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山本一太
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第10回定例記者会見要旨(6月3日)

■日時    令和3年6月3日(木)午後3時15分~4時30分

■会場    記者会見室

■出席者  県:知事、副知事ほか
       記者:記者クラブ所属記者等 18人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和3年6月3日定例記者会見動画(You Tube:外部リンク)

 モニター資料(PDFファイル:2086KB)

質疑応答はこちらをクリック

■知事冒頭発言

発表項目
1.県央ワクチン接種センターについて
2.東毛ワクチン接種センターについて
3.直近の感染状況について
4.本県で実際に起きた感染拡大事例について
5.感染症対策事業継続支援金について
6.宿泊事業者への感染防止対策等支援事業について
7.群馬県多文化共創カンパニー認証制度について
8.GーWALK+について
9.ツルノス エフエムについて


 それでは、定例の記者会見を始めさせていただきます。
 スライドをご覧ください。本日の会見の主な(発表)項目です。
 本日はまず、県央ワクチン接種センター(仮称)について発表させていただきます。また、直近の感染状況や感染症対策事業支援金についても報告させていただきます。
 


1.県央ワクチン接種センターについて
 それではまず、「県央ワクチン接種センター」についてです。
 県営のセンターとしては2カ所目となる県央ワクチン接種センターの概要が決定いたしましたので発表させていただきます。
 県央ワクチン接種センターの場所は高崎市のGメッセ群馬の展示ホールということで決定いたしました。
 選定にあたっては、庁内で相当議論を重ねてまいりましたが、多くの方々が足を運びやすいという利便性、効率的な接種を進める上で必要となる規模、こういうことを考慮してGメッセ群馬を選定するという結論になりました。全国的にも最大規模の接種センターになると考えています。
 可能であれば、1日最大1万人の接種や動線に余裕を持たせるなど、菅総理からも激励されましたけれども、全国のモデルとなるような接種会場を目指してまいりたいと思います。
 なお、6月下旬から運用開始し、9月末まで、短期集中的に接種を進めたいと考えております。開始日については、決まり次第、速やかにお知らせしたいと思います。

 次のスライドをご覧ください。センターの概要です。
 すでに稼動を開始している東毛ワクチン接種センターは、比較的医療資源が少ない東毛地区において、市町村による高齢者接種を7月末までに終えるための補完、これを主な目的としております。
 他方で、この県央ワクチン接種センターについては、希望する全ての県民の接種を早期に完了させる、すなわち接種の加速化が目的になります。
 この目的を達成するため、接種については、開設当初より一般の方々の接種を対象とし、9月末まで短期集中的に接種を推進するということといたします。接種対象については、先週、河野新型コロナウイルスワクチン担当大臣にお目にかかった時に、「高齢者の接種が7月末までに完了するということであれば、その他の接種順位に関しては、柔軟に対応していただいて構わない」という返事をいただいています。

 次のスライドをご覧ください。接種場所に関する考え方をまとめました。
 現在、群馬県では全35市町村において、7月末までに高齢者接種が完了するという報告を受けています。高齢者の方々については、普段から通っておられる、かかりつけ医など、地元の市町村で、丁寧な対応を受けていただくことが望ましいと思います。
 新たに設置する県央センターでは、一般の方々を開設当初より受入れたいと思っています。特に、昨日の県議会でも質問のあった、いわゆるエッセンシャルワーカー(社会生活の維持に不可欠な職種の方)に関して、職域団体や市町村等と連携し、積極的に接種を進めてまいりたいと考えています。
 接種の規模に関してですが、1日当たり2千から3千人規模の接種からスタートさせ、最終的には1日最大1万人への接種に向けて準備を進めてまいりたいと考えています。

 次のスライドをご覧ください。医療人材の確保に関するスライドです。
 いずれにしても、短期集中型ですから、ワクチン接種を加速させていくためには、医療人材の確保は不可欠になってきます。関係機関のさらなる協力をお願いするため、明日、2回目となる県営ワクチン接種センター運営体制協議会を開催したいと思います。医師会等の関係の皆さまともご相談をしながら調整を進めていきたいと思います。あわせて、市町村ともしっかりと連携しなければいけないということから、昨日、宇留賀副知事を含む県の幹部職員が全ての市町村長を訪問し、協力を呼びかけさせていただきました。
 また、県庁内のさらなる体制強化も実施をいたしました。6月1日付けで、新型コロナワクチン接種推進局内に、県営ワクチン接種センター運営課を設置し、新たに24名増員いたしました。

 今回の県央ワクチン接種センターの開設により、将来的にはこの開設が様々な財政的、経済的効果に繋がっていくと私たちは考えています。
 県営ワクチン接種センターの設置は、もちろん短期的にはコストがかかります。多くの方々からご協力をいただかなければなりません。しかしながら、中長期的に考えると、センター設置によるワクチン接種の加速化が群馬県に大きなメリットをもたらすと確信しています。例えば、比較的感染リスクの高いエッセンシャルワーカーなどの方々の接種が進めば、県全体の医療資源の確保、さらには医療現場の負担軽減に繋がっていきます。また、感染症の減少は、新型コロナの治療に要する費用、例えば、病床確保のための経費、宿泊療養施設の借上げ費、ひいては医療費全体の経費削減に繋がっていきます。加えて言うと、特に重要なのが、社会経済活動の正常化を前倒しすることができるということです。
 コロナとの闘いが1年以上に及んでいます。この間、度重なる時短要請や、まん延防止等重点措置のもとでの酒類の提供の禁止など、地域経済に対して大きな制約をかけてまいりました。地域経済は冷え込んでしまっていると感じております。
 ワクチン接種の前倒しによって、早期にコロナの封じ込めに成功し、社会経済活動の正常化を実現することができれば、落ち込んだ地域経済の回復を早めることも期待できると思っています。
 今後も引き続き、知事である私が先頭に立って、早期のセンター設置、ワクチン接種の加速化に向け、全力で取り組んでまいりたいと思います。この点に関して、県民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 Gメッセ群馬の展示ホールにおいては、すでに6月から9月末までの間、相当数のイベントの予約が入っています。県央ワクチン接種センターとして利用するのは、Gメッセの展示ホールだけだということを改めて、ここで申し上げておきたいと思います。会議室等については、今までどおり利用が可能ですが、展示ホールに関しては、予約のキャンセルをお願いしなければなりません。
 イベント等の主催者の皆さまには、大変なご迷惑をおかけすることになります。コロナ禍にもかかわらず、Gメッセ群馬をイベント会場として選んでくださった、そうした主催者の方々の気持ちを考えると、知事としては非常に心苦しい思いがします。しかしながら、今、知事として最も重要な責務は、この会見でも何度も申し上げていますが、1日でも早くワクチン接種を完了させること、そして、県民の皆さまに希望の光を届けることだと考えています。
 また、ワクチンの加速化は、県民全体に大きな利益をもたらすと確信しています。そのためにも、県内で最も効率的に接種を進められる会場を選ばなければなりません。先ほど申し上げましたが、会場の規模、立地等、様々な条件を鑑みて、会場はGメッセ群馬しかないという結論に達しました。何卒、この点はご理解をいただきたいと存じます。
 


2.東毛ワクチン接種センターについて
 続いて、東毛ワクチン接種センターの接種状況についても、ご報告させていただきます。
 スライドをご覧ください。東毛ワクチン接種センターの運用状況です。
 東毛ワクチン接種センターについては、今週6月1日火曜日から本格運用がスタートしております。昨日6月2日までの接種人数は合計1,849人となりました。ここまで、大きな副反応や事故の報告は受けておりません。
 予約に関しては、多くの予約を受け入れる体制が整ったことから、当初の予定を前倒しし、東毛地域すべての高齢者の方々が対象となっております。ぜひ、ご予約いただきたいと思います。

