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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(平成25年8月1日)

1 調査目的

 委員会活動として、食料・農業・農村振興対策について、県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期日

 平成25年8月1日(木曜日)

3 調査項目

農業生産法人グリンリーフ株式会社、株式会社野菜くらぶ(利根郡昭和村)

 グリンリーフ(株)は、「感動農業」、「人づくり、土づくり」を理念に、農産物の生産-加工-販売の6次産業化に取り組む、本県を代表する農業生産法人のひとつです。同社の生産部門では、赤城高原という立地条件を生かした、こんにゃく芋、白菜、ブロッコリー、レタスなどの有機栽培・特別栽培等に取り組むとともに、加工販売部門では、有機JAS認定及びISO22000(食品安全マネジメントシステム)を取得した漬け物・冷凍野菜加工工場で、添加物不使用の加工品を生産するなど、消費者目線の経営を心がけ、ニーズにあった加工・販売を行っています。
 (株)野菜くらぶは、有機野菜生産を目的に野菜生産農家3名でスタートしたグリンリーフ(株)のグループ会社で、現在約60名の生産者で組織されています。群馬県内のほか青森県や静岡県で、農地の標高や気候などの条件にあわせた適地・適作物を基本とする農業生産を行っており、広域的な生産者が連携した通年の出荷体制づくりに努めています。また、次世代を担う農業の担い手を育成するため、新規就農者が成功できる環境づくりを行う「独立支援プログラム」により、新規就農をサポートする取組も積極的に行っています。
 このように、グリンリーフ(株)や(株)野菜くらぶを核として、役割を特化した関連法人、任意組合などが理念を共有したネットワークを構築することにより、農産物等の安定的な通年供給を可能にしている全国的に見ても先進的な事例であり、今後の農業における法人経営のモデルとなるものです。
 ついては、農業経営の体質強化、6次産業化の推進、安心安全な農産物の生産、担い手育成など、本県農業振興の参考とするため、当該法人における各種取り組みの現状等について調査を行うとともに、当該地域で活躍されている農業者の方々から、農業・農村の現状と課題、目指す農業等について意見聴取を行いました。

4 出席委員

 委員長:舘野英一、副委員長:安孫子哲
 委員:関根圀男、委員:塚原仁、委員:狩野浩志、委員:茂木英子、委員:水野俊雄、委員:桂川孝子、委員:酒井宏明

写真:調査の様子の画像1
野菜貯蔵庫内を調査する様子

写真:調査の様子の画像2
漬物工場において説明を受ける

写真:調査の様子の画像3


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