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新年のごあいさつ（1面）（令和4年1月）
新年のごあいさつ
群馬県議会議長 井田 泉
明けましておめでとうございます。
令和4年の新春を迎えるに当たり、県民の皆さまに、県議会を代表して、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。
昨年も新型コロナウイルス感染症の流行が続き、本県においても、長期間にわたって「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が適用されるなど、大変な1年となりました。この間、コロナと直接対峙（たいじ）し、最前線で御尽力いただいた医療従事者の皆様をはじめ、感染拡大防止に御協力いただいた県民・事業者の皆さまに、心から感謝を申し上げます。
多くの皆さまが苦境に立たされる中、各方面で感染拡大防止のための懸命の努力がなされたことで、ようやく一定程度、感染状況が落ち着くところとなっており、今後は、万一の第6波の到来に備えた医療提供体制の充実・強化とともに、コロナ禍により傷んだ社会経済活動を立て直すことが求められてくるものと存じます。
県議会といたしましても、各党会派の協力のもと、引き続き、感染拡大に歯止めをかけるための対策や、ワクチン接種の促進、医療提供体制の整備を進めるとともに、力強い経済の再生とさらなる飛躍に向け、関係機関との連携を図りながら、全力で取り組んでまいる所存です。
さて、県議会では、現在、ICT化への取組を積極的に進めているところです。全議員にタブレット端末を貸与し、令和3年第3回前期定例会から委員会においてペーパーレスによる会議運営を開始したほか、第3回後期定例会からは、これを本会議にも拡大しました。また、オンラインによる会議の開催や調査の実施にも取り組んでおり、今後もデジタル技術を活用した議会活動の充実を図ってまいります。
新たな年を迎え、二元代表制の一翼を担う県議会の役割はますます重要になってくるものと存じます。県民の皆様の信頼と期待に応えられるよう、さらなる議会改革に取り組むともに、安心・安全で活力ある群馬県の実現に向け、全力を尽くしてまいります。
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