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質疑及び一般質問(平成27年7月)

平成27年5月27日、28日、6月1日に開催された質疑及び一般質問では、次の議員が質問を行いました。

質疑及び一般質問は、1年間3回の定例会で、基本的に、全議員が1度ずつ行う予定です。今回質疑及び一般質問をしていない議員については、次回以降行う予定です。

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

5月27日(水曜日)

タンデム自転車の公道走行について 自由民主党 星名 建市

質問:タンデム自転車の公道走行について、群馬県サイクリング協会や群馬県視覚障害者福祉協会から、公安委員会規則の改正を求める要望書が提出されていると思いますが、県警の検討状況をお伺いします。

回答:現在の道路環境においても、他の交通に十分な注意を払うことを前提とすれば、問題ないと判断し、タンデム自転車の運転の制限を解除する方向で群馬県公安委員会規則改正作業を行っているところです。なお、タンデム自転車の運転につきましては、一般道を運転する場合は特段の注意が必要なことは事実ですので、警察としても必要な指導等は行っていきたいと考えています。

群馬大学医学部附属病院の重粒子線治療の早期再開について リベラル群馬 角倉 邦良

質問:群馬大学医学部附属病院における重粒子線治療の早期再開に向けて、県としての具体的な対応についてお示しください。

回答:これまでも、厚生労働省の停止要請直後から、患者への影響が大きいことを踏まえて、先進医療会議を所管する担当課に職員を直接派遣して、患者への配慮などを要請するとともに、治療の早期再開に向け、群大病院と厚生労働省の協議がより円滑に進むよう尽力してきました。今後も群大病院と緊密に連携して、厚生労働省に対して、重粒子線治療の早期再開を強く働きかけてまいります。

「水保全」に対する機運醸成と「ウォーターオフセット」への取組について 自由民主党 須藤 和臣

質問:水循環基本法の制定を契機に県民の「水保全」に対する機運醸成に向けた働きかけをすべきと考えますがいかがですか。また、水田は地下水を涵養する機能を有していることから、地下水を使用する企業や個人が、地域のお米などを購入するウォーターオフセットに取り組むべきと考えますがいかがですか。

回答:水循環基本法の基本理念や責務が、広く県民に伝わるようPRし、水の保全に向けた機運醸成に努めてまいります。またウォーターオフセットに関して、本県の地下水は、大きな地下水系(関東地下水盆)の一部であり、地下水系全体として取り組む必要があると考えます。国及び関係する都県と連携した広域的な取組について検討していきます。

ぐんま県民マラソンでのフルマラソン開催について 自由民主党 岸 善一郎

マラソンするぐんまちゃんのイラスト
マラソンするぐんまちゃん

質問:フルマラソンは、最近では、平成25年から高崎市の榛名湖マラソン、その後、前橋・渋川シティマラソン、そして、今回の県民マラソンで県内3例目です。これまで親しまれてきたハーフマラソンをフルマラソンとした理由をお伺いします。

回答:県民のみなさんの「フルマラソンを実施してほしい」という声がきっかけで、実施を決断しました。フルマラソンの大会は、交流人口の増加や観光振興など、地域の活性化の絶好の機会になります。全国から集まる参加者に群馬県の魅力を大きく発信し、「ぐんま県民マラソンはすばらしい大会だった」と思っていただける、そんな最高の舞台を用意したいと考えています。

5月28日(木曜日)

農業に取り組む担い手への支援について 自由民主党 山崎 俊之

質問:意欲と希望を持って農業に取り組む担い手に対して、県はどのような支援を行っていますか、お伺いします。

回答:本県農業の中心的な担い手である認定農業者には、経営相談会や経営改善研修会等を開催して、自らが定めた目標を達成できるよう支援しています。水田農業の担い手である集落営農組織に対しましては、法人化と経営の複合化による経営体質の強化に取り組んでいます。また、経営基盤の強化に向けては、機械・施設の導入を進めるとともに、経営規模の拡大を支援しています。担い手が農業に魅力を感じ意欲と希望を持って取り組めるよう県として、しっかり支援してまいります。

人口減少対策としての不妊治療対策について 公明党 藥丸 潔

質問:人口減少対策として、不妊治療対策を推進することが、重要と考えていますが、男性の不妊治療に対して、県単独の補助制度を創設してはどうでしょうか、お聞かせください。

