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質疑及び一般質問(3面)(令和3年11月)

 令和3年9月27日、28日、30日に開催された質疑及び一般質問では、次の議員が質問を行いました。

 質疑及び一般質問の映像は、令和3年第3回前期定例会(群馬県議会インターネット中継)<外部リンク>をご覧ください。

 質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

9月27日(月曜日)

沼田高校と沼田女子高校の統合について 自由民主党 金井 康夫

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金井 康夫議員

沼田高校(左)と沼田女子高校(右)の校章の画像
沼田高校(左)と沼田女子高校(右)の校章

質問:両校の統合に向けた方針を表明した知事の思いを伺います。

回答:沼田・利根地区の高校の再編整備については、両校を統合した、高いレベルの進学を目指す、魅力ある新高校を整備する必要があると考えています。統合に当たっては、100年を超える歴史を有し、長く地域を支えてきた両校が対等の立場で手を携えていくことが何より大切です。新高校が沼田・利根地区の未来を拓く魅力ある学校となるよう、引き続き、知事として最大限の支援に努めてまいります。

社会経済活動再開に向けた需要喚起策について リベラル群馬 後藤 克己

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後藤 克己議員

質問:愛郷ぐんまプロジェクト第3弾やぐんまGoToEatワクチンプレミアムを実施するに当たり、ワクチンを接種できない県民への配慮をどのようにしていくのか伺います。PCR検査陰性証明書取得への補助なども必要ではないでしょうか。

回答:アレルギーや持病等によりワクチンを接種できない方がいることは承知しています。事業の実施に当たっては、そうした方々への配慮が欠かせないと考えており、PCR検査等の方法でも代替できるようしっかりと検討し、制度設計を進めてまいります。

通学路における危険箇所の合同点検について 自由民主党 神田 和生

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神田 和生議員

質問:千葉県八街市(やちまたし)で痛ましい事故が発生しました。県内でも通学路の合同点検を実施していますが、この事故を踏まえ、今後の対応について伺います。

回答:学校、PTA、自治会、道路管理者、警察等により、交通安全、防犯等に関する合同点検を毎年1回実施しています。車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所、事故に至らなくてもヒヤリハット事例があった箇所、保護者等から市町村への改善要請があった箇所の3点に留意して危険箇所を確認し、通学路の安全確保に努めてまいります。

福祉避難所(※注)の指定促進について 令明 金沢 充隆について

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金沢 充隆議員

質問:国による「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」の改定に伴い、県としても指定促進に向けた取組が必要と考えますがいかがでしょうか。

回答:福祉避難所の指定等を促進するために改定されたガイドラインの趣旨について、市町村や福祉関係者等に周知を図るほか、県有施設の福祉避難所等としての利用を進めています。さらには、市町村による避難行動要支援者の個別避難計画作成を着実に支援し、福祉避難所への直接避難を進めることで、福祉避難所の指定を促進してまいります。
※注 福祉避難所:介護が必要な高齢者、障害者、乳幼児など、災害時に特に配慮を要する者を受け入れるため、あらかじめ市町村が指定する避難所

9月28日(火曜日)

群馬クレインサンダーズについて 自由民主党 穂積 昌信

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穂積 昌信議員

群馬クレインサンダーズの写真
群馬クレインサンダーズ

質問:群馬クレインサンダーズがB1リーグに昇格し、太田市に拠点が移転することになりました。県全体で応援していく必要があると考えますが、知事の考えを伺います。

回答:県内で初の最上位リーグで戦うプロスポーツチームの誕生であり、活躍を大いに期待しています。県ではプロスポーツ振興による地域の活性化を掲げており、感染症の状況も踏まえつつ、県全体で大いに盛り上げていきたいと考えています。太田市では拠点となる施設の整備が進められおり、県としても応援してまいります。

市町村への自宅療養者に関する情報提供について 公明党 藥丸 潔

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藥丸 潔議員

質問:保健所設置市以外の市町村が自宅療養者に対する生活支援を検討する場合、県から情報を得られないことが課題と聞いています。希望する市町村への情報提供を進めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