 あわせて、県内のワクチン接種率についても、ご報告したいと思います。
 スライドをご覧ください。ワクチン接種率をまとめたスライドです。
 本県における高齢者接種率は、6月1日火曜日の時点で、1回目の接種が終わった方が17.25%、2回目の接種が終わった方が1.47%ということになっています。また、6月1日火曜日の1日の接種人数は、8,823人で、前週の5月25日火曜日の6,044人から約2,800人増加しており、県と市町村の接種体制が徐々に整ってきています。そして、そのことで順調に接種が進んできていると認識をしています。
 今後も、1日も早くワクチン接種を完了させ、県民の皆さまに安心を届けられるよう、オール群馬でこの一大プロジェクトを成功に導きたいと考えています。
 


3.直近の感染状況について
 続いて直近の感染状況についてのご説明をいたします。
 スライドをご覧ください。新規感染者数の推移です。
 直近1週間の新規感染者数は、本日の新規感染者数18人を含め、140人となりました。先々週の396人、先週の308人から減少傾向となっています。落ち着いてきたようにも見えます。
 しかしながら、全く予断を許さない状況だと思っています。数日間、複数のクラスターが発生すれば、あっという間に増加に転じる可能性があるからです。感染力の強い変異株の影響を考慮し、これからも警戒の意識を保つ必要があると感じています。
 また、先週初めて県内でも感染が確認された、より感染力の強い、デルタ株、これはインド型と従来言われてたものですが、こういうデルタ株などが、先日7件確認されたことに対しても、知事として危機感を感じています。検査体制を整えることはもちろんですけれども、まずは全体の感染数を抑えて、変異株もまとめて押さえ込んでいくことが大変重要だと考えています。

 続いて客観的な数値についてもご報告をいたします。
 感染状況の客観的な数値です。
 赤枠で囲んだ部分をご覧ください。こちらは、昨日までの1週間における各項目の最新の数値です。
 (1)の1日当たりの新規感染者数については、22.7人で、先週の47.4人からは減少しています。
 (2)の経路不明の感染者については、28.3%で、これも先週の38.0%から減少しています。
 (3)の検査の陽性率については、3.5%、これも先週に比べて、減少しています。
 続いて、新規感染者の状況をご覧ください。年代別の感染状況です。
 60代以上の割合が増えてきており、各年代で広く感染が見受けられます。
 次のスライドをご覧ください。これは推定感染経路別にまとめた新規感染者のスライドです。
 経路不明の割合が下がってきています。代わりに家庭内感染が増えてきていることが見て取れると思います。家庭内感染を防ぐことはなかなか難しいことです。それでも、人が集まった時には、クーラーをつけていても、常に換気を心がけていただきたいと思います。
 次のスライドをご覧ください。医療提供体制についての客観的な数値をまとめたものです。
 こちらも、赤枠で囲んだ部分をご覧いただきたいと思います。
 上の2段にありますとおり、現在人工呼吸器を使用している方が18人、うちECMOを使っている方が1人いらっしゃいます。
 また、この1週間で新たに6名の方が亡くなられました。謹んで哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆さまに心からのお悔やみを申し上げたいと思います。
 スライド中段の病床の稼働率をご覧ください。39.0%ということで、先週の55.8%から減少しておりますが、まだまだ医療現場は厳しい状況が続いていると言えます。
 スライドの一番下、宿泊療養者数については104人ということになります。
 続いて保健所ごとの感染者数についてもご説明いたします。
 スライドは、直近1週間で人口10万人当たりの、保健所ごとの新規患者数を表しています。赤く塗った地域がなくなりました。県全域で感染者数の減少が見られます。
 以上が直近の感染状況です。

 群馬県にまん延防止等重点措置が適用されてから約3週間経過いたしました。1日当たりの新規感染者数は、ここ数週間減少傾向にあります。この措置の効果が着実に表れてきていると考えています。
 県民の皆さま、事業者の皆さまには、ご協力に対して、知事として改めて感謝を申し上げたいと思います。
 ただし、感染者数は減少傾向にありますが、感染力の強い変異株、この影響を考えると、いつ増加に転じてもおかしくないと考えています。加えて、病床稼働率、さらには重症者の数は依然として高い状態が続いています。全く安心できる状況ではないと思っています。
 私としては、措置期間である13日まで、しっかりと感染を押さえ込み、医療への負担をできるだけ減らしていきたいと考えています。加えて言うと、どれほど感染防止対策を徹底していても、これは全国どこも同じだと思いますが、変異株を完全に抑えることはできません。ちょっとしたきっかけで感染者が増加してしまう。この傾向は、この先も続いていくと考えています。
 引き続き、県民の皆さまのご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げたいと思います。
 


4.本県で実際に起きた感染拡大事例について
 続いて、より多くの方にコロナを自分ごととして捉えていただくため、本県で実際に起きた感染拡大の事例を今回も紹介させていただきたいと思います。いつも申し上げていますが、これは決して個人の方を責めることが目的ではありません。
 スライドをご覧ください。これは帰省をきっかけに感染が拡散した事例です。
 この事例では、県内で一人暮らしをしている方が、感染が拡大している他県の実家に帰省されました。実家に数日滞在している間、地元の友人と遊んだり、会食をしたとのことです。その後、この方は、県内に戻ってきてから発症し、陽性が判明しました。他県の地元の友人グループも、後日、陽性が判明したということです。
 このような事例は、年末年始、ゴールデンウィーク前後に群馬県内でも多数発生いたしました。たとえ、家族とか、親しい友人であっても、普段一緒にいない人と大人数で会食するとか、バーベキューをする、長時間接触することは感染リスクを高めることになります。また、県を跨ぐ移動は変異株拡大の要因ともなります。
 今も緊急事態宣言が出されている地域があります。群馬県でも、まん延防止等重点措置が適用されています。帰省に関しては、その必要性を十分検討いただきたいと思います。どうしても必要な場合であっても、大人数での食事は避ける、マスクを外している間は絶対に会話をしない、換気をしっかり行う、こうした感染予防対策を十分にとっていただくようにお願いしたいと思います。
 特に、換気はエアロゾル感染を防ぐために重要です。エアロゾルは、感染者の呼気や咳とともに出る微粒子のことを言います。これは飛沫よりも小さくて軽いため、長時間空気中に漂うことがわかっています。アメリカのCDC(疾病対策センター)によると、換気が不十分な閉鎖空間では、エアロゾルの濃度が高まり、2メートル以上離れていても感染するリスクがあるとされています。
 感染力の強い変異株に対しては、換気をより一層、十分に行う必要があります。人が集まった時には、家の中でクーラーをかけていても、
2つの方向の窓を常時空けて、空気を通すようにお願いしたいと思います。
 


