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環境農林常任委員会(平成29年3月9日)

環境農林常任委員会 委員長 金井 康夫

委員長 金井康夫様子写真
委員長 金井康夫

環境農林常任委員会に付託されました案件のうち、平成28年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。

 はじめに、第50号議案「平成28年度群馬県一般会計補正予算(第6号)」に関して、環境森林部の関係では、まず、予算の減額補正について、積算が実情と合致しているのかという観点から、尾瀬学校、分収林等適正管理支援、及び農山漁村地域整備の各事業に係る当初予算の積算方法、及び減額の理由が質されました。
 また、尾瀬学校については、実施率のアップに向けた取組を強化することが必要であるとの意見が述べられ、当局の見解が求められました。
 次に、林業構造改善対策について、補助金の減額理由となった木質バイオマス発電計画の中止理由や群馬県森林・林業基本計画で定めた素材生産量の目標達成に与える影響について、質されました。
 次に、狩猟の適正化に係る繰越明許費補正について、ライフル射撃場整備に係る進捗状況が質されるとともに、今後のライフル射撃場の整備にあたっては、環境森林部と農政部が連携し、スピード感を持った取組が必要であるとの意見が述べられ、当局の見解が求められました。
 次に、環境生活保全創造資金融資対策について、融資の利用状況や利用拡大に向けた対応策が質されました。
 次に、森林保全費に係る繰越明許費補正について、治山工事における境界確定の困難さにより繰り越される工事の完了見通しが質されるとともに、事業の推進について、要望されました。
 農政部の関係では、食品流通対策費及び農村整備費について、減額の理由が質されました。
 また、農村整備費については、予算の減額が大きいことから、事業の執行状況について、当局の見解が求められました。
 第83号議案「平成28年度群馬県一般会計補正予算(第6号・追加提案分)」に関しては、フラワーパーク運営、日本絹の里運営について、国の地方創生拠点整備交付金を活用した施設整備が行われることから、ぐんまフラワーパーク及び日本絹の里の入場者、入館者の動向が質されるとともに、今回の整備をどのように入場者、入館者の増加へとつなげていくのか、当局の見解が求められました。
 次に、牧場施設整備について、同じく、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、浅間家畜育成牧場の施設整備が行われることから、整備内容、整備完了時期及び利用開始時期などについて、質疑が行われました。
 以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。

以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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