回答:新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に対しては、県が一括して生活支援物資を提供しています。市町村に対して一律に役割を求めることがないよう配慮しながら、各市町村による独自の支援が可能となるよう、希望する市町村との間で仕組みづくりを進めてまいります。

新型コロナウイルス感染症による修学旅行への影響について 自由民主党 伊藤 清

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伊藤 清議員

質問:学校生活において一番の思い出となる修学旅行が昨年度から中止や延期となっていますが、今年度はどのような対応を行っているのでしょうか。

回答:各学校が対応に苦慮していますが、行き先を県内や近県に変更したり、旅行期間を短縮したりする等、可能な限り実施できるよう取り組んでいます。また、県立学校においては、中止や延期により支払いが生じる企画料等について、保護者負担を軽減するための予算措置を今議会でお願いしています。

気候変動・気候危機に対する知事の認識について 日本共産党 酒井 宏明

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酒井 宏明議員

質問:気候変動・気候危機は世界的な最重要課題ですが、政府の温室効果ガス削減目標は低く、対策が不十分です。気候変動・気候危機に対する知事の認識について伺います。

回答:激甚化・頻発化する気象災害は、今や「気候危機」とも言える状況にあります。県は、2050年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」の実現に向け、2030年度に温室効果ガス排出量を50パーセント削減する目標を掲げています。国の46パーセントの削減目標について様々な意見はありますが、大きな決断と評価しています。重要なことは目標をいかに達成するかであり、国や市町村とも連携し、持続可能な社会の構築に取り組んでまいります。

9月30日(木曜日)

医療機関のDX推進等について 自由民主党 萩原 渉

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萩原 渉議員

質問:医療機関のDX推進による個人医療情報(PHR)とマイナンバーカードの利活用をどのように考えているのでしょうか。

回答:コロナ禍において、ICTを活用した医療分野のDX化は、県民の命を守るため特に重要な取組であると再認識しました。オンライン診療の環境整備や、ワクチン接種予約システムの構築などに取り組んでいますが、今後、国が進める個人医療情報活用の仕組みと連動し、医療関係者ともしっかり協力して、DX化による新たな医療連携体制の構築を積極的に進めてまいります。

ヤングケアラーについて リベラル群馬 本郷 高明

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本郷 高明議員

質問:国のヤングケアラーの実態調査の結果を踏まえ、県の認識と本県の実態把握をどのように進めるのか伺います。

回答:本県でも支援の必要な児童生徒が一定数いることが推測されます。県では、この問題に対する教職員の理解を深めるとともに、各学校で児童生徒のわずかな変化も見逃さないよう実態の適切な把握や、児童生徒がSOSを出しやすい環境づくりに取り組んでいます。引き続き、ヤングケアラーの早期発見と福祉と連携した支援に努めるとともに、児童生徒の実態を適切に把握することができるよう取り組んでまいります。

行政サービスのデジタル化について 自由民主党 亀山 貴史

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亀山 貴史議員

質問:県民の利便性向上のため、県が特に力を入れている取組について伺います。また、市町村が重点的に取り組むべき事項や市町村に対する県の支援についても伺います。

回答:県民に利便性を実感いただけるよう、特に行政手続の電子化に力を注いでいます。市町村には、住民記録や福祉など17の業務システムの標準化・共通化や、住民の利便性向上に資する行政手続のオンライン化が求められています。県としては、取組が着実に進むよう、情報交換や研修、人事交流を通じた職員育成などを通じて支援してまいります。

群馬県民会館のあり方見直しについて 自由民主党 中沢 丈一

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中沢 丈一議員

群馬県民会館の写真
群馬県民会館

質問:群馬県民会館について、県・市連携プロジェクトチームよる検討状況と今後の方向性について伺います。

回答:前橋市と検討を重ねた結果、令和4年度から市まちづくり公社を指定管理者とし、市民ニーズの高い大ホールとその附帯施設に利用を限定することにより施設運営費を削減しつつ、当面の間、施設を存続させること、大規模修繕は行わないことなど、基本的な方向性について合意点を見出すことができました。3年間の指定管理期間中に管理運営方法についての評価を行いたいと考えています。


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