5.感染症対策事業継続支援金について
 続いて、「感染症対策事業継続支援金」に関して、ご説明をしたいと思います。
 スライドをご覧ください。感染症対策事業継続支援金の中身です。
 本事業に関しては、昨日、議会に対して補正予算案を提出させていただきました。あくまで議決が前提となりますが、県民の皆さまに向けて、改めて、この中身をご説明させていただきたいと思います。
 ご承知のとおり、飲食店への時短要請や、不要不急の外出自粛要請等によって、飲食関連事業者はもちろん、様々な業種に大きな影響が及んでおります。県内企業ワンストップセンターには、様々な業種の方々から、窮状を訴える切実な声が多数寄せられております。
 また、関連する業界団体や、県議会各会派から、幅広い支援を求める要望もいただいています。
 知事として、こうした声に何とかお応えしたいとの思いから、今回、県内の幅広い事業者を対象とした新たな支援策を実施することといたしました。
 事業者支援に関しては、国において売上が50%以上減少した事業者を対象とする「月次支援金制度」というものを設けています。
 また、まん延防止等重点措置に伴う時短要請に応じていただいた、飲食店及び大規模集客施設等に対しては、県から時短要請協力金が支給されています。
 今回の新たな支援策は、国の月次支援金の対象とならない、5月、6月の売上高が、前年または前々年と比較して30%以上50%未満減少した県内中小事業者等を対象にした制度です。
 主な対象業種は、国の月次支援金と同様、「食品加工・製造事業者」、「流通関連事業者」、「旅行関連事業者」、その他「個人向けの商品やサービスを提供する事業者」など、幅広い業種を想定しております。
 休業、または時短営業を行った県内飲食店と直接、または間接の取引があったり、あるいは外出自粛要請で直接的な影響を受けたりしていることが条件となります。
 支援金額は、本年5月と6月の売り上げにおける、対前年または前々年同月比での減少額を基本とし、一月当たり、法人は20万円、個人事業者は10万円を上限といたします。
 今後のスケジュールについては、6月下旬に専用のコールセンターを開設し、7月上旬から申請受付を開始する予定です。受付後、速やかに審査を行い、迅速に支給したいと考えています。
 


6.宿泊事業者への感染防止対策等支援事業について
 続いて、宿泊事業者への新たな支援策に関してもご説明したいと思います。
 スライドをご覧ください。宿泊事業者への支援についてまとめました。
 感染拡大に伴う外出自粛の長期化によって、宿泊事業者をはじめとする観光産業も大変な打撃を受けています。他方で、各宿泊施設においては、客足が減る中でも、お客さまに安心してご利用いただくため、客室や浴場、食堂施設などにおいて、多額の費用をかけて感染防止対策を行っていただいています。
 こうした中、先日、官公庁が宿泊事業者に対する新たな支援策というものを発表しました。
 これを受けて、本県においても、国の制度を最大限に活用し、宿泊施設における感染防止対策に係る経費について、新たな補助制度を設けることといたしました。
 補助の対象は、旅館業法の許可を受けている宿泊施設で、「ストップコロナ!対策認定制度」の認定を受けていることを条件とします。
 対象となる経費は、消毒物品、飛沫防止のためのアクリル版等の「感染症対策に資する物品の購入費」及びワーケーション導入に向けた改修等の「前向き投資に要する経費」です。
 なお、令和2年5月14日以降の支出であれば、遡って補助の対象とさせていただきます。補助率は2分の1で、スライドに記載しているとおり、施設の規模によって補助額の上限を設ける予定です。予算規模は約21億円。財源は全て国の補助金を活用させていただきます。
 この事業についても、昨日議会に対し、補正予算案を提出していただいたところです。議決をしていただくということが前提ですが、議決後、速やかに準備を行い、事業を実施したいと考えております。
 新型コロナとの戦いが長期化し、様々な業種の方々が大変な苦境に立たされております。県としては、今回の事業も含め、今後も様々な形で、できる限りの支援を行ってまいりたいと考えています。
 


7.群馬県多文化共創カンパニー認証制度
 続いて、「群馬県多文化共創カンパニー認証制度」についてもご報告いたします。
 今日も、相当中身が多くて長くなることをお許しください。これも実は、大変重要な発表だというふうに思っています。
 スライドをご覧ください。群馬県の多文化共創カンパニー認証制度に関するスライドです。
 県では、外国人との共生・共創社会の実現に向けて、「群馬県多文化共生・共創推進条例」というものを本年の4月に施行いたしました。この条例の特徴の1つは、日本人と外国人が協力し、新たな価値を作り出す。そして地域に活力をもたらす「多文化共創」という概念を明確にしたということだと思います。
 今回は、多文化共創を推進していくため、新たな認証制度を設けることといたしました。
 この認証制度では、外国人材を雇用し、仲間として迎え入れ、ともに活力をつくり出す、特にすぐれた取り組みを行う県内企業、法人、団体を認証したいと思います。認証された事例については、外国人材の活躍する様子、事業者の支援の取り組み等を紹介するWebコンテンツを作成し、tsulunosやSNS等を活用して、国内外に広く発信させていただきたいと思っています。
 こうした情報発信を通じて、県内企業における外国人材が働きやすい環境づくりを促進するとともに、外国人材に群馬県を働く場として選んでもらえることを目指して取り組んでまいります。
 募集期間は、明日6月4日から7月30日までです。これも他県にはない群馬県独自の試みですから、ぜひ皆さんに、ご注目いただきたいと思います。
 外国人材を雇用している事業者の皆さん、ぜひご応募いただきたいと思います。詳細は、県のホームページでご確認いただきたいと思います。
 


8.「G-WALK+」のリリースについて
 続いて、群馬県公式アプリ「G-WALK+(ジーウォークプラス)」についてご説明をさせていただきます。
 スライドをご覧ください。これが「G-WALK+」です。
 3月18日の記者会見の際に、群馬県ポイント制度の開始についてお話をいたしました。6月1日に群馬県公式アプリ「G-WALK+」がいよいよリリースとなりました。
 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、自宅で過ごす時間が長くなっていると思います。心と体の健康を維持することが非常に重要だというふうに思います。
 このアプリは、スマホを持ち歩くだけで、歩数がカウントされるほか、食事や体重などの記録をつけることもできるということで、自らの健康づくりを見える化することができます。
 また、アプリ上で仲間を作り、歩数に応じたランキングを競うということもできます。
 加えて、健康づくりの取組によってポイントがたまる。たまったポイントは、抽選によって健康関連商品とか、体験型クーポンとか、本県独自の魅力ある特典と交換できる仕組みです。
 県では、市町村等の取り組みを支援するとともに、関係団体、民間企業と連携しながら、皆さまの健康づくりを支援してまいりたいと考えています。ぜひ多くの県民の皆さまに、このアプリをインストールしていただき、活用していただきたいと思います。
 


9.ツルノス エフエムについて
 続いて、動画放送スタジオtsulunosとエフエム群馬のメディアミックス番組、「ツルノス エフエム」の放送についてお知らせいたします。これも大事な発表だというふうに思っています。
 スライドをご覧ください。「ツルノス エフエム」のスライドです。
 県の発信する情報をより多くの人に届けるため、tsulunosを開設して以来、群馬テレビやエフエム群馬など、地元の様々なメディアと連携した本県独自のメディアミックスというものに取り組んでまいりました。
 その取組の一環として、YouTubeとラジオのメディアミックス番組「ツルノス エフエム」の放送を6月から開始させていただきます。
 放送は毎月第2木曜日の正午から約30分間、県公式のYouTubeチャンネルtsulunosでのライブ配信とエフエム群馬での生放送を同時に行います。
 「県のランドマークから群馬の魅力発信」をコンセプトに、前半は知事である私や県職員が出演します。そして、後半は各分野での群馬県人等をゲストに迎え、様々なテーマで語り合う番組になります。
 初回の放送は来週6月10日の木曜日です。放送内容は、現在調整中ですが、全編に渡って、知事の私が出演し、新型コロナウイルス感染症対策についても、この放送番組の中で触れたいと思っています。
 ぜひ、多くの皆さんにご視聴いただきたいと思います。
 ちょっと長くなりましたが、大事な発表が随分あったので、ご容赦ください。
 私からは以上です。何かご質問があれば、お受けしたいと思います。

