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スポーツ振興に関する特別委員会(3月9日)

スポーツ振興に関する特別委員会 委員長 須藤 昭男

委員長 須藤 昭男 様子写真
委員長 須藤 昭男

議第1号議案「第83回国民体育大会の招致に関する決議」について、議案提出者を代表してご説明申し上げます。

 スポーツ振興に関する特別委員会では、「国民体育大会の誘致に関すること」を付議事件とし、昨年5月の委員会設置以来県執行部との質疑のほか、他県での国体開催の状況や県内のスポーツ施設の調査を実施するなど、本県への国体招致について、慎重に審査を行ってまいりました。
 また、昨年6月には、公益財団法人群馬県スポーツ協会から、県議会に対して、「第83回国民体育大会招致要望書」が提出されたところであります。
 3月7日に開催された委員会において、これまでの委員会での審査を踏まえ、「第83回国民体育大会の招致に関する決議」について、委員会から発議することを、全会一致をもって決定いたしましたので、以下、その概要について申し上げます。
 国民体育大会は、我が国最大のスポーツの祭典として、広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上を図るとともに、地方スポーツの振興と地方文化の発展に大きく寄与してまいりました。
 本県では、昭和58年に「風に向かって走ろう」をスローガンに、第38回国民体育大会「あかぎ国体」を開催いたしました。輝かしい成果と深い感動を残したこの大会は、本県のスポーツ振興に多大な影響を与えるとともに、その後の県勢発展の原動力となりました。
 国民体育大会を再び本県に招致することは、県民のスポーツに対する興味関心を高めるとともに、地域活性化、共生社会の推進など、人と地域が輝き、本県を更に大きくはばたかせるため、極めて意義深いものであります。
 また、来県される方々に、本県ならではの観光資源を活かした様々な体験をしていただくとともに、県民すべてが心を込めたおもてなしをすることにより、群馬の更なるイメージアップを図る絶好の機会となり、観光振興や地域経済の活性化に資するものと考えております。
 さらに、県民一人ひとりが、群馬の限りない可能性を再認識するとともに、誇りと自信をもってスポーツや国体運営に参画することで、スポーツを通して地域を支え・つくり、魅力あふれる群馬の実現に繋がることが期待されます。
 よって、本県議会は、第83回国民体育大会を群馬県に招致することを強く求め、これを決議するものであります。
 以上が、今回提案させていただきました議案の概要であります。
 今後、国体開催に向けた準備を進めていくことになりますが、厳しい財政状況の中、スポーツ施設の整備・改修、競技力の向上、県民の機運醸成など、様々な課題があります。
 しかし、県と市町村及び関係団体が十分な連携を図り、知恵を出し合い、課題を解決し、オール群馬で国体の成功に向けた取組を進めていくことは、「ぐんまの未来創生」に向けた大きな力となると考えます。
議員各位におかれましては、提案の趣旨をご理解いただき、ご賛同をいただきますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。


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