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環境農林常任委員会が県外調査を実施しました(平成29年7月25日(火曜日)~27日(木曜日))

1 調査目的

閉会中の委員会活動として下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 「環境対策について」
  2. 「林業振興対策について」
  3. 「食料・農業・農村振興対策について」

2 調査期間

平成29年7月25日(火曜日)~27日(木曜日)

3 調査項目

(1)山鹿市役所(熊本県山鹿市)

 山鹿市では「新養蚕産業構想に関する協定」を株式会社あつまる山鹿シルクと締結し、桑畑のための農地の提案、工場建設用地の譲渡、国・県の補助・交付事業及び地方創生事業等の有効活用の支援を行ってきました。
 ついては、養蚕業振興の観点から産地形成のための山鹿市の取組について調査を行いました。

山鹿市役所にて説明を受ける様子写真
山鹿市役所にて説明を受ける

(2)株式会社あつまるホールディングスNSP山鹿工場(熊本県山鹿市)

 株式会社あつまるホールディングスは、山鹿市内において、桑栽培から人工飼料の生産、養蚕まで一貫して行うプラントを建設し、新養蚕システムの構築に取り組んでおり、温度・湿度管理を徹底したクリーンルームにおいて、通常年間3回程度の繭生産を年間24回まで行い、群馬県の生産量に匹敵する年間50トンの繭出荷を目標としています。
 さらに今後、高付加価値製品開発工場等の建設計画が予定され、衣料品のみならず、食品や医療、化粧品等、多岐にわたる活用を目指しています。
 ついては、養蚕業振興の観点から株式会社あつまるホールディングスNSP山鹿工場を視察し、その取組について調査を行いました。

(3)球磨焼酎リサイクリーン株式会社(熊本県人吉市)

 球磨焼酎リサイクリーン株式会社では、焼酎粕の処分の適正化・多様化を図るため、焼酎粕中の有効成分を回収するリサイクル設備を導入し、有効成分のほぼ全量を肥料・飼料原料や燃料としてリサイクルを行い、有効活用しています。
 ついては、産業廃棄物の適正処理推進の観点から球磨焼酎リサイクリーン株式会社を視察し、その取組について調査を行いました。

球磨焼酎リサイクリーン株式会社にて説明を受ける様子写真
球磨焼酎リサイクリーン株式会社にて説明を受ける

(4)山佐木材株式会社(鹿児島県肝属郡肝付町)

 山佐木材株式会社は、全国で初めてスギ構造用大断面集成材のJAS認定を受けており、大中型木造建築事業を始めるとともに、業界に先駆けて、設計、施工体制構築まで踏み込み、同分野の需要拡大に貢献してきました。昨今も杉CLTのJAS認定、またCLT床耐火2時間構造大臣認定を取得し、住宅、非住宅(大中型木造)に続いて非木造建築分野での木材、国産材需要開拓につなげることを目指しています。
 ついては、CLT推進の観点からCLT工場を視察し、山佐木材株式会社の取組について調査を行いました。

山佐木材株式会社にて集合写真
山佐木材株式会社にて

(5)南那珂森林組合(宮崎県串間市)

 南那珂森林組合は、「鹿児島県・宮崎県木材輸出戦略協議会」(鹿児島県曽於地区森林組合、鹿児島県曽於市森林組合、宮崎県都城森林組合)に加盟し、戦後に植栽された人工林が利用期を迎え木材生産量が増加するなか、国内で需要の少ない大径材や低質材を輸出することで中国を中心に販路拡大を図っています。
 ついては、林業振興の観点から南那珂森林組合の取組について調査を行いました。

南那珂森林組合にて説明を受ける様子写真
南那珂森林組合にて説明を受ける

4 出席委員

委員長:清水真人、副委員長:穂積昌信
委員:久保田順一郎、委員:狩野浩志、委員:中島篤、委員:岸善一郎、委員:臂泰雄、委員:藥丸潔、委員:小川晶、委員:本間惠治


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