 ◎質疑応答

県央ワクチン接種センターの概要について
(記者)
 Gメッセ群馬、県央のセンターについて伺います。この期間が、6月下旬から9月末というふうにお示しいただきましたけれども、土日の接種も行うという認識でよろしいんでしょうか。

 

(知事)
 それについてもうちょっと正確に、そういう流れですけども、大久保局長の方から説明お願いします。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 この期間中は土日も合わせて、休まず行う予定でございます。
 
 

(記者)
 いったん9月末というお尻の期間を決めてますけども、これは延長も選択肢として考えていらっしゃるのでしょうか。

 

(知事)
 基本的にはですね、9月末で1回きちっと閉じたいと思っています。短期集中型にした理由はですね、やはりこの間、大勢の県民の皆さまに接種してしていただくためには、短期間でやるのが一番いいということです。それから、これから全国的に接種が進んでいくと、だんだんコロナの感染も落ち着いてくるだろうということで、10月とか11月とかいう話があったんですけども、11月末になれば、随分ニーズも変わってくるんじゃないかということも総合的に判断して、9月末で一旦しっかり閉じようということにいたしました。
 その間また、その後ニーズが出てくれば、違う形で対応が可能だというふうに思っています。

 

(記者)
  最初1日2千人から3千人で始めて、最終的には1万人というお話がありました。東毛のセンターのときも試験運用期間から本格運用という移行がありましたけども、そういう認識でよろしいんでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 はい。そうですね。
 具体的な日程、今日お示しできないんですけれども、最初の部分、試験運用的なですね、流れを確認する日にちも必要だと思いますので、そういった設定も今考えていきたいというふうに思ってます。

 

(知事)
 この接種センターはですね、ちょっと詳しい面積、具体的には分かりませんが、接種会場としては全国最大規模、最大だと思います。
 何で展示場を全部使ってやるのかというのはっきりしていて、広ければ広いほど、いろんな動線が組めたりできるわけですよね。つまり我々としては、とにかくこの会場を使って1人でも多くの方にワクチンを届けたいということからするとですね、展示場全体を取るということはいいと思っていまして、ブース分けするということなんですけども、最も機動的に使える方法を選んだということです。
 それから最初は2~3千人から始めるということなんですけども、東毛のセンターは千人ということなんでね。例えば東京と比べてみると、人口は、群馬県、7分の1ですよね。ということは、例えば2千人、3千人できるということは、東京のレベルでいうと2万人みたいな形ですよね。これから、あれだけのスペースを使って、できるだけ人を増やしていきたいと思うんです、接種できる人を。これ分かりませんが、1万人ぐらいまではできるキャパがあるので、ちゃんとこれから医療関係の方々、これを運営できるスタッフを集めるということが前提ですが、最終的には1万人ぐらいまでできますので、そこを目指して、これはもう走りながら、どのぐらいの規模になるかというのはありますけれども、そこを目指していきたいと。
 1万人ということになると、東京の規模で考えると7万人ということになりますので、相当大規模にやるというふうにとらえていただいていいんじゃないかと思います。

 
ワクチンの打ち手の確保について

(記者)
 関連してなんですけども、打ち手の確保という部分では、東毛のセンターについて昨日の県議会とかでも出てたと思うんですけど、県立病院から、およそ10人前後ですかね、今まで出しているという状況で、こういったさらに大規模な県央のセンターとなりますと、相当な打ち手の確保が必要となると思うんですけれども、今想定している打ち手の数ですとか、それが果たしてできるのかどうか、そこら辺のイメージを教えていただければと思います。

 

(知事)
 大久保局長、どうぞ。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 東毛のセンターにつきましては、現在、医師4名、看護師については試行期間を経まして、少し問診のところに強化が必要だというところがありまして15名、薬剤師については2名で運用してます。
 この体制で(1日当たり)千名という形であるんですけれども、県央につきましては、先ほど知事がちょっとお話しましたように、広い展示場の部分を接種の需要に応じて、いろいろ規模を拡大したり縮小したりしながら使いたいと思っています。
 最小単位を1ブースといたしまして、1ブースの医師の人数が4名、看護師等が12名、薬剤師2名ということで、東毛の人数よりも、そこは少しスリムにできるかなというふうに思ってます。最大の時が、その6倍という形で、人数が必要になってます。
 ただし、効率化を目指して進めておりますので、1時間当たりの接種回数、これは東毛よりも増えるというふうに見込んでおります。

 

(知事)
 さっき申し上げたとおり、運営のための体制の協議会をやらせていただくということで、関連の関係団体、医師会を含めた、医療関係団体の皆さんとかですね、県立病院の院長先生とか、あるいは民間病院の代表の方とか、こういう方々に集まっていただいいただいて、よくまたお願いしたいと思います。
 決してですね、大規模接種をやるために、今、2~3千人で始めるんだけれど、これを増やしていくために人材を確保するというのは簡単なことじゃないんですけれども、でもですね、9月末までという短期集中型でやるということで、我々も最大限努力して、ご協力を求めていきたいと思いますし、医師会、歯科医師会、看護協会、薬剤師会をはじめ、それから今度臨床検査技師会、それから救命士の方々にもお願いをしますし、県立病院もいろいろ負担をかけ過ぎないように気をつけながら、それでも先頭に立ってもらおうと思ってますが、民間病院の院長の方々も、できるだけ協力してくれると言っていただけるので、とにかく我々も努力しながらですね、何とか必要な人数を確保できるように頑張りたいと思います。大規模な接種センターを運営できると、私は個人的にはそう思ってます。


県央ワクチン接種センターにおけるワクチン接種の予約方法等について

(記者)
 一般の方を開設当初に受け入れるということで、予約方法についてどう考えているかということと、優先順位をつけてエッセンシャルワーカーなども行うということで、その優先順位の付け方といいますか、今決まっている範囲で教えてください。

 

(知事)
 どうぞ、大久保局長。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 予約方法についてでございますけれども、やはり一般の方の接種を対象という形になりますとですね、今東毛で使っているLINEを活用した予約。これがですねやはり、二重予約の心配を市町村もされると思っていますので、LINEシステムを導入している市町村につきましては、県のLINEから接種番号を入力して予約されますと、すでに予約されている部分は瞬時に、そこでブロックされます。
 そういうところからですね、できるだけLINEの活用というところを考えていきたいというふうに思ってますし、LINEのシステムを導入してない市町村とは、今後よく話をしながら、どういう形で進めていくかというところを考えていきたいと思っています。
 それからエッセンシャルワーカーにつきましては、昨日の議会の方からもいろいろお話をいただいております。今後、一般接種を進めるにあたっては、やはり感染リスクの高いエッセンシャルワーカーの方を、いかに早く接種していただくかというところは、県としても考えていきたいと思っていますけれども、例えば保育士でありますとか、介護士でありますとか、そこについては市町村とですね、すでに計画を立てているところもありますので、計画をよくお聞きした上で、どういう対応がとれるかというところは考えていきたいと思っています。
 それから、先行してやる場合には、やはり接種者の管理をどうするかという問題が出てまいりますので、その部分につきましても、よく調整をしていかなければいけないと考えております。


Gメッセ群馬展示ホールにおけるイベントキャンセルへの対応について

(記者)
 Gメッセ群馬の展示ホールだけを使用するということで、複数のイベントがすでに入っていたということですけれども、キャンセルをしてもらうという部分での費用負担というのは、どういうふうな形になるのでしょうか。

 

(知事)
 そこは、鬼形産業経済部長の方から説明してもらいたいと思います。

 

