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厚生文化常任委員会（5月19日）
厚生文化常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
厚生文化常任委員会に付託されました第111号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
本議案は、新型コロナウイルス感染症対策に係る県営ワクチン接種センターの設置及び集団接種会場おける医療従事者確保のための支援を実施しようとするものであります。
審査では、はじめに、目標とするワクチン接種の人数や割合の考え方について質疑されました。
次に、県営ワクチン接種センターの開設時間や接種体制等の運営方法について質疑されました。
次に、ワクチン接種の具体的な予約方法について質疑されるとともに、予約システムを利用できない方への配慮について要望されました。
次に、県営ワクチン接種センター設置の経緯や設置に係る経費の内容について質疑されました。
最後に、県営ワクチン接種センターの従事者の確保に関して、人材派遣や医師会等との連携について質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました第111号議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、第111号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関しては、附帯決議として、
- 県営ワクチン接種センターにおけるワクチン接種の予約方法について、高齢者にはLINEを使用した予約は困難との意見が多く、接種を希望する対象者がもれなく接種できるよう、柔軟な予約システムの導入を検討すること。
- ワクチン接種センターについて、市町村や医師会等の関係団体と更なる連携を図り、接種体制や人材確保に取り組むこと。
- 危機管理上、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高い職種に従事する方へのワクチン接種について優先接種を検討すること。
- 上記の取組をはじめ、ワクチン接種率を高めるよう、あらゆる施策を講じること。
が提案され、全会一致をもって委員会として決議することに決定いたしました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。