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総務企画常任委員会(平成28年3月22日)

総務企画常任委員会 委員長 須藤 和臣

委員長 須藤 和臣の様子写真
委員長 須藤 和臣

 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。

 はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「平成28年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、企画部関係では、コンベンション施設整備に関し、基本設計に係るプロポーザルにおいて、事業者から示されたイメージ図を含む技術提案書の内容や、情報開示の考え、整備財源の確保などについて質されたほか、県内の各市町村長や県民に対する説明状況などについて質疑されました。

 また、施設整備や道路整備における周辺への配慮についても見解が求められたほか、昨年、県が出展した「国際ミーティング・エキスポ」における実績や効果などが質疑されました。

 次に、来年度、設置予定のコンベンションビューローに関し、外部人材を含む体制や誘致活動で期待される成果、補助金を含む支援制度の考えなどについて質疑されました。

 次に、東京事務所における在京県人会等とのネットワークづくりについて質され、県内高等学校同窓会等との連携強化が要望されました。

 次に、水源地保全対策についての現況が質され、今後、他部局とも連携した取組の推進が要望されました。

 次に、総務部関係では、「チャレンジウィズぐんま」事業予算の増額理由や、ぐんまちゃん家のイベントスペース活用状況、地域防災力パワーアップ支援事業の実施予定概要などについて質疑されました。

 次に、18歳選挙権に向けた啓発方法や模擬投票マニュアルの内容などが質されたほか、障がい者に優しいホームページづくりや県有施設の最適化・長寿命化対策についても質疑されました。

 次に、第13号議案「群馬県職員の退職管理に関する条例」に関し、罰則規定の有無やその罰則内容、チェック体制、再就職の届出の適用対象となる職員数などについて質疑されました。

 次に、第14号議案「群馬県行政不服審査会条例」に関し、過去の不服申立て件数や審査会委員の選任の考え方について質疑されました。

 次に、第54号議案「第2次群馬県 国際戦略の策定について」に関し、これまでの企業のビジネス展開支援の取組や、上海事務所の役割について質されたほか、今後の他の地域における拠点づくりの考えについても見解が求められました。

 次に、第79号議案「群馬県企業局経営基本計画の策定について」に関し、まず、「ふれあいタウンちよだ」等の住宅団地に係る事業の教訓を計画に反映させる考えについて見解が求められました。

 また、東日本大震災後の計画停電を踏まえた発電所での危機管理体制の整備や、電力システム改革に伴う発送電分離への対応、再生可能エネルギー導入に係る取組などについて質され、これらへの積極的な取組が要望されました。

 続いて、県を挙げて取り組む「地方創生」に企業局としてどう貢献していく考えなのかが質されたほか、電気事業における県民への利益還元や、施設所在市町村に対する地域貢献の状況などについても質疑されました。

 さらに、今後の将来展望として、夢のある事業を何か1つでも取り入れてほしいとの観点から、企業局の事業のありようを計画に盛り込む考えについて見解が求められました。

 この他、企業局の関係では、電気の小売全面自由化による影響、桐生武井西工業団地の進捗状況、水道料金の改定の考え方、県営ゴルフ場の管理運営、職員の人事交流の状況などについても質疑されました。

 以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました平成28年度関係議案のうち、第1号、第6号、第71号から第74号、第77号、第79号の各議案は多数をもって、
その他の議案は全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、第79号議案「群馬県企業局経営基本計画の策定について」に関しては、「人口減少社会における新たな地方創生の取り組み、また、電力システム改革における新たな対応など、今後の企業局の事業のありようを、これまでの事業から得た教訓も踏まえて平成28年度において見直し、計画の修正をはかること。」を求める附帯決議案が提案され、全会一致をもって委員会として決議することに決定いたしました。

 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。

 この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

 はじめに、総務部関係については、

  • 災害対策本部図上訓練の実施状況及び実施後の対策について
  • 自主防災組織への働き掛けについて
  • ぐんまのブランド力向上のための取組について
  • マイナス金利政策による県債借入れへの影響について
  • 行財政改革の推進に係る取組や、第三者委員会からの評価等について
  • 豪雨対策における超高密度気象観測システム導入の考えについて
  • 消防士の採用試験について
  • 柏崎刈羽原子力発電所に係る情報収集及び県の対応等について
  • 人事評価制度の見直しについて
  • 「群馬県職員の女性活躍推進プラン」に係る、女性を対象とした研修の内容及び男性職員の育児休業等取得率増加のための取組について

 次に、企画部関係については、

  • 過疎地域等における森林資源を活用した地域内循環型経済について
  • TPP協定におけるISD条項について
  • 企画部長として後進に伝えたいことについて

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。

 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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