(産業経済部長)
 Gメッセ群馬につきましては、6月下旬から9月末までの間に展示ホールをご利用いただくイベントが現在、正規の申し込み、また仮予約も含めてですね、18件ございます。
 これらの方に対しましては大変申し訳ないんですけれども、今般このような緊急事態ということで、利用の中止をお願いするわけでございます。
 催事の内容というのはいろいろありますので、その内容に応じて、すでに支出済みのものですとか、あるいは準備をすでに行ってるもの、なかなか取り消しがきかないような仕事もありますので、そういうものにつきましては、一つ一つ丁寧に対応させていただきたいと思っています。
 いずれにしても、催事の内容だとか状況を踏まえてですね、県としては誠意をもって対応したいと考えております。

 

(記者)
 現時点ではいくらぐらいかかりそうだというところの見積もりはできてないですか。

 

(産業経済部長)
 経費の積算については、ただいま申し上げたとおり、催事の内容も本当にいろいろあるので、これを一つ一つ見ながら、どのぐらいお金がかかったかというようなことも含めて、これから精査していきたいと思っています。


県央ワクチン接種センター設置の効果について

(記者)
  改めて知事にお聞きします。このセンターは全国でも数少ないというふうな話もありましたが、このメリットを改めて教えてください。

 

(知事)
 先ほども申し上げたとおり、今、県が最優先すべきは、1日も早く、希望する県民の皆さんにワクチン接種する、ワクチン接種を終わらせるということだと思います。
 もちろん感染予防対策を進化させる、強化させていくということは不可欠です。実際今までずっと、一生懸命やってまいりました。
 ただ、ここに来て相手が変異株という強敵に変わっていることも考えるとですね、今の時点でいうと群馬県はかなり収まってきてるようですが、何かのきっかけでまた急増するんですよね。どこもそうですよね。
 ちょっと今日のブログに書いたんですけれど、少し前までは群馬県は北関東で一番上手くコントロールしていると言われたんですよね。それが、その後北関東で突出して多くなってしまって、残念ながら、まん延防止等重点措置を適用せざるを得なくなったと。
 今、気がついたら、北関東では最も少ないどころか、昨日の時点でいうと、関東では最も10万人当たりの感染者が少ないということになってるんですね。
 でも分からないです。何かのきっかけで急に増えてきて、また大きな波が来るということを考えると、やはりですね、ゲームチェンジャーはワクチン接種しかないと思います。
 本当に県民の皆さんに安心して暮らしていただくためには、ワクチン接種をとにかく終わらせるということが大事だというふうに思ってまして、今、キャンセルのご質問がいろいろ出ましたけれども、誠実に対応するんですけれども、とにかくまず優先させるべきことをやらなくてはいけないと。Gメッセを使うことがやはり一番いいので、これについて必要なコストは当然ですね、やはり県として負担していくということだと思います。
 メリットは、これから県全体の県民に対する接種を加速化させていく上ではですね、当然これは市町村の方でも一生懸命やっていただいてるんですが、これを後押しする、全体を加速するという意味では、当然、大きな効果があると思います。これだけの規模で接種ができる体制を整えるということですから、イメージからいくとですね、やはり市町村の方で7月末を目指して、高齢者接種進めていただいてるわけですよね。特に高齢者の方々については、身近な市町村で丁寧にやっていただいて、我々は一般の方々、特にエッセンシャルワーカーも含めて、こういうところをどんどんどんどんやると。これがある意味で言うとですね、両輪になって県民全体の接種率が上がるという効果も、しっかりと生み出していきたいと思います。


新型コロナの重症者数について

(記者)
 現在の重症者の数と言いますと、最新の数字ですと何人になるんでしょうか。

 

(知事)
 18人だと思いますが、武藤健康福祉部長、正確に。昨日の時点だったら18人ですよね。

 

(健康福祉部長)
 昨日の夜の時点になりますけれども、人工呼吸器をつけられてる方が18名。それからECMOをつけられている方は、そのうちの1名でございます。

 

(記者)
 重症者18人ということで、以前群馬テレビで年齢別を紹介したときに、60歳以上、60歳未満の2パターンしか出なかったんですけれど、年齢別は出せないんでしょうか。というのも、若年層にも変異株が広がっているという中で、年齢別でしっかり出して、若い人にも広がっているとすれば、啓発にもなると思うので、そこら辺どうですかね。

 

(知事)
 どうぞ。健康福祉部長

 

(健康福祉部長)
 そうですね。できる限りお知らせしたいと思うのですが、今ちょっと手元に数字がないので、また改めてお知らせできるかと思います。

 

(記者)
 ぜひ検討いただきたいと思います。

 

(知事)
 調べてちゃんとご報告します。


県央ワクチン接種センターの対象・実施目標について

(記者)
 県央のワクチンセンターは県央という名前がついてるんですけれども、その接種の対象となるのは、特定の市町村になるのか、それとも全県ということなのか、その辺をお願いします。

 

(知事)
 特定の市町村というのはないと思います。これは県央のセンターなんで。県央センターという名前にするかどうかは、まだちょっと正式決定していないんですけれど、当然全県が対象になると思います。大久保局長どうぞ。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 今知事が話されましたとおり、県央につきましては対象地域を区切ることなく、東毛地域はすでに東毛のセンターがございますけれども、規模も圧倒的に違いますし、一般接種を受け持つという意味合いからもですね、全県を対象としたいと考えております。

 

(記者)
 最大1万人を目指していらっしゃるということで、人手の確保の問題があって、いつというのはお示しはできないのかもしれませんが、9月末までという短期集中でやる中で、少なくとも何月までにはこれを達成したいとかですね、そういう目標でも結構なんですけれど、1万人とする時期の目安を教えていただければと思うんですが。

 

(知事)
 これは今、なかなか言いにくいと思います。ワクチン接種の状況にもよるし、感染状況によってもたぶん分かれてくるし、ここからいろんな知恵を使ってエッセンシャルワーカーの方に受けていただいたりとか、職域単位でやったりとか、いろんなことをやっていく中で出てくるんだと思います。
 それだけの体制を作りたいということなので、最大規模だったら1万人できる計算になりますから、何とかそこまでやりたいと思いますけど、それも全体の流れによって決まってくると思うんです。いかがでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 基本的な流れとしますと、まず接種券がお手元にあることというところが、一番接種の管理をする上で正式な流れだというふうに思っています。
 今、市町村の方では、高齢者の方の接種に全力を尽くしていただいてますけれども、ワクチンの状況、それから国の方の考えもありまして、まず、一般の接種のところがだいぶ早まってまいりました。そういった意味では、そういった接種券の準備状況も市町村の方にありますので、そこら辺がだいぶ進んでまいりますと、今度は接種需要というのが高まってまいります。その需要にできるだけ対応できるように、県央ワクチン接種センター、1万人規模としていますので、そちら辺の需要の方も見極めながら、医療人材の確保もありますけども、対応できればというふうに思っております。


谷津元農水大臣について

(記者)
 ちょっと話題が変わるんですけれども、衆議院議員を7期務められて、農林水産大臣もやられた谷津義男さんが今朝亡くなられたということでして、知事は同じ自民党の国会議員としてお付き合い深かったと思うんですけれども、改めて受けとめをお願いいたします。

 

