ページの先頭です。
現在の位置 議会トップページ > 委員長報告 > 平成27年 > 文教警察常任委員会(平成27年12月15日)

本文

文教警察常任委員会(平成27年12月15日)

文教警察常任委員会 委員長 岸 善一郎

委員長 岸 善一郎の様子写真
委員長 岸 善一郎

 文教警察常任委員会に付託された案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。

 はじめに、第174号議案「学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例」について、9年制の「義務教育学校」が制度化されたことで、県内に設置の動きがあるかが質されたほか、小中一貫教育のメリットなどが質疑されました。

 また、県立美術館等、県有施設の設置管理条例に「義務教育学校」を加える意味並びに、加えないことで生じる不利益などが質されました。

 次に、第175号議案「群馬県風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例」について、ゲームセンターへの立ち入り制限に関し、対象となる時間、年齢について質されました。

 また、特定遊興飲食店等の営業形態や新たに許可が必要となる店舗数について質されるとともに、風俗環境保全協議会の権限等について質疑されました。

 以上の質疑を踏まえ、付託議案について採決した結果、本委員会に付託されました議案のうち、第174号議案は全会一致をもって第175号議案は多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。

 この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

 まず、教育委員会関係でありますが、今年度策定予定の「群馬県の教育、文化、学術及びスポーツの振興に関する大綱」に関して、

  • 他部局とのすり合わせについて
  • 主権者教育や東国文化の活用等に関する取り上げ方について
  • 国体誘致に関連したスポーツ振興の取り上げ方について

 いじめ問題に関して、

  • いじめに対する考え方と今後の取組について
  • いじめの認知の方法や認知件数について
  • LINEによるいじめやネット依存の助長に対する考え方について

 主権者教育に関して、

  • 教員の政治的中立性について
  • 模擬投票の実施状況と効果について
  • 義務教育段階からの主権者教育の実施について
  • 高校生のインターンシップの実施状況について
  • 特別支援学校高等部整備に向けた取組の進捗状況について
  • 県有施設の利用状況や利用料金及び利用促進策について
  • 「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」の作成状況について
  • 業務委託における最低制限価格の設定状況について
  • 県立文書館の収蔵文書や一般公開の状況及び利用促進等について
  • 聾学校における手話を使った教育の取組状況や施設・設備の改修計画等について
  • 学校内における動物愛護の普及活動について
  • さくらプラン、わかばプランの現状について

 続いて、警察本部関係でありますが、

  • 連続発生のおそれのある事件発生時の初動対応と、地域住民への情報提供について
  • 青色回転灯装備車、いわゆる青パトの活動状況等について
  • 高速道路上の落下物に起因する交通事故の発生状況と防止策について
  • 県内のサイバー犯罪の現状と対応状況及び 相談体制について
  • 「群馬県警察 児童虐待ゼロ!プロジェクト」開始後の相談・事件の状況や再犯抑止効果等について
  • 高齢者による犯罪の発生状況について
  • 認知症行方不明者の捜索願や発見の状況、並びに認知症高齢者に対する対応の仕方について
  • 警察車両の保有状況と燃料費の有効活用について
  • 運転中の携帯電話使用等違反の検挙件数及び事故防止のための啓発活動等について
  • マイナンバー関連の特殊詐欺の発生状況と防止対策について
  • 信号機の設置状況と設置基準及び老朽化した信号柱更新計画について
  • 年末年始における雑踏警備の状況について
  • ニューイヤー駅伝におけるテロ対策について
  • 規制標識の設置基準について
  • 交通事故発生状況等を考慮した速度取締りの実施状況について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。

 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


現在の位置 議会トップページ > 委員長報告 > 平成27年 > 文教警察常任委員会(平成27年12月15日)