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1 みんなが選挙に行かない

質問 みんなが選挙に行かない?

先生:今日は、県議会について勉強したいと思うのじゃが、どうじゃの。
学生A:県議会ですか、興味ないなあ。選挙権年齢が引き下げられたっていうけど、そもそも、政治とか選挙とかって、学生には関係ないと思うんですよね。
先生:確かにAくんのような若者は多いようじゃ。直近では、令和元年7月に第25回参議院議員通常選挙が行われたが、19歳の投票率は28.05%、つまり4人に1人ほどしか投票していなかったのじゃ。

学生A:それしか行ってないんですか?

先生:公益財団法人明るい選挙推進協会が行った若者の意識調査によると、令和元年の第25回参議院選挙で投票に行かなかった理由を複数選んでもらったところ、1位は「面倒だったから」で、2位は「選挙にあまり関心がなかったから」、3位は「どの政党や候補者に投票すべきかわからなかったから」じゃ。興味がないから、よくわからないからという理由で、投票に行くことが面倒になってしまうのかもしれんな。
学生A:でもつまり、行かない人が多いって事は、行かなくても何とかなるってことじゃないですか。
先生:なるほど、目先のことだけを考えればそうかもしれん。じゃが、政治家の立場で考えれば、選挙に行かない若者のための政策を最優先にしようと思うかな?
学生A:…
先生:まして、少子高齢化がどんどん進むこの国で、15歳から24歳までの君たち世代の人口は、60代の7割しかおらん。今から選挙を通じて声を上げていかなければ、自分たちの世代が住みやすい世の中にならないのではないかな?

学生A:なんだか、勉強しておかなくっちゃいけない気がしてきました。さっそくだけど、選挙って国の選挙の他に何があるんですか?

先生:大きく分けて国の政治に関わる人を選ぶ選挙(国政選挙)と地方政治に関わる人を選ぶ選挙(地方選挙)があるのじゃ。国会議員を選ぶのは、参議院議員選挙と衆議院議員選挙だ。地方では、知事、市町村長といった地方公共団体の長を選ぶ選挙、そして、県議会議員や市町村議会議員などの地方議員を選ぶ選挙がある。

学生A:投票率は低下傾向にあるんですか?

先生:残念だがそうじゃな。県議会議員選挙を例にすると、平成31年4月に実施された直近の県議会議員選挙では、投票率が43.49%と過去最低を更新したんじゃ。昭和26年4月の選挙では、92.48%と、投票率が高い時期もあったんじゃ。最近の選挙では、11回連続で投票率が下がり続けておるんじゃ。

群馬県議会議員選挙投票率の推移グラフ画像
群馬県議会議員選挙投票率の推移

学生A:どうして投票率が下がっているんですか?

先生:平成29年の衆議院議員総選挙で実施された全国意識調査結果がこれじゃ。
18~20歳代の棄権理由(複数回答)
仕事があったから(33.3%)
選挙にあまり関心がなかったから(32.0%)
政党の政策や候補者の人物像など違いがよくわからなかったから(20.0%)
自分のように政治のことがわからない者は投票しない方がいいと思ったから(20.0%)
適当な候補者も政党もなかったから(18.7%)

(公益財団法人明るい選挙推進協会)
先生:政治や選挙への関心が低下していることも、理由なのかもしれん。
18歳、19歳の投票率は全体よりも低く、その差が徐々に広がってきておる。

県内18、19歳の投票率の推移グラフ画像
県内18、19歳の投票率の推移

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