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発議条例等の検証に関する特別委員会が県外調査を実施しました(平成29年9月5日(火曜日)~7日(木曜日))

1 調査目的

下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 森林環境の保全に係る県民税の特例に関する条例及びぐんま緑の県民基金条例の検証に関すること
  2. 議員発議及び委員会発議により成立した条例の検証に関すること

2 調査年月日

平成29年9月5日(火曜日)~7日(木曜日)

3 調査内容

(1)広島県議会(広島県広島市)

 広島県では、森林を県民共有の財産として守り育て、次の世代に引き継いでいくため、平成19年4月1日から「ひろしまの森づくり県民税」を導入し、それを財源に「ひろしまの森づくり」の実現を目指しています。また、歯と口腔の健康づくりの推進に関する基本理念及び、歯と口腔の健康づくりの推進に関する施策の基本となる事項等を定めて、広島県民の健康的な生活の実現を目指すため、議員提案条例として、「広島県歯と口腔の健康づくり条例」が平成23年3月に広島県議会で全会一致で可決され、施行されました。
 ついては、本県の「森林環境の保全に係る県民税」及び「歯科口腔保健の推進に関する条例」を検証する上で参考にするため、「ひろしまの森づくり県民税」及び「広島県歯と口腔の健康づくり条例」の設置後の取組について調査しました。

条例について説明を受ける様子写真
条例について説明を受ける

(2)高知県議会(高知県高知市)

 高知県では、荒廃した森林の増加が、住民の生活環境に悪影響を及ぼしたことから、県民の負担で森づくりを進めるため、平成15年に全国に先駆けて「高知県森林環境税」を導入しました。「高知県森林環境税」は、平成25年度から第三期目(平成15年から数えて15年目)を迎えています。これまでに、この税を活用して、森林の荒廃を防止するための取組や、県民の森林への理解と関わりを深める活動の支援などを進めています。また、がんが、高知県でも県民の生命及び健康にとって重大な問題となっていることから、がん対策の基本となる事項等を定め、総合的な対策を推進することを目的とし、議員提案政策条例として「高知県がん対策推進条例」が平成19年3月に高知県議会で可決され、施行されました。
 ついては、本県の「森林環境の保全に係る県民税」及び「がん対策推進条例」を検証する上で参考にするため、高知県の取組について調査しました。

高知県議会にて集合写真
高知県議会にて

(3)明徳義塾高等学校堂ノ浦キャンパス(高知県須崎市)

 明徳義塾高等学校は、昭和51年に開学した全国でも数少ない中高一貫、男女共学の全寮制の高等学校です。明徳義塾高等学校の本校がある堂ノ浦キャンパスでは、平成25年に須崎市からの補助を受け、ペレットボイラーを導入し、主として生徒寮の給湯用として利用しています。ボイラーの燃料には、地元の木工会社から出される県産材の端材を原料としたホワイトペレットを使用しています。このことは、高知県の議員提案政策条例である「高知県産木材の供給及び利用の促進に関する条例」の設置目的にも謳われている「県産木材の経済的価値の向上」と、生徒にペレットを燃料にしたエネルギーの利用を教えることで「森林の次世代への継承」に貢献しています。
 ついては、「群馬県森林環境の保全に係る県民税」の活用方法の参考にするため、明徳義塾高等学校堂ノ浦キャンパスのペレットボイラーの導入状況について調査しました。

ペレットボイラーについて説明を受ける様子写真
ペレットボイラーについて説明を受ける

4 出席委員

委員長:南波和憲、副委員長:岩上憲司
委員:黒沢孝行、委員:須藤昭男、委員:橋爪洋介、委員:中島篤、委員:金井康夫、委員:金子渡、委員:本間惠治、委員:山崎俊之、委員:川野辺達也


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