよくわからないことっていうのはあると思うんですけども、やはり、高齢者の方々が感染した場合にリスクが高いということは間違いないと思いますので、そこら辺もですね、我々としてしっかり頭に置いて、県として呼びかけをしっかりとしていきたいなというふうに考えています。

(記者)
 確認ですが、今、知事、県内で感染が確認された方とおっしゃいまして、ということはさっきおっしゃった(県内で確認された事例の)11人の中の1人が亡くなったという理解でいいんですよね。クルーズ船の下船者で県内の医療機関に入院していた方ではなく、県内のPCR検査で判明した方の中からのお一人ということでいいですか。

(知事)
 そうです。今、記者さんのおっしゃったとおりです。

(記者)
 ご遺族の意向ということで非公表ということですが、発症されたのはいつ頃かとか、そういった情報っていうのは教えていただけるんでしょうか。

(知事)
 発症されたっていうのは・・・。先ほど申し上げたんですけども、今回の件については、先ほどもいろんな面からですね、みんなで議論をさせていただきましたが、公表はここまでにさせていただきたいというふうに思っています。
 亡くなられたのはですね、本日の未明です。

(記者)
 ご遺族の意向ということなんですけれども、これまで重症患者という形で発表されたのは4人いらっしゃったと思うんですね。4人のうちの1人というふうに解釈してよろしいんでしょうか。

(知事)
 その点は公表を差し控えさせていただきたいというふうに思います。1例目と4例目の方が重症だというふうに申し上げましたが、これは感染源、感染経路の特定という面で、実はこの方々からお話を聞けないという、そういう説明をするためにお話を申し上げたということなんで、重症になっている方々おられますけれども、細かいことは公表を差し控えたいと思います。

(記者)
 今、ご質問でも出たんですが、今回、お一人亡くなられてしまったということで、感染源を調べていく上で、やはり難しい部分が出てきたっていうことなんでしょうか。

(知事)
 難しい部分が出てきたというよりもですね、もともと感染源を調べるのはなかなか大変です。これは疫学調査っていうのは、県の責務としてやってるわけなんですが、現場では保健所のスタッフも含めて本当に全力でやってるんですけども、なかなか、強制力があるわけではありませんので、情報を取るのは非常に難しいと。その中でも相当頑張っていただいてると思うんですが、特に1例目と4例目については、先ほど申し上げたとおり、状況がなかなか聞き取りができないということで、その点は大変難しい部分があります。
 ただ、先般の記者会見でも申し上げましたけれども、保健所の職員の皆さんが現場でものすごく頑張ってると。もちろん今、健康福祉部、本当に昼夜を分かたずに一生懸命対応していただいてるんですが、これについてのサポート体制みたいなものはですね、少し県庁内で検討してますし、例えば、その感染経路を特定するっていう中であっても、どういうサポートができるのかっていうことは考えてますし、そこはしっかりできることがあればやっていきたいと思います。

(記者)
 亡くなられた方のプライバシーについてほじくっていこうということではないんですけれども、亡くなられてしまうと、その感染経路についてもたどりにくくなるのかなというふうにも心配するんですが、その辺の影響についてはどうお考えでしょうか。

(知事)
 そこら辺は先ほど申し上げたとおり、なかなか難しいところであるんですけれども、周辺とか、あるいは、遺族の方々にも調査に引き続きご協力をいただくとか、そういう形でカバーできればというふうに思います。やはり、調査に引き続き協力していただくためにも、遺族の方々との信頼関係というものを県としてもとても大事にしたいと思ってます。

(記者)
 死因についてはいかがでしょうか。

(知事)
 これはですね、先ほど申し上げたとおり、(基礎)疾患があったということで、ちょっと細かい・・・。あ、死因ですか。

(記者)
 死因です。

(知事)
 それは新型コロナウイルス肺炎です。ごめんなさい。基礎疾患のことを聞かれたんだと思ったんで。
 死亡診断書では新型コロナウイルス肺炎ということになってます。

