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質疑及び一般質問(2面)(令和3年1月)

令和2年11月30日、12月1日、3日に開催された本会議(質疑及び一般質問)では、次の議員が質問を行いました。

質疑及び一般質問の映像はこちら令和2年第3回後期定例会(群馬県議会インターネット中継)<外部リンク>

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

11月30日(月曜日)

令和3年度当初予算の編成スケジュールについて 自由民主党 星名 建市

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星名 建市議員

質問:令和3年度当初予算の編成スケジュールについて伺います。

回答:2月中旬までに予算案を決定・公表することを目指して、編成作業を進めていきます。コロナの影響により税収減が見込まれる中で、さまざまなコロナ対策を講じていかなければならず、例年になく難しい予算編成になります。県税収入や国の予算、地方財政措置などをギリギリまで見極めつつ、限られた財源を真に必要な予算に重点的に配分できるよう、しっかりと議論を行いながら、予算編成を進めていきます。

同性パートナーシップ制度について リベラル群馬 加賀谷 富士子

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加賀谷 富士子議員

質問:同性パートナーシップ制度の導入を決定した経緯と知事の思いについて伺います。

回答:現在策定中の新・総合計画では、「年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、全ての県民が、誰一人取り残されることなく、自ら思い描く人生を生き、幸福を実感できる自立分散型社会」を目指す姿として掲げています。実現に向けた取組の一環として、「ぐんまパートナーシップ宣誓制度」を新たに導入することとしました。県民の理解や関心が一層進むことと、性的マイノリティーの皆さまにとって、「自ら思い描く人生を生きる」、その一助になればと考えています。

次期県土整備プランについて 自由民主党 大和 勲

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大和 勲議員

氾濫した河川の堤防かさ上げの写真
氾濫した河川の堤防かさ上げ

質問:次期県土整備プラン策定の狙いと、最重点政策について伺います。

回答:頻発化・激甚化する気象災害の新たな脅威にしっかりと対応するため、県土整備プランを見直すこととし、「災害レジリエンスNo.1の実現」を最重点政策に位置付けました。特に水害対策は、利根川などの河川改修や「逃げ遅れゼロ」に向けた取組の強化などを、厳しい財政状況の中、限られた予算で最大限の効果が得られるよう工夫しながら、今後5年間で、緊急的かつ重点的に推進したいと考えています。

コロナ禍における経済対策について 令明 あべ ともよ

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あべ ともよ議員

質問:これまでよりも大きな新型コロナ流行の波がやってくることも懸念されます。県内経済の見通しと、県独自の対策を行うにも財源が不足している中、国との連携がますます重要であると考えますが、県の考えについて伺います。

回答:感染症収束のめどが立たない中で経済情勢を見通すことは困難ですが、事業者の置かれた状況は厳しく、事業の継続や雇用への影響が懸念されます。感染拡大防止と社会経済活動の両立を図ることが、国・県共通のスタンスです。今後とも国としっかり連携し、この難局を乗り切っていきます。

12月1日(火曜日)

サービスステーション事業の継続の必要性について 自由民主党 穂積 昌信

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穂積 昌信議員

質問:在宅の障がい者やその家族等のため、一時預かりなどを行うサービスステーション事業は継続すべきと考えますが、いかがでしょうか。

回答:法律の整備などにより、事業の創設時とは障害児者を取り巻く環境が変わってきたことや、市町村との役割分担を踏まえ、事業を実施する市町村への補助のあり方について見直しが必要と考えています。必要な方に必要なサービスが提供できるよう、引き続き市町村と十分に協議を行いながら、丁寧に検討してまいります。

行政手続きの見直しについて 公明党 水野 俊雄

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水野 俊雄議員

質問:多様性を尊重する立場から、行政への各種申請書における性別欄についても見直しが必要と考えますが、県の考えを伺います。

回答:性的マイノリティーの方々の心情に配慮し、社会全体の理解を深めるためにも、性別欄の見直しを進める必要があると考えています。まずは各種申請書の実態を把握し、業務上、性別情報が必要な合理的な理由がある場合を除いて、性別欄の廃止も含めて見直しを検討したいと考えています。

