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産経土木常任委員会が県外調査を実施しました(平成28年7月20日~22日)

1 調査目的

閉会中の委員会活動として下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 「観光物産の振興について」
  2. 「災害復旧対策について」

2 調査期間

平成28年7月20日(水曜日)~22日(金曜日)

3 調査項目

(1)岩手県庁(岩手県盛岡市)

 岩手県は、東日本大震災により、多くの防潮堤、防潮護岸14地区のうち、11地区が被災しています。そのうち、水没等の8地区について災害復旧事業で復旧する予定です。また、海岸防災林についても復興計画に基づき県内の災害復旧工事が進められています。ついては、東日本大震災から5年が経過した中、本県における災害復旧対策の参考にするため、現在の災害復旧工事の状況、問題点及び災害復旧工事の結果、どのように被災者の生活再建が行われたのか調査を行いました。

岩手県庁にて説明を受ける様子写真
岩手県庁にて説明を受ける

(2)田舎館村役場(青森県南津軽郡田舎館村)

 田舎館村では、田んぼをキャンパスに見立て、色の異なる稲を絵の具代わりに巨大な絵を制作する「田んぼアート」を行っています。平成5年に3色の稲でスタートし、今では7色の稲を使い繊細で緻密なアートを作り上げ、地域の観光振興の一翼を担っています。さらに、道の駅いなかだて「弥生の里」は、津軽観光の玄関口及び、津軽・県南を結ぶ要にあり、2015年道の駅ランキングで1位に輝くなど、観光客、周辺市町村民、ドライバーの憩いの場となっています。ついては、自治体における観光振興への取組及び道の駅を活用した観光振興について調査を行いました。

田舎館村役場にて集合写真
田舎館村役場にて

(3)日本銀行函館支店(北海道函館市)

 日本銀行函館支店は、明治26年4月に「函館出張所」として開設されました。現存する日本銀行の支店の中では、大阪支店に次いで2番目に古い支店です。現在、函館市を含む道南地域は、「北海道新幹線」の開業により「人・モノ」の流れが活発になるとともに、来日外国人の増加に伴うインバウンド効果により、主として観光業において好調さが増している現状にあります。ついては、「北海道新幹線」の開業による、函館市周辺地域の経済、道南地方における観光業をはじめとした産業の現状について調査を行いました。

日本銀行函館支店にて説明を受ける様子写真
日本銀行函館支店にて説明を受ける

(4)笹流ダム(北海道函館市)

 笹流ダムは、大正12年にできた日本初のバットレスダム(当時高騰していたコンクリートの使用抑制を目的に、コンクリートの柱が格子状に連ねることにより、水圧に耐える構造としている。)で、古くから「赤川の水源地」と親しまれ、現在も函館市民の水がめとして活躍するとともに、歴史的価値から「昭和60年近代水道百選」、「平成13年度土木学会選奨土木遺産」、「平成17年ダム百選」、「平成20年度近代化産業遺産群」に認定されています。また、ダムの前庭広場は芝生に覆われた公園として整備され、函館市民の観光スポットになっています。ついては、ダムの概要、利用状況等の調査を行いました。

笹流ダムにて集合写真
笹流ダムにて

4 出席委員

委員長:安孫子哲、副委員長:大和勲
委員:南波和憲、委員:松本耕司、委員:久保田順一郎、委員:福重隆浩、委員:あべともよ、委員:岸善一郎、委員:伊藤清、委員:本郷高明


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