(知事)
 谷津義男先生が亡くなられたことは大変残念に思っています。
 中選挙区、小選挙区あわせて7回当選されてますし、その前に群馬県会議員も3期なさってるということで、大変練達の政治家でいらっしゃいました。
 実はですね、私の父も県会議員をやっていたことがあって、谷津先生は後輩に当たるんで、一緒に県議会で活動していた時期もあるということで、いろいろ思い出のあるところもあります。
 それから、私が森内閣で外務政務次官をやっていたときに、谷津先生が農水政務次官をやってたというのも思い出ですし、その後も、特に農水畑を中心に要職を歴任されて、農水大臣をやり、その後は、党の農政の最高責任者である総合農政調査会長もやられたということで、この方はですね、正統派の農水族だったという気がします。
 特に、農産物に関しての交渉、WTOの交渉については党の中心として頑張られたということで、その谷津先生が亡くなられたということは大変残念に思います。
 郷土の先輩ですから、谷津先生の実績とか軌跡をよく胸に刻んで、私も先輩に恥ずかしくないように、しっかり志を受け継いで頑張っていきたいと思います。


県央ワクチン接種センターにおける一般接種の実施方法について

(宇留賀副知事)
 先ほどご質問いただいたことで、ちょっとこのスライド(接種場所に関する考え方)を出してもらっていいでしょうか。
 今回群馬県の県央センターについて、先ほど局長からも、接種券がある方をどんどん受け付けますという話をしてるんですけれども、現時点で、一般の方に接種券はまだほとんど届いていません。
 その状況で県央センターを立ち上げると、受けたいけど受けられないという状況になってしまうというところがあります。ここについて僕らとして、市町村にどんどん接種券を配布してくれという立場ではなくて、接種券がない状況でも、一般の方が受けられるように補完するというところが非常に大きな目的になっています。
 このスライドを見てくださいと申し上げたんですけれども、今群馬県全体でいうと、知事からも冒頭お話しいただいたように、35市町村で、7月末までに高齢者は(接種)できますというような形でお話いただいています。我々もやはり、高齢者の方はできるだけ地元で、日頃慣れ親しんだ環境の中で受けていただく方が、いろんな対応もできると思いますし、望ましいと思ってます。
 ただ、一般の方も早く打ちたいというようなところがありますし、現在で言うと、モデルナワクチンを中心に供給量も潤沢にあるというところで、できるだけ効率的に打つと(いうことが求められます)。
 一般の接種券がないというところで、エッセンシャルワーカーの方を中心に、いろんな団体ですとか、そういう組織の方に名簿の管理をしていただく。一般接種券がない中でも、組織や団体の方々に名簿の管理をしていただくことによって、この制度が実現するというところで、市町村における一般接種を早くしろというふうに言うつもりはないしは、そこに混乱を呼ぼうということじゃなくて、現時点で空白になっている一般接種の方、早くしたいというニーズに対応するために、いろんな団体と組んで、こういうやり方をやるというようなところがあります。少しテクニカルで一般接種券あり、なしみたいなとこはあるんですけれども、接種券がない状況でも受けていけるために、ある意味、県全体のまとめ役である我々の方で、団体とよく相談して、どんどん打てるような機会をつくっていきたいと。そんな形になっています。

 

(知事)
 今、宇留賀さんからとても大事なお話があったので付け加えるとね、市町村は大変だと思いますよ。実施主体だと言われて、国の方もどんどん前倒ししなきゃいけないということで、これはもう必要なことなのかもしれませんが、市町村はそれに応じていろんなことをやらなくてはいけないので、群馬県の35人の市町村長さん、とても苦労されてると思うんですね。
 それを十分我々も分かってますから、県からこういう仕組みを作って、これを市町村に上意下達で押し付けるみたいな考えはありません。今35の市町村それぞれ工夫してやっていただいてるわけなんですが、ただ、今、宇留賀副知事が言ったようにね、高齢者接種を今一生懸命やっていただいて、7月末までに力を尽くしていただくんですけれども、その他のエッセンシャルワーカーとか一般の方々とか、こういうところは県の方で始めることで、市町村にもメリットがあるというか、市町村の方の接種完了を後押しする形になるというのが一番いいというふうに思っています。
 今回35市町村長全部歩きました。手分けしてね。宇留賀副知事には主に市を回っていただいたんですけれども、いろんなお考えはありますが、概ね皆さん歓迎していただいていて、やはり私が申し上げたいのは、市町村それぞれのやり方があるので、それをしっかりやっていただければいいと思うんですけれど、ある意味でいうと、この県央センターを使うことによって、市町村の接種も進むということがあれば、ぜひ活用していただきたいと。
 やはりこれについては期待する声もあったし、歓迎する声の方がすごく多かったです。ただ、市町村長の中には戸惑っている方もいると思うので、そこは、我々として丁寧にやっていきたいと。市町村がやってきた努力を無駄にしないように、さらにそれに上乗せして、むしろ市町村が接種を早く終えるように、このセンターを活用してもらうというマインドセットで接していくことがとても大事だと思っています。


県央ワクチン接種センターにおけるワクチン接種の優先順位について

(記者)
 県央の接種センターについてですが、基礎疾患のある方についても優先接種するという話があったと思うんですけれど、この対応についてはどのようにお考えか、お聞かせください。

 

(知事)
 それは、局長の方からお願いします。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 高齢者接種の次に国の優先順位は、基礎疾患のある方、それから福祉施設(正しくは高齢者施設)の従事者とかというところがございます。これについては、やはり市町村の方で、そういった優先順位の計画をすでに立てているところがございます。
 基本は、先ほど説明があったと思いますが、なるべく、その地域の中で、接種の対象機会を得た方がいい方が多いかと思いますけれども、基本は、市町村の計画を主体として進めていただきたいなと思ってます。
 ただし、県央接種センターの中で補完する、できる役割があれば、そこも担っていきたいと考えております。


県央ワクチン接種センターの予約方法について

(記者)
 予約に関連してなんですが、今エッセンシャルワーカーの方などを優先順位をつけてということですが、64歳以下も含むと相当な数になると思うんですけれど、接種券があったとしても、多少年齢によって時期を分けたりとか、そのような対応を考えいるのでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 接種券もですね、64歳以下、1回で出すというところではおそらくないと思います。市町村は、いろいろと考えられていると思いますので。 ただ、エッセンシャルワーカーについて、どういう形で区別をして(接種券を)お出しするのかというのが課題の1つであると思いますので、先ほど宇留賀副知事から話がありましたとおり、そういった形の団体で区切って、接種券を使用するやり方ではなくて、名簿を管理しながらやるやり方、これが1つ職域団体の接種という国が示されたやり方も同じような形だと思ってます。同じような仕組みを使いまして、エッセンシャルワーカーの団体部分が、先行してできればいいなと考えております。


今後の東毛ワクチン接種センターの機能について

(記者)
 先ほど全市町村の県民を対象にしたいというお話がありましたけれども、東毛のセンターの方は、確か9つの市町が対象だと思うんですけれど、この東毛ワクチン接種センターの方も対象を拡大するようなことをお考えでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 東毛ワクチン接種センターにつきましては、その規模から申しまして適当と思われるのは現在の4市5町、ここを対象にするのが適当かと思ってます。
 東毛ワクチン接種センターの役割としまして、まずは高齢者の接種という形で進めておりますので、高齢者の接種が進んだ段階で、一般(接種)に入っていく段階でですね、東毛ワクチン接種センターについても、内容について検討していきたいと思っております。


県央以降の県営ワクチン接種センターについて

(記者)
 最後に県央のセンターについて、高崎は利便性が良いということですが、やはり北毛とか吾妻からは、ある程度距離があるので、今後3カ所目以降のセンターについて、何かお考えがあればお聞かせください。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 県央センターをGメッセに選定した理由は、先ほど知事から話があったとおりで、やはり集中して、効率よく、接種需要の大きなところに対応できるというところで設置いたしました。
 10月以降、またその動向にもよりますけれども、やはり一般接種の計画を市町村が立てている期間でございます。その中で、それぞれの市町村で対応できるという部分もあり、よく見極めなければいきませんので、現段階では、県央の接種センター設置以降については、未定でございます。

