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厚生文化常任委員会(3月20日)

厚生文化常任委員会 委員長 金井 康夫

委員長 金井 康夫 様子写真
委員長 金井 康夫

 厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「平成30年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、生活文化スポーツ部関係では、東国文化の魅力発信について、岩宿遺跡等の旧石器時代が含まれるのか、また、岩宿文化賞への支援をどのように考えているのか質されました。
 次に、上毛かるた活用事業について、「上毛かるた」のこれまでの印刷・発行数や販売価格について質されました。また、「上毛かるた」の版権を譲渡いただいた関係者に感謝状等の授与を検討する考えはあるのか質されました。
 続いて、平昌(ピョンチャン)オリンピック冬季競技大会において金メダルを獲得した佐藤綾乃選手に対して県スポーツ賞等の授与を検討しているのか質されました。
 次に、伊香保リンク等の浄化槽更新工事について、部所管の施設における単独処理浄化槽の設置状況等について質されました。
 次に、新年度での上野三碑の取組や「上毛かるた」の読み札に世界遺産や「世界の記憶」の説明が記載されているのか質されるとともに、読み札の解説を見直すよう要望がありました。
 また、戦略的文化芸術創造事業の事業概要や平成31年度以降も、この事業を実施するのか質されました。
 次に、群馬交響楽団の移動音楽教室等に使用するバスの更新について質されました。
 また、東国文化周知について、太田市内の古墳に関して市と連携した整備計画があるのか質されました。
 次に、総合型地域スポーツクラブでの学校部活動の受入れについての見解が質されました。
 次に、「群馬HANI-1グランプリ」と「群馬古墳フェスタ2018(仮)」の事業概要について質されるとともに「東国文化」の現在の認知度をどのように捉えているのか質されました。
 続いて、草津白根山の噴火による稜線トレイルへの影響や、ランニングイベント推進の事業内容が質されるとともに県内のランニングイベントについて、しっかり情報を収集するよう要望されました。
 また、次回ぐんまマラソンの改善点等について質されました。
 次に、文化団体等育成については、アマチュア文化団体の幼稚園等への派遣について、どのような団体が事業を実施するのか質されました。
 次に、女性相談所調理業務委託契約について、業務概要と実績について質されました。
 また、群馬交響楽団の次期音楽監督や拠点が変更になること等について質されました。
 次に、歴史博物館の企画展示「上毛かるた(仮)」について散逸している関係資料を収集するのか質されました。
 次に、第83回国民体育大会に併せて冬季大会も開催することについて、見解が質されました。
 続いて、天皇陛下の御退位までに在位30年を記念して写真展等を開催するのか質されました。
 次に、魅せる群馬の文化応援事業について、事業内容や募集チラシの配付時期が質されるとともに、伊勢崎銘仙を活用したファッションショーや展示会も対象になるのか質疑されました。
 次に、こども未来部、健康福祉部、病院局関係では、結婚新生活支援事業の内容について質されました。
 また、子どもの居場所づくり支援について県内の子ども食堂の現状について質されました。
 次に、子ども・子育て支援新制度について現在の普及状況や今後の動向について質されました。
 次に、里親委託等推進強化事業の短期預かり里親制度の創設や社会的養護自立支援事業の内容について質されました。
 次に、児童虐待対策について児童虐待対応の内容や虐待予防・虐待防止のための子育て支援人材育成事業の内容について質されました。
 また、健康増進対策の健康寿命延伸対策事業に関し県の取組について質されました。
 次に、認定こども園の推移やメリットについて質され、推移やメリットまた放課後児童クラブでは学校の空き教室を貸与できないか質されました。
 次に、高校中退者等訪問支援事業について対応するカウンセラーの数について質されました。
 次に、介護福祉士修学資金の貸与者数や適切に認知症のケアを行える介護職員の育成研修の概要及び実施状況について質されました。
 また、「ぐんま赤い糸プロジェクト」や「ぐんま縁結びネットワーク」の実績や成果について質されました。また、ライフデザイン支援事業費補助金についても事業内容について質されました。
 次に、東部児童相談所の移転・一時保護所の整備スケジュールについて質されました。
 次に、少子化対策に関する「県民意識調査」や「ぐんま子育て・応援コンペ」の事業内容について質されました。
 次に、産科医療を担う産科医等の確保事業や肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の内容について質されました。
 また、ぐんま認定介護福祉士について累計受講者数や認定後の状況、今後の事業運営について質されました。
 次に、看護師等修学資金貸与について県外通信制養成所在学者の追加に伴う予算状況のほか、県ナースセンターについて登録・相談件数及び復職支援等の取組も質されました。
 次に、第17号議案「群馬県住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例」に関して、住宅宿泊事業監視指導の予算状況及び職員体制について質疑されるとともに、住宅宿泊事業法の施行後、周辺地域の生活環境の悪化も懸念されることから、条例制定に当たり、関係団体等に対してどのように説明を行ってきたのか質されました。
 次に、第68号議案「第2次群馬県文化振興指針の策定について」に関して、温泉文化をユネスコの無形文化遺産として、今後どのように展開していくのか質されました。
 また、指針における平成31年度の目標・指標のうち、群馬交響楽団の定期演奏会平均入場者数について質されました。
 次に、第69号議案「第8次群馬県保健医療計画の策定について」に関して、遠隔医療の推進に係る取組や歯科技工士の確保対策についても質疑されました。
 次に、第71号議案「群馬県国民健康保険運営方針の策定について」に関して、保険者努力支援制度の内容や今後の課題について質されました。
 次に、第90号議案「第四次群馬県県立病院改革プランの策定について」に関して、県立病院での産科医療の状況について質されました。
 以上の質疑を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案はいずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、第17号議案「群馬県住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例」に関しては、附帯決議として、

  1. 住宅宿泊事業の実施を制限する区域及び期間の指定について条例で規定する以外に、温泉県ぐんまの特性に鑑み必要な措置を講ずること。
  2. この条例の施行後1年を経過した時点において県議会に、条例の施行の状況について報告すること。
  3. この条例の施行後1年を経過した時点において市町村及び関係団体と協議を行い必要な措置を講ずること。

が提案され、全会一致をもって委員会として決議することに決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 はじめに、生活文化スポーツ部関係については、

  • 多文化共生について
  • メディア芸術の充実と展開について
  • 競技審判員の確保について
  • 医療通訳ボランティア派遣制度について

 次に、こども未来部、健康福祉部、病院局関係については、

  • 群馬県がん対策推進計画(第3期)について
  • 子宮頸がんワクチンについて
  • がん予防について
  • インフルエンザの流行状況について
  • 障害を理由とする差別解消条例(仮称)について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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