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環境農林常任委員会(3月20日)

環境農林常任委員会 委員長 清水 真人

委員長 清水 真人 様子写真
委員長 清水 真人

 環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
 はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「平成30年度群馬県一般会計予算」に関して、環境森林部関係では、まず、奥山の鳥獣保護区内での捕獲強化について、事業内容や、対象地域が質され、事業効果をあげるため、隣県との連携について、当局の見解が求められました。
 次に、尾瀬学校について、尾瀬での実施予定と今後の実施率について、当局の見解が求められるとともに、芳ヶ平湿地群における環境学習の1日あたりの受入規模が質されました。
 続いて、ライフル射撃場整備について、環境整備の一環である、鉛弾対策の具体的な事業内容が質疑されたほか、クレー射撃場での競技会の開催状況が質されました。
 また、林業振興における出口対策として、公共施設等県産材活用推進事業などの取組について、当局の見解が求められました。
 次に、平地林対策について、その事業内容が質されるとともに、市町村への指導体制の構築について、当局の見解が求められました。
 続いて、農政部関係では、まず、全国野菜園芸技術研究会群馬大会について、県の支援内容が質されました。
 また、花き振興について、「台中フローラ世界博覧会」出展の取組状況が質されるとともに、本県花きの生産動向が質疑されました。
 次に、野生鳥獣の捕獲強化について、取組内容が質されるとともに、河川の伐木等に関する対象地域が質疑されました。
 また、農地中間管理事業について、重点的に取り組む事項が質されました。
 続いて、試験研究総合調整及び、「企業等農業参入促進・フォローアップ」について、事業内容等が質疑されました。
 次に、農政企画総合調整について、予算の増額理由が質されました。
 また、畜産競争力強化整備事業について、予定されている畜舎整備が質されました。
 次に、中山間地域等直接支払について、事業内容が質されるとともに、本事業により、中山間地域の持続可能な農業が実現できるのか当局の見解が求められました。
 続いて、はばたけ「ぐんまの担い手」支援事業について、応募の状況が質されるとともに、予算規模について当局の見解が求められました。
 次に、ハコスチプロジェクトについて、その取組内容と、県内釣り客の推移が質されました。
 また、産地パワーアップ事業について、予算の減額理由が質されました。
 続いて、蚕糸振興について、予算の増額理由が質されるとともに、県産シルクのブランド力向上について、当局の見解が求められました。
 次に、第50号議案「群馬県鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例」に関して、
若年層の狩猟免許試験の手数料減免による効果について、当局の見解が求められました。
 続いて、第67号議案「主要農作物種子法の実施に関する条例を廃止する条例」に関して、条例廃止により想定される今後の影響について、当局の見解が求められました。
 以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました、請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 まず、環境森林部関係でありますが、

  • 本県のエネルギーミックスについて
  • 林業従事者の確保・育成対策について
  • 木質バイオマス発電に係る環境アセスメント制度について
  • 所有者不明の森林の状況について
  • ごみ減量化に向けた取組について
  • 環境サポートセンターの取組について
  • 動く環境教室(エコムーブ号)及び地域環境学習について
  • 尾瀬学校の内容の充実について
  • 一般廃棄物の処理状況について
  • 浄化槽の法定検査の状況について
  • 「ぐんまちゃんの食べきり協力店」について
  • 産業廃棄物処理施設に対する公共関与の在り方の点検について

 次に、農政部関係では、

  • 利根川におけるサケの遡上の状況について
  • 農振除外の迅速化について
  • 野生鳥獣の市街地出没について
  • 所有者不明の農地の状況について
  • 本県オリジナル品種の保護について
  • 外国人材の活用について
  • 新規就農対策について
  • 稚蚕共同飼育所の経営状況について
  • ぐんま養蚕学校の卒業生の状況について
  • 養蚕ヘルパーについて
  • 統一ロゴマーク「GUNMA QUALITY」の活用状況について
  • ICTを活用した鳥獣被害対策について
  • 学校給食地場産農産物等利用促進について
  • JA邑楽館林におけるきゅうり選果場の整備計画について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げて、委員長報告といたします。


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