回答:県では、保険適用外であります体外受精や顕微授精の医療費の一部を助成していますが、精巣内から精子を取り出す手術に対する上乗せ補助は行っていません。高度な不妊治療は、治療費が高額で経済的負担が重いのも事実で、その負担軽減を図ることは重要です。そこで、男性を対象とする不妊治療への上乗せ補助につきましても、中核市と調整を図りながら、今後に向けて検討を進めてまいります。

県道前橋安中富岡線の富岡交差点の改良について 自由民主党 大手 治之

製糸場の工女姿のぐんまちゃんのイラスト
工女姿のぐんまちゃん

質問:県道前橋安中富岡線の富岡交差点について、住民をはじめ観光客の安全の確保のためにも早急の整備を望みますが、進捗状況はどうでしょうか、お聞かせください。

回答:富岡交差点の近くには、富岡製糸場があり、世界文化遺産への登録以降、観光客が増大し、渋滞対策や安全対策など改善の必要性が更に高まっていると認識しています。このため、昨年度に交差点改良の予備設計を実施し、地元説明会を開催しました。今年度は、詳細設計と用地補償調査を進め、地元のご理解が得られれば、用地買収にも着手して、事業の進捗を図ってまいります。

ミラノ国際博覧会への出展について 自由民主党 星野 寛

質問:ミラノ国際博覧会における出展にあたってのコンセプトは何ですか。また、現時点で、どのような出展内容を考えていますか、その概要をお伺いします。

回答:ひとつは、「上州和牛」と「こんにゃく」を柱に、食べ方の提案などを含めて県産農畜産物の品質の高さを知ってもらうことで、販路拡大につなげます。2つ目は、本県が持つ、世界遺産・温泉に代表される多くの観光資源や、豊かな自然、多彩な県産品などを「ぐんまブランド」として総合的に発信します。また、本県の出展は10月29日・30日の2日間を予定しています。現在関係者と検討中ですが、上州和牛やこんにゃくの魅力を活かした試食などを行う予定です。

6月1日(月曜日)

剣聖上泉伊勢守ドラマ化に関する県の支援について 自由民主党 狩野 浩志

質問:上泉伊勢守顕彰会がドラマ化も検討しているようですが、今後、県としてはどのような支援が考えられますか、お聞かせください。

回答:上泉伊勢守のように、郷土にゆかりのある歴史上の人物がドラマ化されれば、地域の活性化や観光振興にも大きくつながり、本県のイメージをアップさせることが期待されます。県としては、ドラマを多くの人々に観ていただけるように、周知・広報などの活動に対して、「群馬の文化」支援事業などで支援することを検討していきたいと考えています。

子どもの貧困に対する考え方について リベラル群馬 小川 晶

質問:厚生労働省の発表では、平成24年の子どもの貧困率は、16.3%で6人に1人が貧困となっていますが、県内の現状と子どもの貧困に対する県の考え方は、どうですか。また、貧困の連鎖を断ち切るための支援が必要と考えますがいかがでしょうか。

回答:平成25年度の19歳以下の生活保護率で見ますと、全国の1.33%に対して0.38%と、全国的にみると低い状況となっています。県としては、子どもの貧困対策を進めていくことが大変重要と認識しています。貧困の連鎖を断ち切るため、今年度、子どもの貧困対策を総合的に推進するための計画を策定し、子どもの貧困対策にしっかりと取り組んでまいります。

企業誘致に対する取組について 自由民主党 井下 泰伸

質問:企業誘致において、市町村とどのように連携して取り組んでいますか。また、伊勢崎宮郷工業団地につきましては、現在、伊勢崎市とどのように連携していますか、お尋ねします。

回答:日頃から情報共有や意見交換を緊密に行うとともに、実際の誘致活動におきましても、あらゆる局面で県と市町村担当者が一体となって取り組んでいます。伊勢崎宮郷工業団地につきましては、新規産業団地でありますことから、定期的に伊勢崎市と県の関係課による担当者会議を開催し、引き合い情報の調整等を綿密に行っています。

質疑及び一般質問は、一般の方も傍聴できます。

ぐんまちゃんのイラスト
ぐんまちゃん


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