 

(記者)
 今のところは、この2カ所で当面運用していこうということですか。

 

(宇留賀副知事)
 もう少しはっきり言うと、可能性はゼロではないと思うんですけれども、基本はこの2カ所しか、県として運営はしないと思っていただいていいと思っています。
 というのは、2月3月は、ワクチンそのものがない。打ち手はいるんだけれど、ワクチンがないという状況でした。
 今は状況が全く違っていて、ワクチンはたくさんあるんだけれど、打ち手がいないとという状況になっていて、それで、このGメッセという、1万平米あるんですけれども、日本で圧倒的に最大(規模)だと思います。こういう場所にしたというのは、そこで最も効率的な方法で打つことによって、今非常に打ち手が少ないという(状況で)、一人一人の方々にできるだけ多く打っていただける方法を追求した結果として、Gメッセで、日本で最も効率の良いセンターを作ろうという形にしたので、まず県央の(センター)方に来ていただくと。
 少し利便性のところで、電車でいらっしゃる方はいいかもしれないけれども、自分で運転できないという方だったら、どういうふうにすれば交通利便性を確保できるかということを各市町村とも相談していきたいと思いますし、効率性というものを追求して、とにかく少ない医療リソースをできるだけいろんなところに負担かけないようにやろうと、そういう考え方でやっているので、吾妻の方ですとか、西毛の方にさらに作るという考えは、今は持っていないです。


県央ワクチン接種センターの概要について

(記者)
 データとしてですね、展示ホールについて、今日本最大規模というお話がありましたけれども、展示ホールの面積がすぐ出るようであれば教えてください。

 

(知事)
 1万平米です。

 

(記者)
 ワクチンの確保についてなんですけれども、今回、県央のセンターで接種するのは、モデルナ製のワクチンということでよろしいですか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 県央センターもモデルナ製を使用いたします。

 

(記者)
 その上でお尋ねをいたしますけれど、河野大臣から、今後のワクチン供給に関して、進んでいるところにどんどん供給を加速していきますよというようなお話があったかと思うんですけれども、そういう意味で、モデルナ製のワクチンについては、供給量には不安はないと思ってよろしいでしょうか。

 

(知事)
 それは、この間、河野新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣に会った時に最初に確認しましたが、そのときの感触だったら供給は大丈夫だと。それを一応踏まえてスタートしましたので。供給は大丈夫だというお答をえいただいてます。

 

(記者)
 全県の一般の人も対象に優先順位をつけてというお話がありましたけれども、逆に県央のセンターでは、高齢者に対する接種というのは、基本的には行わないものと思って大丈夫でしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 先ほどと、ちょっと同じような話になってしまうかもしれないですけれども、一般接種を主にスタートしますが、市町村の接種計画の事情をよくお聞きしながらですね、県央のセンターを少し活用して、やっぱり高齢者の接種を早めたいというご相談があれば、全体の計画の中でしっかりと検討させていただきたいと考えております。

 

(知事)
 基本的には今言ったように、高齢者の接種は市町村に主にやっていただいて、我々がやるのはエッセンシャルワーカーを含む一般の方々ということです。ただ、大久保局長が言ったように、そこはちょっと柔軟に対応するということも必要かなと思うことは、市町村によっては県央にに、少し後押しして欲しいというところがあるかもしれないので、その時は少し柔軟に対応できるんじゃないかなと思います。


5月の新型コロナの感染状況について

(記者)
 5月の亡くなられた方が確か36人と聞いておりまして、今までの過去一月あたりで、一番大勢の方が亡くなられていると聞いていますが、要因などはどういうふうに見てますでしょうか。

 

(健康福祉部長)
 やはり重症化されやすい高齢者の方ですとか、基礎疾患をお持ちの方というのが圧倒的です。

 

(記者)
 病床稼働率も5月は高い数字に推移したかと思うんですけれど、そちらの方についても見解を教えてください。

 

(健康福祉部長)
 先ほどの重症者の年代のと、ちょっと関係してくる話なんですけれども、やはり入院されてる方の中で、重症の割合、あるいは、中等症の割合は、いわゆる酸素吸入をされている方なんかが入ってくるのですが、やはりそういった割合が高くなっています。そういったことで、入院期間がやや長くなっている傾向があるのかなと思っております。

 

(記者)
 変異株との因果関係はどうなんでしょうか。

 

(健康福祉部長)
 かなり変異株が広がっていますので、そういった影響があると考えています。
 ちょっと先ほどの質問に答えさせていただければと思います。
 あんまり細かくすると、個人の特定にも繋がり兼ねないので、スライドで発表させていただきましたとおり、20代ぐらいで分けてます。
 昨日18人重症者がいらっしゃったうち、60代以上の方は11名です。それから、40代、50代の方が5名、20代、30代の方が2名という内訳になっております。
 やはり重症者の割合が、昨日時点で179名のうち18名が重症者ということで、かなり重症者の割合も高くなっている状況があります。
 県民の皆さまが、本当に(新型コロナウイルス感染症に)かからないことが一番ですので、対策をしっかりとっていただきたいと思っております。


ワクチン接種スケジュールについて

(記者)
 これまでの会見等でお話になっていたように、11月末までに全県民の接種完了という目標を立てておられましたが、県央センターで1日1万人ということが可能になってくれば、この11月末完了は前倒しが可能か、お聞きしたいのですが。

 

(知事)
 それは、これからの状況によるので、計算でいくと、例えば市町村の接種能力が、国が言ってるような1万人ぐらいに達している計算でいくと、例えば、もうちょっと早く終わるということもあるかもしれないので、我々としては、とにかく前倒しというか、1日でも早くやりたいと思いますが、ただですね、やっぱ机上の計算と実際は違うので、そこはよく慎重に見極めていかなければいけないと思っています。
 知事として掲げた目標は、11月末までに終わらせるということなので、これはこれでしっかりと掲げて、ただ、1日でも前倒しできるようにあらゆる手段で努力していきたいと思います。

 

(記者)
 県央センターが1日最大1万人と、市町村実施分が何千回分かあって、それを合わせて11月末までの完了を目指したいと。

 

(知事)
 はい。
 今のところ、県として掲げている目標は11月末ということです。これを1日でも前倒しできるように努力していくということに尽きると思います。なかなか物事って、机上の計算どおりにいかないところもあるので。

 

(記者)
 県央センターは9月末までに終わるわけですけれども、先ほどの理屈だと、9月末ですから、10月、11月分はなくても、そのままいけばですね、これがなくても11月末までの完了は、市町村でやるので大丈夫だという判断をされているということですか。

 

(知事)
 全体として言うと、11月末までに終わらせるという目標を掲げましたので、これを達成するために全力を尽くしていくと。これは、今言ったように、Gメッセ群馬で短期集中でやって9月末に閉じて、そのあと何かあれば、いろいろ対応の仕方はあると思いますが、そのこと全体を含めて11月末までに終わらせることは可能だという判断です。


優先接種を行うエッセンシャルワーカーについて

(記者)
 エッセンシャルワーカーの接種を優先的にやられるということなのですが、今県が想定されてるエッセンシャルワーカーは、どういった職種の方を主に想定されてるのでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 エッセンシャルワーカーの範囲は、ご承知のように、かなり広範囲にわたっていると思います。社会生活の維持に不可欠な職種の方等々ですが、いろんな分野があると思います。
 その中でも特に感染のリスクが高いと、現時点でいくつかの事例を挙げさせていただきますと、特に介護職の方ですね。高齢者施設で優先順位で対応にあたっている方もいらっしゃるんですけれども、そこから外れている方もいらっしゃるとお聞きしておりますので、そういった介護職の方ですとか、保育士、教育に携わる方、それからですね、何よりも治安を維持していただいております警察の方、こういう方については、感染リスクが高い職種の方でないかと考えております。


