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議第6号議案(令和2年6月15日)

東洋大学板倉キャンパスの存続に向けた交渉を求める決議

 東洋大学板倉キャンパスは、平成9年に開設され、県が10億円、企業局が23億6千万円、板倉町が10億円の補助等を行うなど、地元として多大な支援を行い、開設後も、産学官の連携による共同研究に取り組むなど、20年以上に渡り良好な関係を築いてきた。
 しかしながら、平成30年11月に、大学から板倉キャンパスの移転を前提とした検討を始める旨の申し出があり、令和2年3月には、4年後の令和6年4月に板倉キャンパスを埼玉県朝霞市等へ移転する方針が伝えられ、その後、大学から事実上の撤退表明となる文書が公表された。
 今回の表明は、人口減少や少子化など、経営環境がより一層厳しくなっていく中で大学が経営判断を行ったものと認識しているが、巨額な財政支援や産学官連携による共同研究の実施など、大学に対して多大な協力をしてきた本県及び関係市町村等への配慮を欠き、また、本県のイメージを著しく損なうものである。さらに、東京一極集中の是正や地方創生、また、新型コロナウイルス感染症収束後の「密」から「疎」への新しい生活様式に逆行するものであり、受け入れがたいものであると理解している。
 令和元年7月に就任以来、知事が東洋大学を本県に引き留めようと最大限努力されてきたことには敬意を表したいが、この状況を打開するためには県議会と執行部を含めた群馬県全体で早期に対処する必要があったことを考えると、今後、大学とのやり取りについて、必要な情報は議会に提供するようお願いしたい。
 本県議会としては、東洋大学板倉キャンパスの存続を強く願い、県が撤退表明の白紙撤回を含めた最大限の交渉を、引き続き東洋大学と行うことを強く要望する。
 以上決議する。

令和2年6月15日
群馬県議会