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議第11号議案

八ッ場ダム建設事業検証作業の早期完了を求める意見書

 平成21年9月17日に国土交通大臣の突然の中止発言から、約1年経った昨年10月、ようやく八ッ場ダムの再検証がスタートした。「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」幹事会が、昨年10月1日から本年2月7日までに4回開催され、その後3ヶ月以上たって、ようやく先月24日に第5回の幹事会が開催された。  
 第5回の幹事会では、利水対策案の概略検討が示されたが、未だに概略検討であり、治水対策案については概略検討さえ示されていない。ダム建設に代わる利水代替案も荒唐無稽で、非現実的なものである。
 また、関係都県の知事などが出席する「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」は、いまだ開催されていない。
 大畠国土交通大臣は、5月19日の参議院国土交通委員会において、「八ッ場ダムの検証については、一切の予断を持たずに今年の秋までに結論を得る。できるだけ早期に結論を得るように努力していく姿勢に変わりは全くない。」と答弁している。
  しかし、このような状況を鑑みると、検証が遅れていると大変危惧しているところであり、また、地元長野原町や東吾妻町のみなさんも非常に大きな不安を感じている。
 今回の東日本大震災では、千年に一度といわれる大きな地震によって、多くの被害が生じたところであり、「想定外」という言葉では済まされない防災対策の重要性が再認識され、防災のあり方が問われている。
 これらの点を踏まえ、「中止の方向性」には言及せず、一切の予断を持たず、今年秋とはいわず1日も早く検証結果を出すことが喫緊の課題であることに鑑み、下記事項の実現につき強く要望するものである。

  1. 八ッ場ダム建設に関する検証作業については、今年の秋といわず、一日も早く、検証結果を出し、都民、県民を洪水から守り、安定した利水の確保に必要なダム本体を計画どおり完成させること
  2. 地元住民の不安を解消するため、検証項目毎に今後のスケジュール(工程表)を明らかにすること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成23年6月10日

                                      群馬県議会議長  南波 和憲    

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  総務大臣
  財務大臣
  国土交通大臣
       あて


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