(記者)
 あと、今お話のあった基礎疾患については、どんな基礎疾患であったかというのは、公表いただけるものでしょうか。

(知事)
 これは公表を差し控えたいと。ご遺族の方々のご意向も踏まえて、これは公表を差し控えたいと思います。
 毎回、どこまで、何を公表できるかっていうのは、相当、真剣に議論しながら、ここに臨んでいるんですけども、専門的な少し見地もいただいてですね、公衆衛生の観点から、公表する意義のある情報は何なのかということも少し議論させていただいて、その中でですね、まず高齢者であるっていうことと、(基礎)疾患があると、この2つがやはり公表すべき情報だろうということになりました。細かいその(基礎)疾患の中身については、公表を控えさせていただきたいと思います。

(記者)
 ご遺族がですね、非公表の意向ということですけれども、その理由というのは何か聞いておられますか。なぜ、公表を差し控えてもらいたいかという意向ですね。

(知事)
 それは、やはり、プライバシーとして出したくないということなんだと思います。このケースで、そういうことが起こっているっていうことは、まだ全く報告もないんで、あれなんですけれども、記者さんご存知のとおり、結構、ネット上とかでですね、いろんないじめとか嫌がらせなんかも起こっていますので、いろんな所で。このケースで、そういうことが起こってるとは聞いていませんが、そういうことを考えるとですね、やはり遺族の方が、プライバシーに神経質になっておられるっていう心情は理解できます。
 よろしいでしょうか。皆さん、連休中に集まっていただいて申し訳なかったんですけど、とても大事な情報だと思いましたので、ずいぶん時間をとった上で、この時間にやらせていただきました。

(記者)
 改めてなんですけれども、感染経路がやっぱりまだわからないということなんですけれども、国からもクラスター対策チームが来られて、どの辺りまでわかっているのか教えていただけますでしょうか。

(知事)
 そこは先般もご報告したとおり、この専門家の分析によればですね、広く薄く感染が広がっている可能性は否定できないということと、それから、少しアラート、警戒態勢を引き上げたらいいんじゃないかと、基本的にこの2つの分析をいただいております。
 それを踏まえてですね、我々としても今まで以上の注意を払っていこうと。PCR検査については、先週もちょっと申し上げたとおり、基本的な方針は変えませんけれども、もう少し間口を広げるとか、もう少し丁寧に、症状の話を聞くとかしながらですね、できることはやっていきたいというふうに思っています。

(記者)
 最近の知事のブログにですね、ネットでいろんな情報が出回っているということに対する注意喚起もあったかと思うんですが、一方で、ネット上でですね、例えばエジプトのナイル川のクルーズに参加した方が群馬県内の病院を受診しているっていう情報も出回っていまして、そのあたり、知事はどれぐらいその情報について捉えていらっしゃいますか。

(知事)
 今、記者さんのおっしゃった情報が出回っているっていうことは把握をしてますけれども、我々として、何かその情報が出回っている方について書かれていることが事実だというふうには考えておりません。今のところ、我々が一応、調査した結果でいうと、このネットに書かれていることは事実だというふうには考えていません。

(記者)
 知事のブログでですね、デマというふうにおっしゃってるのは、その情報についてを指していらっしゃるんですか。

(知事)
 いや、それは一般的に言いました。
 いつもヘビーリーダーでありがとうございます。
 これ、一般的に申し上げたんで、ちょっとブログでも言及したんですけども、やはりWHOも2月の初めぐらいから、インフォデミックって言っていて、やっぱりデマが広がるっていうことはものすごくよくないので、こういうことが本当に県内でどんどん起きてきたらですね、そこも断固たる対応を取らせていただこうというふうに思ってます。

(記者)
 インターネットの情報なので、なかなか信憑性をはかるのが難しいのかなと思うんですが、知事が先ほど、これは事実ではないと判断したとおっしゃった、その根拠を教えていただけますか。

(知事)
 それはいろんな形で県として情報を集めた結果、これは事実ではないというふうに我々は判断しています。

(記者)
 そういう報告があったということでよろしいですか。

(知事)
 報告があったっていうか、そういう情報が、一応いろんな形で、調査っていうことじゃないんですけども、いろいろと情報をあたった結果、そこ(ネット)に書いてあるような事実はないというふうに我々は思ってます。