県立病院の役割と改革に当たっての考え方について 自由民主党 井田 泉

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井田 泉議員

小児医療センターのMRIの写真
小児医療センターのMRI

質問:本県医療において重要な機能を担っている県立病院の役割と経営状況についての知事の認識と、改革に当たっての考え方について伺います。

回答:県立4病院は、採算性等から他の医療機関による提供が困難な医療を担っています。経営面では病院事業全体の黒字化は達成できていませんが、県立病院としての使命を果たすことと、収益を出せる構造にすることのバランスを取りながら改革を進め、県民の誇りとなる病院を目指していきたいと考えています。

公的機関におけるコロナ対策について 自由民主党 秋山 健太郎

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秋山 健太郎議員

質問:複数の警察署内で同時多発的に感染者が発生した場合の対策について伺います。

回答:多数の自宅待機者や罹患(りかん)者が出た場合に備え、業務継続計画やバックアップ計画を策定しています。今後も職員の感染防止対策を徹底するとともに、複数の警察署内で同時多発的に感染者が発生した場合などにおいても、県警察の総力を結集し、組織一丸となって、業務継続体制を確保し、県内の治安維持に支障がないよう万全を期してまいります。

12月3日(木曜日)

多野郡、藤岡市を流れる清流神流川について 自由民主党 神田 和生

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神田 和生議員

神流川の写真
神流川

質問:令和元年台風第19号の影響により、神流川の水が長期にわたり濁っていますが、解消に向けた取組について伺います。

回答:藤岡市・神流町・上野村の各市町村と漁業協同組合、国土交通省と林野庁の各出先機関と県で構成される勉強会を令和2年8月に設置しました。台風第19号で砂防堰堤(えんてい)や河川内に堆積した大量の土砂が降雨で増水した際に流れ出しているのではないかとの意見もあり、濁りの状況を継続して調査し、今後の対応を検討してまいります。

渋滞対策について リベラル群馬 八木田 恭之

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八木田 恭之議員

質問:主要渋滞箇所に対するこれまでの取組状況と次期県土整備プランにおける渋滞対策の位置付けについて伺います。

回答:主要渋滞箇所のうち、県が管理する道路273カ所については、令和元年度末までに78カ所の対策が完了しています。残る箇所の解消についても、新たな県土整備プランの施策「自動車交通網の整備」に位置付け、交差点改良やバイパス整備などにより、令和11年度末までに134カ所の対策を完了させることを目標とし、渋滞対策に取り組んでまいります。

男性の育休について 自由民主党 亀山 貴史

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亀山 貴史議員

質問:男性が育児休業を取得しやすい環境づくりに向けた企業による取組が急務であると思いますが、当該取組に対する県の支援について伺います。

回答:企業における育児休業取得に向けた理解を深め、取得を進める取組として、経営者等の理解や意識改革を目指した「イクボス養成塾」や両立支援等を推進する企業を認証する「いきいきGカンパニー認証制度」を実施しています。また、働きやすい職場環境づくりの助言を行う「働き方改革アドバイザー」の認定など、働き方改革の推進についても取り組んでいます。

各種手続きのオンライン化について 自由民主党 久保田 順一郎

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久保田 順一郎議員

質問:「行政のオンライン化」には、通信環境と個人確認が必要ですが、そのインフラとなる5Gとマイナンバーカードの今後の展望について伺います。

回答:マイナンバーカードについては、国の取組が進展し、個人認証手段として活用されることで普及し、各種手続きのオンライン化のみならず、活用場面が広がっていくと考えています。5Gについては、「新たな社会インフラ」と期待されており、自動運転や遠隔医療など、新たな価値の創出と社会課題の解決に有効な基盤となると考えています。


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