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厚生文化常任委員会(令和元年3月12日)

厚生文化常任委員会 委員長 井下 泰伸

委員長 井下 泰伸 様子写真
委員長 井下 泰伸

 厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
 はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「平成31年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、生活文化スポーツ部関係では、多文化共生施策が、新組織へと移管されるため、新組織の所管事務や人員体制が質されるとともに、多文化共生総合相談窓口に係る交付金の申請状況等が質疑されました。
 また、外国人の受入れ実績が豊富な市町との協議の場の必要性が質されるとともに、外国人児童生徒等教育・心理サポート事業が教育委員会へ移管されることについて、当局の見解が質されました。
 次に、スポーツ局新設に伴う、学校スポーツや障害者スポーツの取扱いや、総合型地域スポーツクラブに係る、市町村との連携について質疑されました。
 また、生涯スポーツの推進に関し、高齢者スポーツについての県の取組状況等が質されました。
 続いて、ぐんま県境稜線トレイルについて、野反湖を、安全登山を推進するための拠点とすることについて、質疑されました。
 次に、群馬県民会館の改修について、実施設計額や、工事予定額が質されるとともにバリアフリー化や駐車場対策への対応が質疑されました。
 続いて、文化団体育成について、みやま文庫への補助金額が質され、みやま文庫自体のPRを積極的に行うよう要望されました。
 次に、戦略的文化芸術創造について、事業の具体的な内容や、今後どのようなイベントを予定しているか質されました。
 続いて、こども未来部・健康福祉部・病院局関係では、児童虐待の相談件数が増加している中、対応する児童相談所の職員数や、教育委員会、警察、弁護士との連携が質されました。
 また、国からの虐待事案に関する緊急安全確認への対応状況が質されるとともに、東部児童相談所の体制や、中央児童相談所との役割分担について質疑されました。
 続いて、第13号議案「平成31年度群馬県国民健康保険特別会計予算」について、平成31年度国保事業費納付金の算定結果や、国保税の滞納状況及び、資格証明書の交付状況が質され、国保税の値上げを抑制するため、県が法定外繰入れを行うことや、国保税算定における子どもの均等割負担を市町村と協力して軽減することについて、当局の見解が求められました。
 次に、第21号議案「消費税法及び地方税法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例」について、消費税増税による使用料等の改定に当たり、適正転嫁が図られているかが質されました。
 続いて、第26号議案「群馬県医師確保修学研修資金貸与条例等の一部を改正する条例」に関し、医学生修学資金貸与制度の対象者を、本県出身の県外医学生に限定した理由が質されました。
 以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託された議案のうち、第1号、第13号及び、第21号の各議案は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 まず、生活文化スポーツ部関係については、

  • 会計年度任用職員制度について
  • DV対策の推進について
  • 女性保護施設における支援について

 次に、こども未来部・健康福祉部・病院局関係については、

  • がんセンターの歯科口腔外科の診療体制について
  • 児童虐待について
  • 妊娠SOSについて
  • 群馬県障害を理由とする差別の解消に関する条例について
  • 県内における盲ろう者の実態把握と支援について
  • 児童相談所の対応について
  • 吾妻地域の分娩体制に関する県の対応について
  • 障害者スポーツ推進のためのスポーツ局との連携について
  • 温泉資源保護のための取組について
  • 地熱発電による付近の温泉への影響について
  • スマートフォンの長時間使用について
  • 会計年度任用職員制度について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。


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