(記者)
 今後、その辺は引き続きお調べにはならないですかね。

(知事)
 調べる必要はないと我々は思ってます。相当、時間も経過していますし。

(記者)
 今回、患者さんの年代などを出されない中で、(県の)皆さんの中で議論していただいたということだったんですけれども、今後の公表に関しては、ご遺族の意向っていうのが関わってくるのかと。もし、ご遺族の意向で、例えば年代までは出しても大丈夫だとか、容体は大丈夫だとかっていうご意見があったらご公表いただけるということなんでしょうか。

(知事)
 ご遺族の方の同意があれば公開できる情報はあると思います。
 これ記者さんご存じだと思うんですけど、例えば北海道。亡くなられた方は6人いるんですけれども、これも、ご遺族の方の了解を踏まえて公表されてるっていうことでですね、性別、年代すら公表してないっていうケースもあるんで、やはりご遺族の方の了解っていうのが前提だというふうに思っています。
 それから東京都。4例ともですね、調べてみたら、年代、性別、職業、基礎疾患を公表されているんですけれども、全て遺族の了解を取ったということも確認してます。
 それから神奈川県。確か、お二人亡くなられていると思うんですけれども、1例目は遺族の了解を得て公表されたと。2例目はですね、90代の男性とだけ公表しているということで、その他は遺族の意向によって非公開ということになっています。
 それから愛知県。大村知事が記者会見やってますが、これ特別なケースだと思うんですけれども、大村知事が確か会見ではかなり細かいことを言っていましたが、よくわかりませんけれど、その前の会見では、ちょっとまだご家族と連絡を取れてないんでっていうことで、その後、確か、夜か、夕方ぐらいに会見しているので、おそらく了解を得られたんじゃないかと。確かめてませんけれど、そういうことだと思います。
 名古屋(市)もですね、13例あるんですけれども、そのうち4例は遺族の意向によって、年代、性別等、全部非公表にしています。
 和歌山県。70代男性というふうに出たんですけれど、入院先の済生会有田病院だけ公表して、居住市町村とか基礎疾患の有無っていうのは非公表にしているということなんで、やはり遺族のプライバシー保護の観点から、遺族の方々の了解を得るということが前提だと思います。

(記者)
 その中で、高齢者の男性の方で感染して入院されているという方だと、該当されている方も何人かいらっしゃるので、県の方で容体は安定しているというふうにご発表いただいた方については、その後の急変とかはないと考えてもよろしいですか。

(知事)
 そこら辺の細かい情報はさっき申し上げたとおり、特に1例目と4例目の方が重症だと言った理由は、感染経路の特定について、これがなかなか難しいということをご説明するために言ったってことなんで、今、言えるとすると、10人の方が入院されてるうち4人の方が重症です。
そこまでは言ってもいいと思います。10人のうち4人の方は重症です。

(記者)
 今の質問に関して、10人のうち4人重症ということは、これまでは11人でしたよね。

(知事)
 はい。

(記者)
 それで、4人重症という発表だったと思うんですけれども、つまり、亡くなられた方は、これまで発表があった4人の重症者とは、また別ということでいいんでしょうか。

(健康福祉部長)
 健康福祉部長からお答えさせていただきます。
 その辺につきましては、公表は控えさせていただきます

(記者)
 現状としては10人入院されていて4人が重症というのは、3月22日時点、今の時点ではこういう状況だっていうのは・・・。

(知事)
 そうです。人数だけは申し上げてもいいかなと思って申し上げました。1例目と4例目の方は重症ですよね。だから、なかなか聞き取りができない状況だということで、あと2人、おられるということで、その中身については公表は控えたいというふうに思います。

(記者)
 4人の重症者のうち、その1例目と4例目の方、既に発表があった分ですけど、その2人は、今のこの時点の4人にも含まれているっていうことでよろしいでしょうか。

(知事)
 そうです。1例目と4例目の方は依然として重症です。

(記者)
 先ほど公表する情報の中で、高齢者という部分が大事であるというふうにおっしゃったんですけど、高齢者っていうのは何歳以上を想定しておっしゃっているんでしょうか。

(知事)
 高齢者の定義は武藤(健康福祉部長)さん、いかがでしょうか。65歳以上かな。

(健康福祉部長)
 高齢者につきましては、65歳以上ということでとらえております。

(知事)
 よろしいでしょうか。ありがとうございました。

(以上で終了)
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。