県央ワクチン接種センターの予約方法について

(記者)
 予約の関係で、LINE予約を今検討されているということだと思うんですけれど、高崎、前橋はLINEを使わずに独自にWeb予約システムを構築されていて、特に高崎、前橋は接種人口も多い中で、その辺の調整とか、システムの構築は、今のところかなり混乱が予想されたり、重複が予想されるかなと思うんですけれど、その辺は今どのように調整なさってるんでしょうか。

 

(新型コロナワクチン接種推進局長)
 まさに今お話いただきました前橋市、高崎市につきましては、この後LINEのシステムをどう扱っていこうかという部分も含めまして、調整を始めているところでございます。
 具体的な決定は、まだ出てないですけれども、県央センター、あれだけの接種会場を活用していただくために、どういう形で進めていったらいいかというところを、今調整を始めているところでございます。


まん延防止等重点措置について

(記者)
 来週末で、まん延防止等重点措置が終了になるっていうことで、今の時点で延長を要請したり、その辺は考えられてはいるのでしょうか。

 

(知事)
 これからちょっと数字を見極めていきたいと思っています。
 さっき申し上げたとおり、まん延防止等重点措置を適用して2週間目ぐらいですかね、数字を見るとやはりかなり効果が出てると思うんですね。同時に、先ほど申し上げたとおり、なかなか油断できない不安定な状況は、こういう空気はなかなかまだ、拭い去れないというところもあるので、ここは慎重に検討していきたいと思います。
 新規感染者数は減っていると、それから陽性率も減ってきたんですけれど、やはり何といっても、先ほど武藤健康福祉部長が言ったように、まだ病床稼働率が高い。現時点で39%ぐらいですよね。これは相当の負担なんですね。ですから、病床稼働率がどうなるかっていうことはよく見ていきたいと思いますし、今日もいろいろ記者の方から質問が出てますけれど、重症者が多い。今まで群馬県は、他の県に比べても重症者が少なかったんでね。これはやっぱり増えているというところもよく見極めていかなければいけないと思うので、いつどういう判断するかは言えませんが、ちょっと明日からの数字もよく見極めて、慎重に判断すべきだと思っています。
 

~知事メッセージ~

 よろしいでしょうか。
 それでは最後に知事から県民の皆さまに改めてお願いを申し上げたいというふうに思っています。
 今日の会見で出席した記者の皆さんから、いろいろとご質問がありました。まん延防止等重点措置を適用してから、約2週間が経過をいたしました。おかげさまで、県民の皆さん、事業者の皆さんに大変なご負担をおかけしていますが、感染状況は数字から見ると、相当改善してきたと言っていいと思います。
 昨日の時点で、群馬県の直近1週間の10万人当たりの感染者数は全国で29位ということになっています。
 しかしながら、会見の冒頭で説明しましたが、何かのきっかけでまたすぐ増えると、こういうことをずっと繰り返してきました。
 群馬県も少し前までは、北関東で1番コントロールができていると言われていたのに、その後、北関東で突出して多くなって、今の時点では、関東地域で1番低くなっているということで、なかなかですね、やっぱり波を繰り返しながら行かなければいけないということです。
 そういう中で、まん延防止等重点措置、ここまでは皆さんのご協力のおかげで、相当効いているように見えるのですが、なかなか油断ができないと思っています。
 ですから、この解除にあたっては13日までということになっていると思いますが、できればぎりぎりまで状況を見極めさせていただきたいと思っています。
 その時にやはり鍵になるのは、病床稼働率だと思っていまして、こういう推移も全体を見ながら、知事としては慎重に判断させていただきたいと思います。できれば一刻も早く、この経済活動を制限する措置を外したいと思いますが、そこら辺は慎重に判断したいということを、県民の皆さまにも、ぜひ分かっていただきたいと思います。
 まん延防止等重点防止が適用されて、相当下がってきたからといって、ぜひですね、気を緩めないようにお願いを申し上げたいと思います。毎週の会見でご説明してるように、いろんなケースで感染が広がりやすくなってますので、特に変異株が主要な部分を占めてきている状況を考えると、なかなか難しい状況が続いてるということで、県民の皆さまには、緊張感を持って対応していただければと思っています。
 それから、今日の最も大きな発表だと思いますけれども、県央のセンターがですね、高崎のGメッセ群馬に決まりました。
 宇留賀副知事からありましたが、1万平米、面積から言うとですね、全国でもおそらく最大の規模の接種センターになると思います。
 何でこれだけ広いスペースをとったかというと、それは、我々としては、できるだけ多くの方々が接種できるような状況を作ると。最高の動線を作るという意味で言うと、やはりスペースが広ければ、いろいろやりやすい。様々な状況から分析して、そういう形で、かなり広い会場を整備することにいたしました。
 最初は2千人、3千人から始めますが、これからの状況によりますけれど、医療関係の方々、運営をお手伝いいただく方を確保しなければいけませんが、できれば1万人ぐらいまでは、できる想定なので、1万人を目標に接種を加速化させていきたいと思っています。
 この間、市町村との連携はとても大事だと思っています。皆さんそれぞれの市町村に住んでおられると思いますけれども、それぞれの35人の市町村長の皆さんは、本当に苦労され工夫され、接種計画を立ててこられたということで、こうして、また県央センターができたり、国からもどんどんどんどん前倒しの動きが出てくる中で、大変ご苦労されていると思いますが、何か県がこのシステムでやれみたいなことを上意下達で押し付けるつもりはありません。
 それぞれの市町村の接種を加速するためにも、まずは市町村で高齢者の方々に対して丁寧に対応していただいて、県央の方はですね、エッセンシャワーカーの方々を含めた一般の方々に、どんどんどんどん接種を進めていくという形で、市町村の接種を完了する上でも、我々が後押しをできるような形になればいいなと。市町村にも、このセンターを最大限活用していただけるような仕組みになればいいなと思っています。
 皆さんが暮らしていらっしゃる市町村の首長の皆さんとは、丁寧に調整を進めてまいりたいと思っています。
 最後に申し上げますが、先ほども、これまでの経緯を申し上げましたけれども、やっぱり皆さんに安心を届けたいと思います。1回(感染が)収まってもですね、何かのきっかけで感染が増えて、この間、措置を外したのにまたかと、こういうことはやっぱりないようにしたいと思っていまして、そのためには、唯一のゲームチェンジャーであるワクチン接種を加速化させていかなければいけないと。このことに今、県として全力を尽くしてまいりたいと思います。
 医療関係者の皆さん、病院長の皆さんも、あらゆる人たちから協力をいただくことになると思いますが、今日もいろいろ記者の皆さんからご質問がありましたが、市町村との調整もまだまだ課題もあるし、ちっちゃなトラブルは出てくるかもしれませんが、究極の目的は、やはり県民の皆さんに、1日でも早く安全を届けるということですので、当然、首長の皆さんにもご理解いただけるものと思いますし、力を合わせて頑張っていきたいと思います。
 ぜひ県民の皆さまにも、感染対策を徹底していただきながら、1人でも多くの希望される方に、接種を受けていただけるように、この県央のセンターも活用していただけるようにお願いを申し上げまして、今日の記者会見を終わりたいと思います。
 今日もちょっと長くなりましたが、最後まで記者の皆さん、お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

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